鹿児島県議会 2016-10-03 2016-10-03 平成28年産業経済委員会 本文
また、風評被害対策につきましては、消費者等に正確な情報を伝えることが重要でございますので、国や県のホームページでミカンコミバエ種群の根絶を情報発信しておりますほか、去る六月には、鹿児島市中央卸売市場での奄美産スモモの初競り会に知事が出席し、市場関係者に対して、特定移動制限区域が解除されたことなどをPRしたところでございます。
また、風評被害対策につきましては、消費者等に正確な情報を伝えることが重要でございますので、国や県のホームページでミカンコミバエ種群の根絶を情報発信しておりますほか、去る六月には、鹿児島市中央卸売市場での奄美産スモモの初競り会に知事が出席し、市場関係者に対して、特定移動制限区域が解除されたことなどをPRしたところでございます。
昨年、奄美大島において、ミカンコミバエ種群の発生が確認されて以来、平成二十七年十二月十三日から、植物防疫法に基づく緊急防除、果実の移動制限が開始され、その後も、本虫の根絶を目的とした防除を懸命に行ってきたわけでありますが、昨年十二月二十一日に誘殺が確認されて以来、ミカンコミバエ種群の発生が確認されていないことなどから、農水省は、四月二十七日に特定移動制限区域を解除し、条件つきで果物などの島外出荷を可能
また、特定移動制限区域内の廃棄命令を受けたポンカン、タンカン等については、十二月十四日から廃棄、買い上げなどに取り組んでいるところです。 今後とも、県としましては、国、地元市町村、関係団体等と一体となって、それぞれの島において早期根絶に向けた防除対策や集落ぐるみでの寄主植物の除去などに全力で取り組んでまいります。 二十七ページをごらんください。 十二の家畜防疫対策についてでございます。
奄美大島では、今回の緊急防除により、特定移動制限区域内で生産された規制対象果実等は、国の廃棄命令に従って、二月十九日までにポンカン二百六十七トン、タンカン千五百六トン、合計千七百七十三トンが廃棄され、買い上げ総額は約五億二千万円となっております。
移動規制につきましては、国が寄主植物ごとに設定する移動制限基準日以降に、ミカンコミバエの誘殺が確認された地点から半径五キロメートル以内は、特定移動制限区域となり、そこで生産された移動制限対象果実等は、島外への移動が禁止されることとなります。
奄美大島では、今回の緊急防除により、特定移動制限区域内で生産された規制対象果実は、国の廃棄命令に従って廃棄され、県において全量買い上げることとしております。規制対象果実の中でも、ポンカン、タンカンが収穫時期を迎え、島外出荷が多いことから、県は、国との協議の上、まずはこの二品目について買い上げ単価を定めたところであります。
今回の緊急防除では、根絶を目的とした蔓延防止、駆除対策が実施されるとともに、特定移動制限区域内で生産されたポンカン、タンカンなどについては、国の廃棄命令に従って廃棄されることとなります。生産者は、特定移動制限区域内のポンカン、タンカン等の島外への出荷ができなくなることで経済的影響が生じることとなります。