熊本県議会 2045-06-01 06月16日-06号
この事件の原因は、他県の校内暴力事件と共通しており、偏差値による輪切りに象徴される厳しい受験体制の中での慢性的な欲求不満、そこに学校規則による圧力が加わって起こったものであります。相手となるのは、校内の規則係である生徒指導担当教師が暴力の対象に選ばれ、しかも体育科の教師であることが多いようであります。特に教師間のまとまりのないところに発生しているようでもあります。
この事件の原因は、他県の校内暴力事件と共通しており、偏差値による輪切りに象徴される厳しい受験体制の中での慢性的な欲求不満、そこに学校規則による圧力が加わって起こったものであります。相手となるのは、校内の規則係である生徒指導担当教師が暴力の対象に選ばれ、しかも体育科の教師であることが多いようであります。特に教師間のまとまりのないところに発生しているようでもあります。
生徒の非行防止や校内暴力事件への対応、そして補導を行う専門職に、今もありましたスクールサポーターという専門職があります。 では、このスクールサポーターはどのような活動をし、どのような成果を上げているのか、警察本部長にお伺いいたします。 ◎警察本部長(郷治知道君) 現在、県下にスクールサポーター9名を配置しまして、主に小中学校と連携して生徒の非行防止と健全育成を目的とした活動を推進しております。
本県の少年非行情勢については,非行率が過去20年以上全国ワースト10位以内,校内暴力事件が平成22年以降対教師暴力を中心に増加傾向,非行少年の約半数が中学生で,非行の低年齢化が進行しているなど,本県の少年非行情勢は全国最悪レベルにあると言わざるを得ません。
本県の少年非行情勢については,非行率が過去20年以上全国ワースト10位以内,校内暴力事件が平成22年以降,対教師暴力を中心に増加傾向にあるなど,深刻な状況にあるわけですが,今回,平成26年を少年非行防止対策元年と位置づけ,その推進体制を確立されたことは,知事並びに警察本部長の並々ならぬ決意のあらわれと,高く評価するところです。
警察が検挙・補導した校内暴力事件は,対教師暴力を中心に,平成22年以降増加傾向にあります。 そこで,県警察では,この種事案の早期かつ厳正な対応を図るため,各警察署ごとの学校警察連絡協議会等を通じて,学校との積極的な情報交換を行うなど,連携強化を図っているところであります。
警察が検挙・補導した校内暴力事件は,平成22年以降増加傾向にあり,昨年中は暴行,傷害等で63件74人,器物損壊で4件4人の合計67件78人であり,本年上半期では,暴行,傷害等で37件41人,器物損壊で3件8人の合計40件49人で,前年対比6件13人の増加となっております。また,学校側からの通報件数につきましては,統計はありません。
本県ではいじめに伴うこうした重大事案は生じていないが、昨年度のいじめ認知件数が約600件あることに加え、7月には福井市内の中学校で校内暴力事件が発生している状況を踏まえ、直ちに市町の教育長、あるいは県立校長会と、いじめ等に関する現状把握と対策についての意見交換を行ったところである。
さらに、少年非行につきましては、平成22年中、丸亀署と善通寺署管内で補導された少年の数は、高松北署管内の数を上回るほか、集団リンチ事件や校内暴力事件は増加し、質的にも凶悪化の傾向にあり、憂慮すべき状況にあります。このような状況から、県下全体のさらなる治安の回復のためには、中讃地区における警察機能の強化が早急に必要であると考えております。
3つは、中学校における校内暴力事件について、昨年は、ここ10年間で最多となる28人を検挙したところであります。 このような実態を踏まえ、県警察では、少年の非行防止、その健全育成を図るため、学校との情報連絡を高めるとともに、少年補導員などの少年警察ボランティアと連携し、幅広い対策を推進しているところであります。
