福岡県議会 2023-03-08 令和5年度 予算特別委員会 本文 開催日: 2023-03-08
298 ◯佐々木防災企画課長 平成二十三年の福島の原子力事故は、最大震度七、約十メートルの津波などにより、発電所の電源機能が停止し、原子炉の冷却機能を喪失した結果、メルトダウンにより水素爆発が起こり、大量の放射性物質が放出され、避難者数が十二万人を超える我が国で最も深刻な原子力事故でありました。
298 ◯佐々木防災企画課長 平成二十三年の福島の原子力事故は、最大震度七、約十メートルの津波などにより、発電所の電源機能が停止し、原子炉の冷却機能を喪失した結果、メルトダウンにより水素爆発が起こり、大量の放射性物質が放出され、避難者数が十二万人を超える我が国で最も深刻な原子力事故でありました。
なお、昨年の二月議会と九月議会で質問した、福島原発三号機の水素爆発に関する実証実験を原子力規制委員会が指示したとなっているが、いまだ何の情報も得られていないのか、専門の職員を派遣するなど一体どうなっているのかはっきり確認していただきたいと思うが、いかがでしょうか。 安全性でも避難計画でも問題点を未解決のまま、規制委員会が承認したから安全だということには絶対なりません。
最悪シナリオによると、もし一号機の原子炉か格納容器が水素爆発して、作業員が全員退避すると、原子炉への注水ができなくなり、格納容器が破損。二号機、三号機、さらに四号機の燃料プールの注水も連鎖してできなくなり、各号機の格納容器が破損。さらに燃料プールの核燃料もメルトダウンし、大量の放射性物質が放出される。
二つ目は、水素爆発が最上階の五階で起きていたと思われていたが、実は四階で最初に発生したのではないかという、この二つの疑問です。原子力規制委員会では、これらの疑問を解明するために実証実験を指示したとのことですが、新しい情報は何か届いているのでしょうか、お尋ねします。もし新知見が出れば、女川原発二号機の更なる追加工事が出てくる可能性があるということですね、伺います。
もう一つは、三号機原子炉建屋の最上階の五階で水素爆発が起きていたと思われていたが実は四階で最初に火災が起き、火が建屋から吹き出し連続して水素による多段階爆発が起きた可能性があると指摘します。NHKによれば昨年八月二十九日に、規制委員会は可燃性ガスによる爆発を防ぐための対策を規制基準に追加検討していると報道しています。
ちなみに、基準の強化では、地震と津波による全電源の喪失について、それから炉心冷却機能の喪失、炉心損傷・水素発生、原子炉建屋への水素の漏えいと水素爆発、環境への放射性物質、これらについて基準が強化されております。
プールに水がたまらない状況を何らかの形でつくられたら、もうそこで幾ら水を入れても水がたまりませんから、そこの使用済核燃料はどんどんどんどん熱を発していって、この間の水素爆発みたいなことが起こっていく可能性があるわけです。そういった問題を含めて、どうやってこのリスクを軽減していくのか、そういったことが非常に課題だと思っております。
一方、水素爆発があるように、長所を生かしつつ短所にどう対処していくのか検討される事柄は多様でありますことからお尋ねいたします。 水素の貯蔵に当たっては、爆発や引火の危険性や、体積密度が低く、貯蔵効率が悪いなどの特性があり、貯蔵方法も多種で一長一短となっています。
最終的に事故が進展した場合に備えまして、事故の影響を抑える設備として、水素爆発に対処いたします水素処理装置あるいはフィルタ付ベント装置などを新たに追加して設置をしております。 52ページをお願いいたします。こちらでは、緊急時に備えて、津波の影響を受けない高台の海抜50メートルに耐震構造の緊急時の対策所を設置していることの御説明です。
そして、間一髪のところで水素爆発が4号機で起こり、天井が吹っ飛び、そこからキリンと言われる消防ホースで冷却がなされ助かりました。詳細はまだありますけれども、いろいろ、圧力容器の水が堰をこぼれて流れたとか、いろんな偶然、たまたまの偶然があったのです。不思議なことに、この瞬間が語り継がれていません。
