富山県議会 2024-02-01 令和6年2月定例会 一般質問
ある人は、テレビに映し出された津波の文字を見て車に飛び乗ったものの、道は通れず、車を乗り捨てて歩いていた途端、濁流に足を取られ、とっさに近くのカーブミラーにつかまり10分間。「膝まで水が来た。あれ以上津波が高かったらと思うと……」、「近所の人は逃げ始めたが、少しのんびりしてしまった。内心まさかと思って……」と話をしていました。
ある人は、テレビに映し出された津波の文字を見て車に飛び乗ったものの、道は通れず、車を乗り捨てて歩いていた途端、濁流に足を取られ、とっさに近くのカーブミラーにつかまり10分間。「膝まで水が来た。あれ以上津波が高かったらと思うと……」、「近所の人は逃げ始めたが、少しのんびりしてしまった。内心まさかと思って……」と話をしていました。
昨年の8月4日から5日の豪雨で、高時川流域では、幸い人的被害はありませんでしたが、河岸破壊や霞堤への濁流流入で農業被害がもたらされました。最大の問題は、河川の濁流がいつまでも引かず、河川のアユの生息環境が大きく破壊されてしまったことです。それは琵琶湖河口部まで影響していると、地元の漁師の皆さんはおっしゃっています。
そのような中でも、毎年至るところで防災工事が行われ、もう生活を脅かすようなことはないだろうと思えるように整備された中でのことでしたので、第一報の坂本支所前を流れる濁流の映像は、まさかという思いでしかなく、ヘリコプターで知人が助けられている模様も、災害を伝える映像も、まるでどこかほかの地域のニュースではないかと、人ごとのように見ていました。
人吉市の九日町の商店街は、球磨川と並行しており、7月4日7時前、押し寄せてきた濁流は、球磨川の流れとは反対方向の山田川のほうから流れ込んできたそうです。その後、8時頃流れが変わり、球磨川の流れと同方向の流れになり、9時50分頃、床上2~3メーターのピークとなっています。
吉井川に隣接した各宿や施設へ、増水した濁流が流れ込み、風呂場が土砂で埋まる、たき増し用のボイラーや電気設備が損壊するといった被害があり、奥津温泉の観光名所の一つでもある足踏み洗濯場は、シンボルであったかさごと流されてしまいました。 文教委員会の県内調査の昼食前に、所属委員の皆様に急遽の予定変更をお願いし、温泉の被災現場を視察いただき、その悲惨さを御理解いただけたものと思います。
過去において最大の災害は、昭和三十四年の台風七号と十五号、通称伊勢湾台風の豪雨であり、祖母石地区や一ツ谷地区が巨石や倒木を含む濁流に飲み込まれるとともに、市内の大部分が甚大な被害を受けました。地域の方々は、いまだこのときの記憶を忘れてはおらず、最近の雨の降り方はそれ以上だという御年配の方もおります。
中でも、平成二十九年の九州北部豪雨では、橋は崩落、濁流により家が流され、想像を絶する被災現場を、私自身も自らヘリコプターを操縦し、朝倉市や東峰村に向かい、老若男女様々な方々を救助させていただきました。一分一秒でも早く救出するため発災直後は様々な情報網を駆使して情報収集をし、自治体、警察や消防の方々と情報共有をした上で被災地を飛び回っておりました。
調整池があふれる問題に加え、流れ出る水を流すべき県管理河川が能力不足のまま、濁流が住宅地や子どもたちの通学路を襲う、そんな危険な事態が想定されます。住民、子どもたちが安心して暮らし、通学できるよう、開発計画の見直しと河川改修が必要です。 そこで、県土マネジメント部長に伺います。
本県を流れる吉野川は、平時は、流域の人々の暮らしを支える恵みを与え、ウオータースポーツや、河川敷ではパークゴルフ場など、多くの方が楽しむ県民の憩いの場となっているものの、その豊かで清らかな流れは、一たび台風や梅雨前線の影響による大雨が発生すると、その姿は全てをのみ込み、濁流と化し、特に堤防が整備されていない無堤地区では、過去から繰り返し甚大な浸水被害に見舞われてきました。
先ほど自然の猛威のお話をしましたが、私は、実は小学校2年の夏休みでございましたけれども、1回白川に流されたことがございまして、上級生と一緒に白川で遊んでおりましたら、その白川の水が一気に、濁流が上流のほうから来まして、実際胸の高さぐらいだったんですけれども、一気にひっくり返りまして、そしてそのまま白川に流されたというような経験がございます。
