佐賀県議会 2021-12-09 令和3年農林水産商工常任委員会 本文 開催日:2021年12月09日
林地災害と林道災害に分けて御説明させていただきますけれども、まず、林地災害につきましては、治山ダムや山腹緑化等を行います治山事業により復旧することとしておりまして、国庫補助事業の採択に向けまして復旧計画書を作成し、国のヒアリング、査定を受け事業採択となるところでございます。
林地災害と林道災害に分けて御説明させていただきますけれども、まず、林地災害につきましては、治山ダムや山腹緑化等を行います治山事業により復旧することとしておりまして、国庫補助事業の採択に向けまして復旧計画書を作成し、国のヒアリング、査定を受け事業採択となるところでございます。
近年は、異常気象に伴う山地災害が全国各地で頻発していることを踏まえ、国の「防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策」に基づき、流木捕捉式治山ダムを導入するなど流木対策の取組も開始している。 令和元年東日本台風では、山腹崩壊が二百二十一箇所発生したが、治山ダム等の施設を整備した地区では、渓床の浸食や渓岸の崩壊が抑制され、被害の軽減が確認されており、従来整備した施設が機能したものと認識している。
あわせて、現在中濃から飛騨地方を中心に大きな被害があった昨年の七月豪雨の検証を踏まえ、緊急輸送道路整備、河川改修、砂防堰堤の堆積土砂の除去、治山ダムのかさ上げ、要配慮者利用施設の避難確保計画の作成支援などを進めております。
次に、黒瀬町の広島国際大学前の治山ダムを見させていただきました。立派な治山ダムができたので、本当に安心できるのではないかと思いましたが、治山ダムからの排水設備ができていないということでした。これは市の担当とのことで、今のところ、県道の側溝に排水しているということです。これではまた土砂が道路を挟んだところにある大学に流入するのではないかと心配になります。
まず、ハード対策として、山崩れや土石流、落石等の山地災害の危険性の内容に応じて、国の予防治山事業や、単県の小規模治山事業、緊急小規模治山対策事業により山の渓流部における治山ダム、家裏におけるコンクリート擁壁、落石防止工などの治山施設を設置している。これにより山地災害危険地区5,020か所における治山事業の着手率は77.5パーセントとなっている。
132 ◯畑委員 農林水産部の話が出たので関連で話をするが、治山ダムなどで治水をするときに、農林水産部が仕事をすると、地元負担を2割出すよう言っているが、そうすると話が進まない。負担割合が、国が5割、県が3割、市が少し出すのか分からないが、地元2割と説明があり、地元が負担を出せば工事をするという話があった。
70 ◯23番(小寺惣吉君) 最後に、治山ダムについて伺います。 今年7月、静岡県熱海市で大規模土石流が発生しました。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。 この土石流の原因ですが、静岡県の発表によると土石流の起点周辺にあった違法な盛土だそうでございます。
具体的な取組として、田んぼやため池、校庭などを活用した貯水、間伐で保水能力を高める森林整備、土砂流出を抑制する治山ダムの設置や危険な地域からの集団移転などが考えられます。本県でも、鯖江市において田んぼダム整備事業が進められているほか、新たに今年度から農林水産省のスマート田んぼダムの実証事業が採択され、7月から実施されているところであります。
…… 82 〃 ………………………池田農林水産部長…………………………………………… 82 3 農産物の販路拡大……………………………………………………………………………… 83 答 弁………………………杉 本 知 事……………………………………………… 84 〃 ………………………池田農林水産部長…………………………………………… 84 4 治山ダム
