宮城県議会 2023-06-01 06月27日-05号
気仙沼水産試験場では、今年度、高温耐性のワカメの育種に取り組んでいるとの説明がありました。今年のワカメは水温が高いため、品質の劣化があったと聞きました。とても時宜を得た取組であります。最近、全国的に新しい水産業の在り方に取り組んでいる事例があって、時代の変化を感じています。
気仙沼水産試験場では、今年度、高温耐性のワカメの育種に取り組んでいるとの説明がありました。今年のワカメは水温が高いため、品質の劣化があったと聞きました。とても時宜を得た取組であります。最近、全国的に新しい水産業の在り方に取り組んでいる事例があって、時代の変化を感じています。
このように気候変動などに対応し、気仙沼水産試験場でも高水温耐性ワカメやヒジキの研究を進めているところでございます。研究施設や種苗育成施設について、より充実した体制とすることが必要であります。県の考え方を伺います。 また、今年中に閉鎖循環式陸上養殖施設が完成することから、今後、新たな養殖品目の開発等に期待するところであります。
また、除去したウニの有効活用は気仙沼水産試験場をはじめ、国や大学などと連携した身入りの改善試験が県内九地区で始まっております。更にブルーカーボンについては、二酸化炭素吸収源としての重要性を発信しており、今後は藻場造成によるブルーカーボン効果を検討してまいります。引き続き藻場ビジョンに基づき、漁場再生と磯根資源の回復に取り組んでまいります。
先日、気仙沼水産試験場を訪ね、「浜と水試の情報交換会」について話を伺ってまいりました。ワカメ、ホタテ、貝毒の状況などの説明を受けましたが、面白いと思ったのはナマコの種苗生産であります。比較的高値取引されるナマコは三陸沿岸には随分といるように思いますが、商売ベースになるかどうか可能性のある研究だと思います。
磯焼け対策会議では宮城県気仙沼水産試験場、宮城県水産技術総合センターも参画しており、アドバイザーに東北大の吾妻教授を初め、東北区水産研究所の村岡グループ長、東京海洋大客員研究員の山川先生に参加いただいております。
報告第二百五十三号 専決処分の報告について(吉田西部地区区画整理工事(その二)の請負契約の変更)第七十八 報告第二百五十四号 専決処分の報告について(名取地区農地災害復旧及び区画整理工事(その三)の請負契約の変更)第七十九 報告第二百五十五号 専決処分の報告について(大曲浜林地荒廃防止施設災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)第八十 報告第二百五十六号 専決処分の報告について(宮城県水産技術総合センター気仙沼水産試験場庁舎等新築工事
同環境生活農林水産議第百九十三号議案工事請負変更契約の締結について(岩沼地区区画整理工事(その一))同環境生活農林水産議第百九十四号議案工事請負変更契約の締結について(吉田南部地区区画整理工事(その一))同環境生活農林水産議第百九十五号議案工事請負変更契約の締結について(吉田西部地区区画整理工事(その三))同環境生活農林水産議第百九十六号議案工事請負変更契約の締結について(宮城県水産技術総合センター気仙沼水産試験場庁舎等新築工事
名取地区区画整理工事(その一))第三十 議第百九十三号議案 工事請負変更契約の締結について(岩沼地区区画整理工事(その一))第三十一 議第百九十四号議案 工事請負変更契約の締結について(吉田南部地区区画整理工事(その一))第三十二 議第百九十五号議案 工事請負変更契約の締結について(吉田西部地区区画整理工事(その三)第三十三 議第百九十六号議案 工事請負変更契約の締結について(宮城県水産技術総合センター気仙沼水産試験場庁舎等新築工事
気仙沼水産試験場の復旧に当たり、種苗施設が設置される見込みのとのことであり、漁業者の期待にこたえるよう望みます。鮮度の高い養殖物を直接消費者に届けるなど六次産業を目指すべきではありませんか。更に、今なお関西では風評被害を理由に、宮城のワカメの取引を停止している状況にあり、これらの打開策も検討すべきであります。東電に対する賠償請求にも積極的に支援すべきであります。
