愛媛県議会 2019-06-19 令和元年第364回定例会(第4号 6月19日)
肱川流域の治水対策について、県では、平成16年度に策定した肱川水系河川整備計画に基づき取り組みを進めておりますが、同計画は、これまでの肱川流域の戦後最大洪水量を安全に流下させるため、堤防の整備などの河川改修と山鳥坂ダムの建設や鹿野川ダムの改造、野村ダムを含めた3ダムの統合管理を実施し、河川の流下能力向上と、河川に流れ込む流量の低減を図るというものであります。
肱川流域の治水対策について、県では、平成16年度に策定した肱川水系河川整備計画に基づき取り組みを進めておりますが、同計画は、これまでの肱川流域の戦後最大洪水量を安全に流下させるため、堤防の整備などの河川改修と山鳥坂ダムの建設や鹿野川ダムの改造、野村ダムを含めた3ダムの統合管理を実施し、河川の流下能力向上と、河川に流れ込む流量の低減を図るというものであります。
そしてまた、現状のまま、先ほどの数値に対し何ら具体的な治水対策が進捗しない場合、最大洪水量が発生した場合、どのような災害、被害総額が見込まれるとお考えなのか。知事にあわせて御答弁を願いたいと思います。 また、もし補足する点がありましたら、土木部長、技術的な立場から補足して説明をいただきたいと思います。
現在の三十年確率、つまり三十年に一度ならずともあるであろう最大洪水量を八〇年確率に河川改修計画を見直し、公共投資の重点をダムから河川改修へ移し、森林の保全整備を進めるように投資の流れを変えるべきではないですか。そうすることで、一億三千万トンを貯水するしかないとする巨大な川辺川ダムの必要性は崩れるでしょう。
ただわかるのは、合理式の流量は、最大洪水量は、流出面積掛ける流出係数掛ける到達時間内の雨量強度、それの三百六十分の一という、いわゆる一秒間に幾ら流れるかという、Q=(1/360)・f・A・Rという数値だけです。これは計算機があれば、あるいは掛け算のできる子供であれば、子供でもできる計算式です。
県営天君ダムは、五十年に一回の大雨を対象といたしまして、ダム地点の最大洪水量毎秒九十七トンのうち六十一トンをこのダムによってカットいたしまして、調節後の放水量を三十六トンとして流下させる計画で建設をされまして、この計画に基づき建設省の承認を受けました天君ダム操作規程に従って調節、操作を行っているところでございます。
このような現況を踏まえまして、大河川にありましては、戦後30年間に発生した最大洪水量を、また、中小河川にあっては、時間雨量50キリ程度の降雨による洪水から発生する被害の防止を整備水準といたしまして、河川の整備を進めることにしております。
しかもその治水関係は釜房ダムと申しましても、もとより名取川河川改修の一環としてこゝに計画されたものでありまして、現在名取川の下流の海岸地帯から上流中田地帯に至るまでの堤防の高さは、釜房ダムを作るという前提のもとに計算されました高さでありまして、釜房ダムを作らなければ、その堤防を上げなければ最大洪水量に即応するところのこれは完備した堤防になることはできないと、かように言つているのでありまして、釜房ダム