学校内で発生する犯罪につきましては、いじめに起因する脅迫、恐喝、傷害などのほか、いわゆる校内暴力事件と呼ばれる教師に対する暴力や器物損壊事件あるいは侵入窃盗事件等があります。 今年8月末までの検挙状況を申しますと、中学校での体育教師暴力事件、4件、4人うち3人逮捕。器物損壊事件1件、1人、高校での生徒間暴力事件1件、1人を検挙している状況です。
こうしたサポーターのたゆまぬ活動の結果、多くの中学・高校において、少年の問題行動は鎮静化しつつあり、中高生による校内暴力事件や検挙・補導人員は減少しております。 また、市教育委員会関係者からも、「問題発生の早期段階で直接、的確な助言が受けられる」など、制度を評価する意見も多数寄せられているところであります。
続いているというより、文部科学省が発表したところによると、公立小学校での児童・生徒の校内暴力事件が前年度比27.7%増の1,600件に上ったということであります。これは過去最悪の件数で、公立の小・中・高全体の校内暴力も前年度比6.2%増、3万1,278件と、3年ぶりに増加に転じたということです。
こうした中、学校の指導の限界を超えるような、いわゆる校内暴力事件に対しましては、学校からの要請に基づき、少年の特性に配意しながら適切な事件化を図るとともに、触法少年、これは14歳未満の少年の場合が多いのですが、こういった場合は関係機関への通告等を行っているところであります。 平成12年中はこうした事件で35件、51人を検挙、補導したところであります。
警察庁の調査では、平成十二年中、警察が一年間に扱った校内暴力事件は九百九十四件で、検挙補導少年は千五百八十九人、平成八年の約二倍になり、過去十年間で最悪、ほとんどが中学生で、全体の九二%。また、いじめに起因する事件は百七十件で、平成五年当時の約二倍。一方、家庭内暴力認知件数は千三百八十六件、これはしつけなどの親の注意に反発してが圧倒的に多くの事件となっています。
大阪教育大学附属池田小学校事件はもちろんのこと、児童生徒が性犯罪の被害者となる事件や、校内暴力事件が大きな社会問題となっており、警察といたしましては、平素から県教育委員会や市町村教育委員会と緊密に連携し、事案の内容に応じ、その都度適切な対応をとってきたところであります。
新聞報道によりますと、二〇〇〇年度、全国の校内暴力事件が最悪の三万四千五百九十五件に上り、高校中退率も最高の二・六三%となっており、学校の荒廃が進んでいるのには驚かされました。二〇〇〇年度に公立の小・中学校、高校内で起きた校内暴力は三万四千五百九十五件、前年度三万一千五十五件で、九七年度以降最多になったことが、文部科学省が発表した「生徒指導上の諸問題の現状調査」で明らかになりました。
九九年度の中、高校生の校内暴力事件は、ついに二万九千件を超えたと報じられていました。暴力事件に至らぬまでも、授業中に勝手に教室を出ていく、授業中の私語を注意すると逆に先生に食ってかかる、むかつく、関係ない、うるせえ、などと言ってこぶしで壁を殴るなどは、暴力的生徒とは関係なくごく普通の生徒においてすら異常にふえているといいます。
次に、校内暴力事件について質問いたします。 これは私、一般質問したわけですけれども、率直な意見としまして、何でここまで学校現場は──ほったらかしておったと言えば語弊があります。いろいろ手だてはされておったと思うんですけれども、何でこんなところまで発展するようになったのか。
平成12年1月から10月までに警察が学校からの通報を受けて処理した校内暴力事件は29件で、被害者が32人であります。これらのすべては中学校で発生しておりまして、教師に対する暴力事件が17件、生徒間の暴力事件が9件、学校施設、備品等に対する損壊事件が3件というふうになっております。昨年同期に比べますと、件数で16件、被害者の数で3人増加している状況にあります。
今日の学校の現場の状況は、今議会でも私が取り上げてまいりましたように、唐津市鬼塚中学校における校内暴力事件に見られるように、いじめ、不登校、校内暴力とすさまじいものがあります。このような学校現場は年々増加傾向にあります。