福島県議会 2022-06-28 06月28日-一般質問及び質疑(一般)-04号
しかしながら、県民の共有財産である合同庁舎は、今後40年から50年利用されることを考えれば、必要最小限の維持管理費で運営を維持していくことが求められるため、建物の南側に計画されている安積疏水をイメージした広い棚田状の段差に水を流す水盤の維持管理コストについては、審査委員の間でも意見が分かれ、最後まで議論されたようです。
しかしながら、県民の共有財産である合同庁舎は、今後40年から50年利用されることを考えれば、必要最小限の維持管理費で運営を維持していくことが求められるため、建物の南側に計画されている安積疏水をイメージした広い棚田状の段差に水を流す水盤の維持管理コストについては、審査委員の間でも意見が分かれ、最後まで議論されたようです。
工房や炉が並ぶ谷筋の斜面を、陸橋を何本も築いて、棚田状に段差をつくり、貨幣を製造する際に発生する産業廃棄物を含む汚水が一気に流れないように制御する汚水処理機能を持たせていたことが、国立文化財研究所の調査結果で明らかになったそうです。当時ですら環境に配慮した工房を建設し、産廃による環境破壊に配慮していたことが見てとれる、大変貴重な遺跡です。