富山県議会 2024-02-01 令和6年2月定例会 代表質問
次に、予算での指標活用と成長戦略実現に関する質問にお答えをいたします。 令和6年度の予算編成に当たっては、全ての部門においてウェルビーイング向上効果などを勘案して施策を検討するとともに、10の指標体系をひもづけた県民のウェルビーイング向上を特に意識した議論を全庁的に重ね、23の施策パッケージを取りまとめました。
次に、予算での指標活用と成長戦略実現に関する質問にお答えをいたします。 令和6年度の予算編成に当たっては、全ての部門においてウェルビーイング向上効果などを勘案して施策を検討するとともに、10の指標体系をひもづけた県民のウェルビーイング向上を特に意識した議論を全庁的に重ね、23の施策パッケージを取りまとめました。
まず、30の事業を対象とした指標活用試行事業では、担当課で事業対象者を具体的にイメージして、成果がどの指標の向上にどう寄与するか検討し明確化をします。事業展開に関しても、ウェルビーイング推進課と意見交換を実施しています。新たな課題、ニーズの発見や事業効果の検証のために、担当課によるアンケート調査や本年度の県民意識調査に質問項目を追加したりもしております。
このほか今年度は、各部局の中でばらばらに散っているんですけれども、30事業をウェルビーイング指標活用試行事業というものに位置づけまして、事業執行課との意見交換を我々の課で行いながら、ウェルビーイングの向上を意識して事業を執行し、またその後アンケート調査等によって効果把握等への活用を試みるということを行っております。
例えば、来年度はモデル的な取組といたしまして、新たに政策立案段階からのウェルビーイング指標活用を定着させていくための、県民ウェルビーイング政策構築事業というものを実施する予定としております。この事業の展開に当たりましては、今御指摘のように、総合指標や分野別指標の数値が極端に低い方々の状況にもしっかりと留意したいと考えております。
今ほど新田さんからも答弁がございましたが、政策への指標活用の主な狙いは、1つは、職員の主体的な課題発見による政策立案能力の強化、もう一つは、判断の基礎として、主観データを加えることによるPDCAの強化と、それの2つに対して、新年度はモデル的、試行的な事業を行いたいと考えております。
このため県といたしましても、昨年末に設置いたしました待機児童等対策協議会、この場を活用いたしまして、需要見込みにおいて参考となる指標、活用すべきデータ、見込む際の留意点などについて情報の共有を行ってまいります。
分析した結果から実際にどのような対応をすればいいのかについては、冊子の19ページ以降に紹介しておりますし、さらに、お手元にはもう一つ冊子をお配りしておりますが、働き方・休み方改善指標活用事例集パート2には、いろいろな事業場が取り組まれた対応状況を紹介しております。