森林を適切に守っていくためには、間伐などの管理をはじめ、谷筋に治山ダムなどを整備することなどにより防災機能を高めることが必要だと思います。そこで、県では、現在、森林整備にどのように取り組んでいるのか。また、今後どのように取り組んでいくのか伺います。以上の二点について、農林水産部長に伺います。 次に第三問目として、農業用ため池の適正な保全管理について伺います。
なお、今回の豪雨で広島市や北広島町において、砂防ダムや治山ダム計十か所がほぼ満杯になっており、再度災害防止のため、堆積した土砂撤去等の対策をできるだけ早く実施、完了していただきたいと思います。 また、河川内の堆積土の除去についても、近年、力を入れて実施しており、堤防からの越水防止に効果を上げていると思います。
生活環境保全林とは、市街地の周辺に位置する保安林のうち、山地災害の防止や森林を造成するため、荒廃した森林や活力の低下した森林を改良し、治山ダムや遊歩道を整備し、花卉の植栽等も行い、休憩小屋や展望台などを整備して、保健休養や自然観察の場として、多くの県民の方々の利用を目的とした森林です。 私も、先日、岐阜市三田洞にあるながら川ふれあいの森を訪れてきました。
今年度、岐阜県において、山地防災力の強化を図るため、市町村や事業体と連携した事前防災モデル事業に取り組み、間伐などの森林整備と不安定土砂の移動を防ぐ治山ダムの設置などを組み合わせた総合的な対策を進めていらっしゃいますが、地元中津川においても、昨年七月の豪雨で荒廃した森林区域をモデル地区に指定いただいたところであります。
調査結果を基に山林を管理する林野庁では、間伐などによる山林整備や治山ダムによる山腹崩壊の防止に計画的に取り組むとしています。また、国土交通省は流域の住宅地への被害軽減に向け、流木をせき止める透過型の砂防ダムやダムを越えてきた土砂などが市街地まで流れていかないよう受け止める遊砂地の設置を進める考えです。
治山ダムについては、いっぱいになったところを、緊急的にどうやっていくか。こういうところをきちんとやっていくことに尽きるのではないかと思います。優先順位をつけるのだったら、そこが一番緊急な課題であると思っております。盆の災害が終わった。そして次は、台風のシーズンにもう入ってくる。そこをどう未然に防いで、人命、そして農業を守っていくのかをもう一回考え直していただきたいと、お願いして終わります。
この関係性を生かし、農林水産それぞれの営みが継続できるよう、山地崩壊箇所の早期復旧や既存の治山ダムに堆積した土砂や倒木の除去、農地や水路などの農林水産基盤の復旧に取り組んでいます。また、新たな取組として、豊かな森林資源を活用し、観光や健康、教育などとも連携した森林サービス産業の展開を、地域との強固な連携の下で進めています。
また、保安林の指定目的である水源の涵養、土砂の流出、崩壊防備などを目的を達成するため、荒廃山地や荒廃渓流などで森林の造成や整備、治山ダムの整備を行うなど、治山事業の推進による保安林の機能回復についても引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
また、公共土木事業については、国、県、市町村の関係機関による情報交換を通じまして、木材利用への理解、醸成に努め、これまで海岸林の防風柵や山腹工事での丸太柵等に利用されているほか、新たな用途といたしまして木製床固工、いわゆる木製の治山ダムの開発にも取り組んでおります。 引き続き、公共建築物や公共事業での木材利用を促進いたしまして、県産材需要を喚起してまいります。
それに基づいて、長野県としても個別施設計画を進めてまいりまして、現在、県内の取組としましては、林野庁の長寿命化計画を踏まえまして、集落に近接した重要度の高い治山ダムなど、重要度の高い治山ダム、2,297か所を対象に点検調査を実施いたしまして、その調査結果に基づきまして、老朽化が進行して補修等の必要性が高い治山施設から、順次、計画的に補修・補強工事を実施しているところでございます。
災害復旧事業における県内2,550か所の道路、河川、急傾斜地に加え、災害関連事業として緊急的に対策を施した砂防ダムや治山ダムなど、再度災害防止のため、多くの公共土木施設の整備が進んでおり、関係者の方々の御尽力には頭が下がる思いでございます。 ただ、こうしたインフラは完成すれば終わりではありません。