東京都議会 1958-06-24 1958-06-24 昭和33年第2回定例会(第11号) 本文
都民はすし詰め教育の解消や、教育内容の改善や、施設の充実や、あるいはPTA経費の負担軽減等を心から望んでおります。これらの要求を無視して、警察権の介入によつて教育を支配することは、都民の利益に反することこれより大なるものはないと考えるのであります。従つて都民の代表として都行政の最高責任者である安井知事はこの間題をどう考えるか、以下の質問について答弁をお願いしたいと思います。
都民はすし詰め教育の解消や、教育内容の改善や、施設の充実や、あるいはPTA経費の負担軽減等を心から望んでおります。これらの要求を無視して、警察権の介入によつて教育を支配することは、都民の利益に反することこれより大なるものはないと考えるのであります。従つて都民の代表として都行政の最高責任者である安井知事はこの間題をどう考えるか、以下の質問について答弁をお願いしたいと思います。
まず第一点は教育関係についてでありますが、申すまでもなく教育の推進は教育施設の整備と教育内容の充実という物心両方面の完備にかかつていることは論を待たないのであります。
われわれはかかる教育内容では、民主的に育成されつつあるところの愛する子弟が再び職場に追いたてられはせんかと強くこの委員会法の改正に反対したのであります。世論もまた強く反対したことは皆様御案内の通りでございますが、遂にわれわれの反対を押し切って政府はこれを成立させました。
その場合におきましては、旧法におきましては、教科書、図書の採択を初め、教科書内容その他の取扱い、そういう事務職員ではありましても教育内容に関係の深いものにつきましては、教員をもつて充ててもよろしいというような規定になつておつたのでございます。また文部省でも、それに対応いたしまして財源の裏づけもいたしまして、そういう教員に対しましては全員補助をいただいておつたのでございます。
しかし教科書問題と申しましても、制度上から言いますれば、現行の検定制度、戦前の国定制度あるいは教科書の教育内容の問題等、いろいろ考えられまするから、特にそのうちでも今日は小中学校における教科書採択の問題、小中学校における教科書問題について、極度に限定をいたしたのであります。
教育関係のことは、その教育内容につきましては、教育委員長が責任をもつておりますので、私はその内容をどういうふうにするかは申し上げるわけにいかないのであります。予筧査定の方はやりますけれども、その内容を、定員がどうということは、これは教育長の責任において御説明申し上げるべきで、私はそれを申し上げることはできないのであります。
教育、訓練によつて警察官として完全なる人間をつくり上げる目的でしようが、この運営方法について独善に陥らざるよう、社会奉仕者としての責任を十分自覚し得るよう御注文を申し上げ、教育内容について教官の組織その他参考となることをつぶさにお伺いしたいのであります。 以上をもつて質問を大体終りたいと思います。
しかしこの配置替えの中でていのよい首切が行われ、このしわ寄せは単に教員の労働を強化するだけでなく、児童の教育内容の切下げになることは免れないのであります。以上のごとく政府に当然責任を持って金を出させるようにしなければやり得ない教育を、都は巧妙に児童や父兄や先生にしわ寄せして行こうとしているではないか。本予算案にどうして賛成できるか。 教育には戦争の教育と、平和の教育がある。
第2に、教育費関係におきましては、義務教育就学者の増加に伴いまして教員定数の充実をはかり、また高等学校建築、奨学資金貸付、その他県教育委員会との協議成立の線によりまして提案いたしましたが、高等学校授業料の若干の引上げによる収入を校費の増額等に充当いたしまして、教育内容の向上に努めたものでございます。
二三四、九五〇、九〇四円を 二三四、三五四、五〇四円に 教 官 二一三、九二八、六八〇円を 二一三、三三二、二八〇円に 希 望 一、本予算を審査するに、旧態依然として教育の方針また明確を欠き、就中文化國家建設の基礎である教育内容