青森県議会 1950-02-25 奥羽種畜牧場青森支場存続要請決議 開催日: 1950-02-25
今にして農業経営の合理化を計らなければ日本農業の為に悔を千歳に残すことを保し難い。此のときに当り急速且つ容易に農村を恐慌の惨渦より救出する唯一の方途は養鶏普及にありと信ずる。 されば東北、北海道に於て二十五年度に奥羽種畜牧場青森支場を中心に躍進養鶏増殖計画を樹立し、既に事業の展開をいたしているのである。
今にして農業経営の合理化を計らなければ日本農業の為に悔を千歳に残すことを保し難い。此のときに当り急速且つ容易に農村を恐慌の惨渦より救出する唯一の方途は養鶏普及にありと信ずる。 されば東北、北海道に於て二十五年度に奥羽種畜牧場青森支場を中心に躍進養鶏増殖計画を樹立し、既に事業の展開をいたしているのである。
いろいろな意味におきまする指定村を統合いたしまして、いわゆるモデル農村の構想を編み出したということは一大飛躍ではありますけれども、労働を主体といたしました日本農業の実態は、むしろ田植えをする。あるいは稲を刈る。
次に今後におきます急激な経済情勢の変化に即応いたしまして、農家経営の安定と進歩をはかり、本県農業振興の基礎を確立するには、水田単作地帯という本県特有の悪条件を克服し、世界経済の一環としての日本経済特に日本農業の占める地位とその認識の上に立つた農業振興政策を樹立実行していかねばならんと確信しておる次第であります。
元来日本農業は多労多肥の農業といわれておりますが、これは端的に日本農業の実態を表現したものと存じます。二千六百有余年以来日本農業は人力を主体とした原始的な農業を脱し得ないような耕作方式であることは私から申し上げるまででもないのであります。
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 新生農業協同組合の生産拡充事項に付重視方を行政庁に要望する意見書提出の件 理 由 農地改革によって大きく転換しつゝある日本農業今後の発達を期する
で生きんとする我國農家の今後は到底從來の經營方法では恐慌はまぬかれないと信じらるゝ故に今後の農業經營は單一米麥作でなく最も集約化した經營で化學的な基礎の上に立脚した高度の利用でなければならない此の見地から見て今後の農業經營面に於て各種園藝作物をもつと組み入れて指導が必要である國家は終戰後此の方向に着目し神奈川縣の厚木に國立園藝試驗場を設け各地區に支場を設けて愈々試驗研究指導機關の完備を整へ今後の日本農業