福井県議会 2022-10-18 令和4年予算決算特別委員会産業分科会 本文 2022-10-18
163 ◯畑委員 抵抗性アカマツという松くい虫に強いマツを品種改良して作って、そして植え替えている状況かと思うが、業務委託をしている。令和元年から令和3年までずっと同じなのだが、これは今までの薬剤の散布の仕方を見ると、もう昭和58年からかどうかはわからないがずっとやっていて、まだこれは調べなければいけないのか、本当にこれは効果が上がっているのかどうか。
163 ◯畑委員 抵抗性アカマツという松くい虫に強いマツを品種改良して作って、そして植え替えている状況かと思うが、業務委託をしている。令和元年から令和3年までずっと同じなのだが、これは今までの薬剤の散布の仕方を見ると、もう昭和58年からかどうかはわからないがずっとやっていて、まだこれは調べなければいけないのか、本当にこれは効果が上がっているのかどうか。
里山林を構成するアカマツ林の再生に向けて、本県では、平成十三年から令和二年までの間、アカマツ林復活の切り札として期待される抵抗性アカマツを累計百七十万本植樹しております。
100 ◯畑委員 この事業は、15年以上前から実施していて、その間に抵抗性アカマツの苗を作ったが、薬の散布だけなく、枯れた松はちゃんとマツノザイセンチュウがいなくなるようにして、抵抗性アカマツに植え替えているのか。
抵抗性アカマツの話が、昨日の清沢委員の質問の中でも答弁がありましたけれども、この苗の生産というのはどういう状況になっているのか。また、今回の委員会の資料、コンテナ苗の話もありましたが、抵抗性アカマツについての状況、コンテナ苗等も含めて、できることがあるようでしたらお答えいただけますでしょうか。
◎三澤雅孝 森林づくり推進課長 現在の抵抗性アカマツの苗木の生産でございますが、平成16年から、県内、中箕輪の採種園におきまして、抵抗性アカマツの品種を導入して、平成30年度から、既に種子の採種や供給に向け、苗木の生産に向けて取り組んでおります。今、アカマツの植栽要望がある場合には、そういったものを活用しながら、アカマツ林の植栽を進めているところでございます。
142 ◯畑委員 伐倒や駆除で対応するのでなく、今、抵抗性アカマツを一生懸命、植えている。それは本当に効果があるのかどうかという検証は植えてみないとわからない、大丈夫と言う方もいたりといろいろであるが、そういったものに変えていくなどしていかないのか。松は県の木であり、伐倒して、松くい虫だけ防除すればいいという問題でもない。
◎高橋明彦 森林づくり推進課長 抵抗性アカマツの育種の関係について、今、林業総合センターで試験研究を進めております。実は、平成16年に、一度スタートしたときに、抵抗性の松をつくっていたのですが、10年ぐらいやったときに、その試験していた松は、全て意外と抵抗性がないことがわかって一回だめになったことがございまして、それからもう一度やり始めています。平成18年ごろだったと思います。
また、林業のほうに聞いたところ、松くい虫に強い抵抗性アカマツの苗木を一生懸命ふやしているということであるが、抵抗性アカマツは、今、どんな状況であるか。何本ほど配布をして、どのような計画で植林をして、どのように景観の整備などをしていこうと考えているのか。
アカマツ林の復元等についてでありますが,県内のアカマツ林面積は約40年前と比較して半減しており,県では松くい虫被害の拡大を防ぐため,保全すべき区域では薬剤散布や抵抗性アカマツの植栽を,それ以外では樹種転換などを支援しております。また,松資源の利用については,昨年度創設の国の交付金事業を普及啓発してまいりたいと考えております。
抵抗性アカマツ、19品種を林業総合センターで導入して、今、試験をしております。いずれも、岩手、それから鳥取、岐阜等の近県から移入しておりますけれども、標高という点では心配はないと考えております。
それから抵抗性アカマツの開発、松くい虫防止のためでございます。これを今年度中に研究を終えます。それから27年度の終了に向けて、鹿による食害防止。山肌が荒れておりますが、鹿害防止方法を開発しております。来年からは、県産材の利用拡大に向けた間伐材の低コスト搬出技術だとか、市場性の高いキノコの生産、販売、その技術の開発。こういうことで、森林の多面的機能を高める研究を行ってまいります。
◎塩原豊 信州の木振興課長 松くい虫被害対策の一環で、林業総合センターで、今度、取り組みたいとしております、材線虫抵抗性アカマツの早期検定にかかわる苗木の提供等についての御質問でございますけれども。
今後も連携をより一層密にした整備活動等を実施するとともに、マツクイムシ被害に強い抵抗性アカマツの植栽や、枯れた松の伐採処分を早急に行い、被害の拡大防止と防風保安林としてのより一層の機能向上に努めてまいりたいと考えております。 ◆30番(西村久子さん) (登壇)重ねて質問をさせていただきます。 ここの保安林については、パートナー協定書を結んだ。
〔林務部長高野弌夫君登壇〕 ◎林務部長(高野弌夫 君)御提案のございました特別プロジェクト事業でございますが、上小地区では、市町村、森林組合、地方事務所、あるいは建設業協会など、既に17団体の皆様から成る上小地方松くい虫防除対策協議会を設置しており、これまで松くい虫の被害調査や防除計画の検討を行うなど、新たな防除対策を目指しまして、林業総合センターの協力などによりまして、抵抗性アカマツ苗木の導入を進
平成15年度からは、被害地域における守るべき松林などにおいて重点的に対策を講じるとともに、新たに、林業総合センターにおきまして松くい虫に強い抵抗性アカマツの種苗の開発にも取り組んでいるところであります。 目指すべき森林の姿を針葉樹と広葉樹がバランスよく混交した豊かな森林にする、こうした長野県の森林・林業施策推進の基本的考え方に基づいてこうした対策も進めてまいるところです。
また,抵抗性アカマツにつきましては,桃太郎松と命名をいたしまして,昨年11月から約4万本を一般に供給したところでありますが,今年度もほぼ同様の規模で普及を図ることといたしております。 さらに,鷲羽山等におきましては,地上散布を減らしまして,樹幹注入剤による予防事業を強化しているところでございます。
次に,抵抗性アカマツの研究成果等についてでございますが,昭和53年から調査研究を始めましたものでございまして,中四国などの松くい虫の激害地で残存しておりました健全なアカマツ約1万1,000本を選びまして,これに松枯れの原因となりますマツノザイセンチュウの接種を繰り返し行いまして,その結果,抵抗性の強い16の個体を選抜したものでございまして,本年秋から苗木を一般に供給するということにいたしております。
また,松くい虫に抵抗性のある品種の育成につきまして,昭和52年度から育種事業を開始し,昭和62年度以降,苗木の供給が可能となって,抵抗性アカマツにつきましては,これまでに91万本が生産,出荷されております。 抵抗性のクロマツにつきましても,実用化を図るべく検査を継続するとともに,平成12年度からは海岸部での実証試験を実施しているところでございます。
しかしながら、被害跡地については、早急にその対応策を検討する必要があることから、昨年来、熊本県産の抵抗性アカマツを本県海岸部に植栽しておりますが、生育本数が半減するなど、期待した成長が見込まれないことから、来年度は新たに開発された鹿児島県産の抵抗性クロマツを植栽し、生育調査を行うこととしております。