長野県議会 2002-06-28 平成14年 6月定例会本会議-06月28日-05号
私は、大仏ダム中止決定後、松本地方事務所林務課の御案内で薄川上流域に足を運んだときの、ある種の感動を今でも忘れることができません。目の前の雪に覆われた山林には、戦後の国策で植林されたカラマツ林が、あのそうめん立ちと言われる状況で広大に広がっており、一刻も早い手入れを待ち望んでいるという状況でした。
私は、大仏ダム中止決定後、松本地方事務所林務課の御案内で薄川上流域に足を運んだときの、ある種の感動を今でも忘れることができません。目の前の雪に覆われた山林には、戦後の国策で植林されたカラマツ林が、あのそうめん立ちと言われる状況で広大に広がっており、一刻も早い手入れを待ち望んでいるという状況でした。
日本共産党県議団として、中止になった大仏ダム予定地だった薄川上流域の現地調査を松本地方事務所林務課の案内で行い、戦後の復興の中で一斉に植えられたカラマツ林がなかなか手が入れられずにそうめん立ちとなっており、このままではこの森林の存在そのものが災害の原因になる危険性をあわせ持っていた状況の中で、新年度、薄川上流の間伐面積は約3倍となり、間伐の手が入ることで保水力も増し、森に命がよみがえる仕事が具体的に
次に、大雪の後で職員の皆さんは大変でしたが、松本地方事務所林務課に御案内いただき、薄川上流域の造林事業予定地の説明をいただきました。今まで必要でも手の入らなかった山に間伐を中心に森林整備がされていく、山を治める者は水を治めるといわれてきましたが、大仏ダムにかわる治水への一歩を踏み出した造林事業に大きな期待をし、県下のダム予定地を初め広めるべきと考えますが、見解を伺います。