更に、被災した水産技術総合センターの種苗生産施設や気仙沼水産試験場等の試験研究機関については、東日本大震災復興交付金等の財源を積極的に活用しながら順次、復旧・整備を進めてまいります。 第五に、公共土木施設の早期復旧等についてでありますが、まず、復興を支える重要な基盤となる道路や港湾、河川、海岸等の災害復旧事業を更に加速させてまいります。
東日本大震災復興交付金については、第三回目の交付可能額の配分に伴い、石巻市の認定こども園や農地、漁港、気仙沼水産試験場の復旧、整備等に関する経費を追加しております。
また、当初、同時進行で検討されておりました気仙沼水産試験場の復旧費は、今回計上されなかったことに地元漁業者は大変心配しております。おくれた理由と、当初予定されていた復旧整備計画から変更がないとすれば、早い時期の予算化が必要と考えますが、その見通しについてお尋ねいたします。 沿岸漁業、養殖漁業の復旧の大きな課題の一つに海底瓦れき処理問題があります。
今回の震災により、県の水産試験研究機関は、内水面水産試験場を除く四カ所、水産技術総合センター、同気仙沼水産試験場、同養殖生産部種苗生産担当及び水産加工開発部及び漁業調査船三隻が被災をし、九十二億円余りの被害を受け、試験研究機能を喪失いたしました。それから一年近くが経過をし、復旧に全力を挙げて取り組まれていることと存じます。
更に、養殖技術を支える県水産技術総合センターなどでも津波の被害が相次ぎ、中でも、同センター気仙沼水産試験場は壊滅的な打撃を受けました。養殖に携わる生産者の多くは、海辺に自宅を構え、職住一体で養殖に携わっていたため、仕事と同時に生活の場も失うこととなりました。養殖業は、津波によってすべてが根こそぎ奪われましたが、海の悪口を言う生産者はいませんでした。
このような中、平成二十年四月には配置を見直し、水産技術総合センターに三名、同センター気仙沼水産試験場に二名の計五名を普及専従チームとして、また、地区ごとには三名ずつを配置するということで、より現場に密着した体制とし、漁業者からも好評をいただいております。今後も普及指導員と試験研究機関との連携を強化しながら、機能的な普及体制で取り組んでまいります。
気仙沼水産試験場では漁場環境に適した優良種苗の確保を目的として、国内主要産地のワカメから優良株を抽出し、品種改良に取り組んでおります。その結果、外洋でより早く収穫できるワカメ品種の導入、定着化に見通しがつきました。健康食品として需要の高まっているメカブについても、内湾漁場で早期に収穫できる優良品種改良に努め、養殖試験漁場では一定の成果が認められております。 次に、サメ規制による対策であります。
まず、ワカメについてでありますけれども、これまで、気仙沼水産試験場において、内湾、外洋など漁場に適した優良種苗の選抜、保存や、適切な養殖管理方法の確立に取り組んできたところであります。更に、今後は、種苗の更なる高品質化を目指して、優良種苗の交配による優良系統の選抜にも取り組んでまいることにしております。
県は気仙沼水産試験場の廃止を計画し、波路上漁港に県の養殖業振興のための新たな拠点整備を計画しましたが、財政事情を理由に数年見送られてきました。ワカメなどの現状を見ると、沿岸漁業振興に一刻の猶予もできない基礎となる施設であり、早期の設置が必要であります。対策についてお伺いをいたします。
こういったことから、気仙沼水産試験場では自家生産種苗の増大と漁場環境に適した優良種苗の確保を目的として、本県沿岸の養殖及び天然ワカメからの優良株の抽出保存、適切な養殖管理方法の確立と養殖漁場への活用などの試験に取り組んでいるところでございます。
国際漁業の縮減が一層進む中で、資源管理時代にふさわしい栽培漁業の推進を図ることが必要であり、県といたしましては、水産研究開発センター、気仙沼水産試験場並びに栽培漁業センター、この三つの機関の栽培研究機能を統合・強化をし、新たな栽培研究拠点を整備をしたいと考えております。また、財団法人宮城県水産公社の自立を促進をしてまいります。