福岡県議会 2018-06-13 平成30年6月定例会(第13日) 本文
安倍内閣の軍拡路線は改憲と一体であり、近隣諸国との緊張と戦争に巻き込まれる危険性を高めるだけです。憲法九条の精神に立った対話と外交による平和構築こそが、国民多数の望みであり、最大の安全保障になります。軍事対軍事の危険な道と決別し、平和外交の戦略に踏み出すよう強く国に求めていただくことを要望し、質問を終わります。
安倍内閣の軍拡路線は改憲と一体であり、近隣諸国との緊張と戦争に巻き込まれる危険性を高めるだけです。憲法九条の精神に立った対話と外交による平和構築こそが、国民多数の望みであり、最大の安全保障になります。軍事対軍事の危険な道と決別し、平和外交の戦略に踏み出すよう強く国に求めていただくことを要望し、質問を終わります。
そもそも自民党改憲草案は、二項を削除し、戦力としての国防軍を位置づけることを目指していました。二項削除に対する国民の反対をかわし、二項を残した上で死文化するのが目的と言えます。 歴代の政権は、自衛隊は自衛のための最小限度の実力であって戦力ではない、だから憲法違反ではないと説明し、その結果、海外派兵、集団的自衛権の行使、武力行使を伴う国連軍への参加はできないと言ってきました。
理 由 憲法九条を守ることを求めるため 平成二十九年六月十九日 提出者 福岡県議会議員 高 瀬 菜穂子 山 口 律 子 福岡県議会議長 樋 口 明 殿 憲法九条を守ることを求める意見書 安倍首相は、憲法施行七十周年に当たって、読売新聞でのインタビューや改憲派集会への
九条に三項を設け自衛隊を明記することで例外をつくり、九条の空文化、死文化を図る狙いであると、改憲団体日本会議などがあからさまに表明しています。さらに去る六月十五日、現代の治安維持法と言われる共謀罪法を参議院法務委員会での審議を打ち切り、中間報告で本会議採決するという、おきて破りで強行しました。
国民が拒否をした、庶民から吸い上げ、財界、大企業にばらまく構造改革路線、アメリカ言いなりの戦争支援と改憲路線、これにしがみつく福田政権では早晩行き詰まるのは必至であります。日本共産党は速やかな解散、総選挙を要求し、国民が求める命と暮らし、憲法を大切にする新しい政治の実現のために力を尽くすことを、この場をかりて表明いたします。 さて、来年四月にスタートする後期高齢者医療制度について伺います。
憲法論議をタブー視するのではなく、護憲、改憲、さまざまな意見を真剣に闘わせて、日本国憲法はどうすべきか、我が国の進むべき道はどうあるべきかを国民に問うべきときが来ているのではないでしょうか。そしてその記念すべき施行五十年の節目の年、平成九年四月二日に愛媛県玉ぐし料訴訟最高裁違憲判決が出されたのであります。