鹿児島県議会 1998-06-15 1998-06-15 平成10年第2回定例会(第4日目) 本文
二つ目には漁業可能量制度、いわゆるTAC制度の問題であります。魚種によって漁獲量を制限し、資源管理を進める一つの方策でありますが、世界的食料危機の中で、資源管理を進める重要な手だてであることは言うまでもありません。ただ、整合性の問題でもう少し一工夫でもできないものかをお尋ねをいたします。
二つ目には漁業可能量制度、いわゆるTAC制度の問題であります。魚種によって漁獲量を制限し、資源管理を進める一つの方策でありますが、世界的食料危機の中で、資源管理を進める重要な手だてであることは言うまでもありません。ただ、整合性の問題でもう少し一工夫でもできないものかをお尋ねをいたします。
政府は、国際海洋法の今国会での批准承認を目指して、二百海里の排他的経済水域を全面的に設定するという方針を二月の二十日に閣議で了承したわけでありますが、これを受けて、二百海里水域内の漁業可能量を客観的な基準をもとに決めて、漁業資源の保護、管理を図るという新たな漁業管理制度をつくるというふうにしております。