宮城県議会 2023-09-01 09月12日-02号
前回の一般質問でも紹介いたしましたが、経済産業省がまとめた未来人材ビジョンでは、生産年齢人口は三十年で二千百万人減少。日本は高度人材を誘致・維持する魅力度ランキング第二十五位。日本企業の部長の年収はタイより低い。日本の国際競争力はこの三十年で一位から三十一位に落ちた。などなど、先進国と呼ばれてきた日本が、今や世界から完全に取り残されてしまった現状がまとめられています。
前回の一般質問でも紹介いたしましたが、経済産業省がまとめた未来人材ビジョンでは、生産年齢人口は三十年で二千百万人減少。日本は高度人材を誘致・維持する魅力度ランキング第二十五位。日本企業の部長の年収はタイより低い。日本の国際競争力はこの三十年で一位から三十一位に落ちた。などなど、先進国と呼ばれてきた日本が、今や世界から完全に取り残されてしまった現状がまとめられています。
そして、習得すべきスキルや能力としては、経済産業省の未来人材ビジョンにも示されていますが、コロナの流行やテクノロジーの高度化に伴って先行きが不透明で将来の予測が困難なVUCAと呼ばれる時代に向き合っていくため、DXやGXなどの専門スキル、問題発見力、将来予測、革新性といった能力が特に重要だと考えます。
経済産業省が本年五月に公表した未来人材ビジョンは、未来を支える人材を育成・確保するための大きな方向性と、今後取り組むべき具体策を示す分かりやすいレポートになっています。
日本の国際競争力はこの三十年で一位から三十一位に落ちた、先進国のうち日本だけがこの二十年間給料が上がっていないなどが報道番組でも取り上げられていますが、こうした日本に関する危機感がまとめられている未来人材ビジョンが本年五月、経済産業省から発表されました。
経済産業省は、2030年、2050年、産業構造の転換を見据え、未来を支える人材を育成、確保するための大きな方向性と、今後取り組むべき具体策を示すものとして、本年5月に未来人材ビジョンを公表しました。デジタル化の加速度的な進展や脱炭素社会の進展などの世界的な潮流は、今までの産業構造を抜本的に変革し、労働需要や人材政策の在り方も大きく変化すると予想されています。