熊本県議会 2024-02-15 02月15日-02号
引き続き、国の世界遺産暫定一覧表入りを目指し、地元市町村と一体となって、価値のさらなる整理や資産候補地の法的保護などの取組を続けてまいりたいと思います。 さらに、教育面では、昨年4月、県立高森高校に、公立では全国初となるマンガ学科が創設されました。
引き続き、国の世界遺産暫定一覧表入りを目指し、地元市町村と一体となって、価値のさらなる整理や資産候補地の法的保護などの取組を続けてまいりたいと思います。 さらに、教育面では、昨年4月、県立高森高校に、公立では全国初となるマンガ学科が創設されました。
一方で、国内候補リストであります暫定一覧表への記載を見据えますと、ユネスコが定めた作業指針と評価基準に合致する本質的な顕著な普遍的価値の精査と、その価値を証明する資産範囲の特定、そして世界の類似資産との精緻な比較研究、防災機能の保持に欠かせない施設の改修や強化と貴重な文化遺産の保存の両立、こういった課題が残されていると専門家から指摘を受けているところでございます。
主に技術的な観点からの価値ですけれども、今後の暫定一覧表への記載や推薦書を見据えると、的確な評価基準を用いた説明が難しいという課題が残されております。そのため、今後も息の長い取組が必要と思っております。
1つ目、物証に基づいた具体的な記述に加え、彦根城が近世日本の統治体制を表す城郭であることの説明をより深めること、2つ目、近世城郭が約180存在した中で、主張する価値に照らし、なぜ彦根城がその代表となるのかについてさらに明確に説明すること、3つ目、暫定一覧表記載が長期間を経ていることから、世界遺産委員会の諮問機関であるイコモスとの対話を通じて顕著な普遍的価値をさらに明確化することとされておりますが、御指摘
まず、阿蘇の世界文化遺産暫定一覧表入りに向けた取組についてでございます。 令和3年3月30日、国の文化審議会から文部科学大臣に対し、世界遺産暫定一覧表の見直しを含めて答申がされました。 そのため、令和3年度を重要局面と捉え、年度当初に、県と阿蘇郡市各市町村で構成する阿蘇世界文化遺産登録推進協議会は、文部科学省及び文化庁を訪れ、阿蘇の世界遺産暫定一覧表の記載に関する要望活動を行いました。
いただいた意見では、物証に基づいた具体的な記述を加えて、彦根城が近世日本の統治体制を表す城郭であることの説明をより深めることでありますとか、近世城郭が180存在した中で、主張する価値を照らし、なぜ彦根城がその代表となるのか、さらに明確に説明することということや、暫定一覧表記載が長期間を経ておりますので、世界遺産委員会の諮問機関であるイコモスとの対話を通じて、顕著な普遍的価値をさらに明確化することということをいただいておりますので
2007年にユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載されて以来、県と資産がある3市村で、世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会を設置し、世界遺産登録の準備を進めてこられました。現在、令和7年度の世界遺産登録に向け、推薦書素案などの準備を進められていると聞いていますが、中南和地域の活性化のためにも、ぜひとも頑張っていただきたいと考えています。 そこで、知事にお伺いします。
また、世界文化遺産への登録を目指す阿蘇は、国の世界遺産暫定一覧表入りの実現を目指し、引き続き、学術的検討や周知啓発などに取り組んでまいります。 さらに、TSMCの進出に伴い、半導体をはじめとした国際航空貨物輸送のニーズが高まる中、阿蘇くまもと空港で実証事業を行い、恒常的な輸送体制の実現を目指します。 第4に、将来に向けた地方創生の取組についてです。
中でも、江戸時代の都市形成の資産が創建当初の姿である近世高岡の文化遺産群については、平成20年に世界遺産暫定一覧表候補の文化資産として位置づけられて以来、これまで国、県の支援によって文化財指定や保存修理事業を推進し、構成資産の充実、磨き上げを進めてこられました。国宝瑞龍寺に加えて、江戸時代の荘厳な姿を取り戻した勝興寺も昨年12月に国宝になったことから、その文化遺産の強みが増したことと存じます。