核燃料がメルトダウンし、水素爆発により原子炉建屋が崩壊するという未曾有の原子力災害であり、廃炉作業においても厳しい状況が続いております。原発事故後に再稼働している原発は九基ですが、廃炉を決定している原発は二十四基に及んでいます。 昨年末に行った原発に対するNHKの全国世論調査によりますと、「減らすべき」と「全て廃止すべき」を合わせると、六七%の国民が脱原発を望んでいることが明らかになりました。
313 ◯野田企画・地域振興部長 十年前の今日でございますけど、三月十二日、福島原発一号機がメルトダウンを起こしまして、建屋が水素爆発を起こしました。それまでの我が国のエネルギー政策は、原子力を軸に脱炭素社会を目指すというものでございましたけれども、福島原発の事故によりまして、このエネルギー政策を百八十度転換せざるを得ない状況になりました。
そして大量の水素が発生、翌12日、1号機原子炉建屋が水素爆発、14日には3号機、15日には4号機で建屋の水素爆発が起きました。 実はこの15日、私は衆議院議員会館におりました。
原子力発電所の炉の構造のことだとか、どうしてあの水素爆発が起こったのかとか、また最近も実際にアメリカ軍と日本とのやり取りなども報道されるようになってきていますが、かなり深刻な状況があったのではないかとか、いろいろと分からないことが少しずつ10年たって見え始めているような気がいたしますが、いずれにいたしましても、適切な対応がなされていたのかなということはいろいろとあると思うのですね。
しかし、福島第一原子力発電所はアメリカのゼネラル・エレクトリック社の設計によるもので、地震直後には確かに原子炉を止めて燃料を冷やすことには成功しましたが、その後の津波によって敷地内及び発電所建屋内に大規模な浸水が発生し、多くの冷却装置や電源装置が浸水して機能を喪失してしまうという状況に陥り、結果、燃料の崩壊熱を除去できず燃料の溶解、炉心の損傷、水素爆発へと事故が拡大いたしました。
◎知事(村井嘉浩君) 新規制基準というのは極めて厳しい基準でございまして、今回と同じような事故が仮に起こったといたしましても、水素爆発によって大量の放射能が放出されるといったことにならないように対策もとられております。それも私は実際に現物を見てまいりました。説明も受けてまいりました。
この原子炉は、冷却材に水を用いないということから、いわゆる水素爆発とか水蒸気爆発が起きにくいというメリットはある。一方で、溶融塩、塩ということであるが、これを使用することによって設備の腐食の問題であるとか、それからこの原子炉の場合には燃料とその溶融塩を混合して、一次系を回すと。普通はいわゆる燃料と冷却剤というのは別々に分かれている。
「九、水素爆発による原子炉格納容器の破損防止機能」ということで、設計方針といたしましては、水素爆発による格納容器の破損防止機能を有する特重設備を設置するということで、格納容器の中に水素濃度が上がったとしても、その水素濃度を下げるための水素濃度低減設備を設けるということになります。 あと、十四ページ、「十、電源設備」でございます。
原子力発電は、言うまでもなく安定供給、低コスト、環境保全といった、バランスのとれた重大なベースロード電源だということで、我が国では今までも進めてまいったところでございますが、今ほどお話があったとおり、2011年3月11日──ちょうど8年前のきのう発生いたしました大震災、そしてそれによって発生した津波によって、原子力発電施設が浸水したことに伴う電源喪失による水素爆発という、あってはならない苛酷な事故が
桜で有名な福島県の富岡町夜ノ森地区ですか、私らがあそこに行ったときも、福島原発からは10キロ以上離れたところですが、あの1号機とか3号機とか水素爆発とかいっていましたけれども、かなりの音がそこでも聞こえたと言っていました。