今年の台風第14号では、災害の常襲地域であった小野屋商店街や同尻地域でも、濁流が堤防をオーバーする寸前でしたが、大きな被害を免れました。これは5月以降、早速危険地域の河道掘削などの応急工事を始めていただいた効果であり、深く感謝を申し上げます。 ただ、湯布院町宮川周辺流域では、今回も広い地域で床上浸水の被害が発生し、たび重なる被害に地域の人の悲痛な声を聞いています。 そこで、3点質問します。
しかし、今この物部川が、雨が降れば濁流、降らなければ渇水という状況になっており、水が濁ることでアユが育たず、また渇水により近隣の農家や多くの方々が苦労されています。要因としましては、戦後の復興に多くの木材が必要とされ、杉やヒノキといった人工林がつくられましたが、その後海外から安い木材が入ってくるようになったことで需要が薄まり、林業が少しずつ衰退し、山が荒廃したことが挙げられます。
今回の高時川の豪雨出水では、住民の方から、異例の豪雨だったかもしれないが、いつまでも濁流が引かない、なぜなのか原因を調べてほしい、2週間以上たっても全く澄んでこないんだなどの意見が寄せられています。
濁流と化した只見川の氾濫は、道路や河川、橋やJR只見線など生活インフラに甚大な被害をもたらしました。災害から11年が経過し、JR只見線は10月に全線運転再開が予定される中、只見川の河川改修事業は、浸水被害の軽減や沿川住民の安全・安心を確保するため重要なものであり、1日も早い完成が望まれております。 そこで、只見川の改修の状況と今後の見通しをお尋ねいたします。 次に、教育行政についてであります。
◆伊藤祐 委員 降雨によって、スラグの表面を流れた雨水が利根川に入り、洪水になれば、利根川の濁流がスラグを削り取る可能性がある。このような状態でもスラグを放置するのか。 ◎藤城 廃棄物・リサイクル課長 調査結果では、地下水への影響はないため、直ちに措置命令等が必要な状況ではないと考えている。
球磨村神瀬地区は、川内川上流から大量の土砂と流木が濁流とともに押し寄せました。保育園のプールを浮かべて住民が避難したニュースも流れた地域です。280世帯のうち31%の世帯が全壊や半壊となりました。約50世帯が仮設住宅におられます。 現在、村内と錦町の仮設におられるため、住民はばらばらの状態ですが、ふるさと再生の集いと名前をつけた意見交換会や炊き出しなど、地域のコミュニティー活動を続けておられます。
平成25年の台風18号では、全国で初めてとなる大雨特別警報が京都で発表され、嵐山の渡月橋での濁流の様子がテレビで話題となりました。しかし、私の地元でありますが、それ以上に上流の亀岡においては、桂川本川があふれ370棟の家屋が浸水するなど大きな被害が当時出ております。亀岡では、平成30年7月豪雨のときにも家屋の浸水被害が発生しており、水害からの安全度向上は地元住民の積年の願いであります。
当時、水かさが増した千曲川の濁流は、堤防を乗り越え、あちこちで越水して、長野市穂保では決壊する箇所もありました。私の地元の東御市海野地籍は、護岸が大きく削り取られ、市道も海野宿橋も損壊し、市営駐車場も流出し、海野宿が流されるのではないかと恐怖を抱いたあの夜のことは忘れられません。 これまでも本会議場で台風災害関連の質問に立ちましたが、今回は洪水対策について伺います。
しかし、上流から一気に集まった雨水は中流部で濁流となり、堤防がないところでは住宅地や農地を飲み込むとともに、支流では本流のバックウオーター現象による浸水被害が発生したり、本流の水の逆流を防ぐため樋門を閉じたところでは支流で内水氾濫が起きたりしました。これらが複合的に重なり、中流部に甚大な被害をもたらしました。
そういう直前に避難勧告が出されると、その当時の防災訓練というのは、みんなで集まって指定された避難所に向かって移動するということを繰り返してやっておられるので、無条件に避難所に向かって飛び出して、もしかしたら土石流あるいは濁流に巻き込まれたのではないかという気がして仕方がないのです。だから、本当の意味で避難勧告あるいは避難行動というものをもうちょっと考えないといけないというふうに思いました。