鹿児島県議会 2017-06-29 2017-06-29 平成29年第2回定例会(第6日目) 本文
トリウム溶融塩炉は、燃料となりますトリウムを核分裂させ、熱エネルギーを取り出す原子炉のこととされているところでございます。 国からは、トリウム溶融塩炉については、将来の原子力システムの一つとして、国際協力の枠組みの中で検討が進められ、我が国もその活動に参加しているが、現在のところ、国内では具体的な研究開発はなされていないとお聞きしている状況でございます。
トリウム溶融塩炉は、燃料となりますトリウムを核分裂させ、熱エネルギーを取り出す原子炉のこととされているところでございます。 国からは、トリウム溶融塩炉については、将来の原子力システムの一つとして、国際協力の枠組みの中で検討が進められ、我が国もその活動に参加しているが、現在のところ、国内では具体的な研究開発はなされていないとお聞きしている状況でございます。
剪断して、溶かして、分離して、固めるということを言われていましたけれども、私もいろんな資料を見ると、使用済み燃料の剪断の過程で、燃料棒に閉じ込められていた核分裂生成物でありますクリプトン85とか、トリチウムとか、炭素14とか、ヨウ素129などもあるようなんですが、こういった放射性物質がですね、気体状のやつが結構多いということなんで、気体状で、それは大気に放出をするというふうにいろんな資料を読むと書かれているんですが
201 ◯廃炉・新電源対策室長 使用済み燃料プールの安全性の問題については、核分裂が起こらないよう、臨界状態になるおそれがないような配置は以前から行っている。それによりプールの安全性は保っている。
これが壊れないように冷却手段を多様化ということで、事故のときには制御棒がおりて原子炉の核分裂はとまるわけですが、燃料にはまだ余熱というのを出すので、これを冷却してやる必要がございます。そのために緊急用の炉心ということで、右のほうにちょっと名前は書いてございませんが、そのポンプの形をしたものが二つ上下にあるかと思います。
なかでも、圧力容器は、核分裂に伴い発生する中性子が当たって脆弱化していることが懸念され、緊急冷却装置が働くと破損するという特別の危険がある。 また、震度7を2度も観測した熊本地震では、家屋が倒壊し多くの人命が失われた。屋内退避も困難で、道路は寸断され九州新幹線もストップした。直下型地震の恐ろしさを熊本地震が示し、「このような地震は日本のどこにでも起こる可能性がある」と専門家は指摘する。
41 ◯山元参考人=プルトニウムといっても、今の軽水炉でもウランが中性子を吸収してプルトニウムができて、プルトニウムが核分裂をして、約三割はプルトニウムでの発熱で電気をつくっているわけですから、プルトニウムそのものの有効利用というのは、現実に今の軽水炉で行われているわけです。
当社1号機の使用済燃料からも発生してまいりますが、六ヶ所の再処理工場で燃料を再処理して、そこで発生いたします核分裂放射性廃棄物、こちらのみを高レベルの放射性廃棄物というふうに定義してございますので、廃炉工事に伴います廃棄物は全て低レベル、こういった区分けになっております。
そのプルサーマルは、核分裂反応にブレーキをかける制御棒のききが悪くなる、また核燃料の融点、核燃料が溶ける温度ですね、これが低いために炉心溶融の危険性がさらに高まると言われています。プルサーマル運転など論外だと言わなければなりません。 ただ、計画では、六ヶ所村に使用済み核燃料が集まってしまう、そこで再処理がされる、そこでプルトニウムが生成されるということですね。
確かに原発は発電時にCO2を出さないだけであって、ウランの採掘、運送、精錬、濃縮、燃料棒への加工の製造過程で大量の温室効果ガスを排出しており、また、原発は核分裂によって生じる熱の3分の2を海に放出し、直接地球を温暖化しています。 電気料金の問題を考える際に、まず考えておかなければならないのは、原発こそ高コストであるということです。大事故が起これば、そのときの処理費用は莫大です。
プルサーマル運転で使用されるMOX燃料は、使用済み核燃料から核分裂に使われなかったウランや新たに発生したプルトニウムを抽出し燃料として再利用するもので、ウラン燃料と比べて中性子を吸収しやすく、原子炉の制御が難しいとされており、使用済み燃料も使用済みウラン燃料と比べて発熱量が低下しにくい性質があるとされております。
川内原子力発電所一号機は、八月十一日深夜、核分裂反応が連鎖的に起こる臨界に達し、九月十日に通常運転を開始いたしました。そうした中、川内原子力発電所では八月二十一日、トラブルが発生し、そして九月十日に原子力規制委員会の検査を通過して、営業運転に移行しました。また、二号機については、九月十一日から燃料を装荷いたしました。
川内原発では、先月11日、起動後検査を行うため、原子炉内で制御棒を引き抜き、制御された核分裂連鎖反応が開始されました。このことをマスコミはこぞって「8月11日、川内原発再稼働」と報じ、さきの代表質問では、笹岡議員が「先月、再稼働させた」と、また、西畑議員が「8月11日に1号機を再稼働させた」と述べておられます。
場所がないので貯蔵プールの詰め込み方式について、核分裂反応を避けるために距離を置いて詰めていた燃料棒を接近させて詰め込むところまでやっていて、これは臨界を起こす危険が高まることを関電は既にやっています。そういう中で原発を再稼働するなんて、とんでもないと思うのです。ですから、原発を稼働しますとこの問題も急がなきゃいけないということになるので、これを急いでいるのではないかと思うわけです。
しかし、その島根の魅力も、核家族化、核分裂家族化でだんだん消失しかかっています。島根の中でも人口の都市集中が進行し、価値観を含めた都市化が急速に進行しているのであります。
瞬間的に大量の核分裂反応が起こり、その後、臨界状況停止のために作業が功を奏するまで、約二十時間にわたって緩やかな臨界状況が続くことになりました。三名の従業員の方々が重篤な被曝を受け、お二人が亡くなられました。 事故発生の翌日、十月一日午前八時五十分ごろ、臨界状態の終息が確認をされました。
例えば、100万キロワット級の原発を1年間稼働させると、ウラン燃料の核分裂によって、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、燃え残りのウランなどの核生成物の混合物、いわゆる使用済み核燃料が約30トン生じると言われています。これは広島に投下された原子爆弾1,000発を爆発させた際に生じる核生成物と同じ量です。
◎知事(三日月大造) いかなる原発という御質問でございますが、ここで表記しております原発というものは、現在、国内に設置されております核分裂のエネルギーを利用した原子力発電所による発電というものをあらわして表記させていただいております。
出力100万kWの原発の動かすと1年で広島型原爆の1,000発分の核分裂生成物が生まれます。武力攻撃事態には、伊方原発にたまっている広島原爆何千発分もの死の灰が放出されるでしょう。 当請願は伊方原発の再稼働をやめて廃炉にすることを求めています。再稼働は新しく死の灰をふやす行為です。福島事故では、死の灰は首都圏の250キロにまで及ぶ可能性があったことも忘れてはなりません。
120 ◯山元参考人 日本学術会議がつい最近そういうのを、何十年とかいう、五十年という数値も出されておりますが、核燃料を使えば、当然、核のごみは出てくるわけでございますけど、現実に、じゃ再稼働ということを考えますと、川内で原子力発電所でウランの核分裂がありますけれども、現実には、ウランの燃料棒の中で核分裂をし、廃棄物もその中に保管され、貯蔵されるわけですね