そうなると、暫定一覧表の見直しの審議にも影響が出る可能性があります。 平成21年に、県と阿蘇の7市町村で阿蘇世界文化遺産登録推進協議会を立ち上げ、草原を中心とした景観の保全、子供たちをはじめ、多数の人々へ周知啓発やシンポジウムの開催、文化財の登録をはじめ、阿蘇の文化的価値の発信など、様々な活動を行い、登録準備をしております。
飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群の世界遺産に向けた取組は、2007年6月にユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載されてより大きく進展しました。
平成19年1月、世界遺産暫定一覧表に記載され、これまで、奈良県、橿原市、桜井市、明日香村が世界遺産登録への準備を進めてこられましたが、日程が決まっていなかった令和4年度国内推薦書類提出期限日が6月30日と決まり、令和4年度国内推薦、令和6年度世界遺産登録に向けて動き出しました。
平成19年に文化庁へ「阿蘇-火山との共生とその文化的景観」と題した提案書を提出し、平成20年に阿蘇が暫定一覧表候補としてカテゴリーⅠaに位置づけられて、今年で14年になります。その間、阿蘇世界文化遺産登録推進協議会を設立し、暫定一覧表への記載に向けて、様々な取組を行ってきています。埋もれた文化財の指定や選定を進め、平成26年には、阿蘇地域7市町村で景観条例を制定して、景観整備を進めております。
飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群は、平成19年6月にユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載されました。また、同年10月には県と橿原市、桜井市、明日香村で構成する世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会を設置し、それ以降、世界遺産登録に必要な資産価値の証明や保護措置の充実、首都圏での講演会による普及・啓発など、登録に向けた様々な取組を行ってまいりました。
とりわけ、彦根城世界遺産登録については、平成4年に暫定一覧表に記載されて世界遺産の候補になりました。令和2年度には、滋賀県に彦根城世界遺産登録推進室を新設するなど、彦根市と連携しながら世界遺産登録の実現に向け、具体的な取組を進めてこられたところです。そこで、現在の彦根城世界遺産登録支援の取組状況と今後の予定、目標について伺います。
四国遍路の世界遺産登録に向けては、その前提となる国内暫定一覧表への記載を目指して、課題とされた「顕著な普遍的価値の証明」や「資産の保護措置の充実」などに鋭意取り組んでおります。価値の証明においては、民俗学や巡礼史などの専門家による研究会を開催し、国への提案書の文案の検討などを行うとともに、保護措置については、札所や遍路道の文化財調査を行い、準備が整ったところから、順次史跡指定を進めております。
また、四国遍路の世界遺産登録に向けては、札所寺院等の文化財調査や普遍的価値の研究など、国の暫定一覧表への追加記載を展望した準備を進めるとともに、四国四県をはじめ産学官民が一体となった世界遺産登録推進協議会とも連携し、一層の機運醸成に取り組みます。
現在、文化庁において、世界遺産の国内候補となる暫定一覧表の見直しが進められておりまして、こういうことも踏まえまして、本年7月には新田知事から都倉文化庁長官に対して、暫定一覧表への掲載について要望を行ったところでございます。 また、日本イコモス国内委員会顧問の西村先生からは、自然災害に対する防災遺産は有力な分野であるとの御意見もいただいております。
飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群は、極彩色壁画が見つかった高松塚古墳やキトラ古墳、天皇の宮殿跡である藤原宮跡など20の資産で構成されており、2007年1月に世界遺産暫定一覧表に記載されました。県は、2020年3月には推薦書(素案)等を提出していましたが、本年3月30日、飛鳥・藤原の価値に、藤原宮を中心とした遺跡の空間構成や万葉集を盛り込んだ、修正した素案を文化庁に再提出されました。
小川文化芸術局長 四国遍路の世界遺産登録に向けては、四国4県が中心となって、平成18年、19年に文化庁に提案書を提出し、「生きた文化遺産」として高く評価をいただきましたが、世界遺産の推薦への前提となる国内暫定一覧表への記載は見送られました。