奈良県議会 2012-12-01 12月07日-03号
法隆寺国際高校の西河岸一帯の高安西地区など、大雨が降ると、自治会防災担当が富雄川の水位警報に耳を澄ませ、監視をしています。JR法隆寺駅東の阿波地区など、安堵町でも岡崎川最下流地域など同様であります。ゆえに、県一級河川富雄川の一日も早い河川改修を待っておりますが、東洋シール株式会社の井堰のところで改修がとまり、上流に進んでおりません。
法隆寺国際高校の西河岸一帯の高安西地区など、大雨が降ると、自治会防災担当が富雄川の水位警報に耳を澄ませ、監視をしています。JR法隆寺駅東の阿波地区など、安堵町でも岡崎川最下流地域など同様であります。ゆえに、県一級河川富雄川の一日も早い河川改修を待っておりますが、東洋シール株式会社の井堰のところで改修がとまり、上流に進んでおりません。
次に、本県での日本史履修の状況は特に奈良県は古代に藤原京、平城京が置かれ、我が国の政治や文化の礎が築かれた地で、世界遺産、古都奈良の文化財など数多くの歴史文化遺産を有することから、本県の高校生が日本史を学ぶ意義は大きく、文部科学大臣指定の教育課程特例校で、日本史を必修とする西の京高校の地域創生コース、それと、法隆寺国際高校の歴史文化科をはじめとしまして、県立高等学校の約八割の生徒が日本史を学習しているところでございます
勉学にいそしむ高校生は、早朝近鉄竜田川駅に向かう、あるいは竜田川駅から法隆寺国際高校に向かうのに、竜田公園の中を自転車で走ります。近くに二つのスーパーマーケットもあり、買物客も走ります。二月四日、朝の七時から八時まで、公園の中で自転車走行の調査をしましたところ、竜田川駅に向かう北行きは十五人、そして、法隆寺国際高校などに向かう南行きの学生は八人でありました。
また、歴史文化に恵まれた奈良の立地を生かした観光や歴史文化の学習そのもののニーズにこたえるため、西の京高校の地域創生コースと、法隆寺国際高校の歴史文化科では、世界史にかえて日本史を必修とするまほろば創生・なら教育特区の認定を内閣総理大臣から受け、平成十六年度から特区をスタートしたところでございます。
学校の変化としては、例えば、榛生昇陽高校の介護福祉士国家資格合格率が、平成十五年度では全国平均を下回る四二・四%だったものが、平成二十年度には全国平均五二・〇%に対し、九七・一%までになったことや、法隆寺国際高校で、英語のコミュニケーション能力を育成する教育活動が高く評価され、文部科学省から平成二十年三月に英語教育優良学校として表彰されていることなどが挙げられると考えます。
さらに、若い世代から地域に関心を持つことが大切との観点から、例えば斑鳩・法隆寺国際高校では、平成十六年度からの教育特区も生かし、奈良学や斑鳩学など学校独自の科目を設け、地域の方々も交えた学習を実施しております。
各校で特色ある学校づくりを推進するため、新年度は、磯城野高校実習棟の改築や奈良情報商業高校特別教室棟の建築など必要な施設整備を進めるとともに、王寺工業高校や法隆寺国際高校、高円高校などにITを活用した最新のコンピュータ設備や実験実習教材備品を整備してまいります。
加えて、例えば、法隆寺国際高校には、歴史文化科や国際英語科、国際教養科といった国際関係の専門学科が設置されるのをはじめ、多くの学科の新設や改編も行われると聞いています。このように、生徒がそれぞれの学びの目的に応じて高校選びができるよう、特色ある県立高校づくりを着実に推進していくことは大切なことと考えますが、その一方で、この計画の過渡期に当たる生徒諸君や保護者への配慮も忘れてはなりません。