福井県議会 2020-12-08 令和2年第413回定例会(第4号 一般質問) 本文 2020-12-08
ところで、これも理事者の答弁と中期計画によりますが、古生物学関係の新学部では、既に設置されている恐竜学研究所の学術成果と大学院での教育研究実績を生かしつつ、恐竜などの古生物学を中心にしながら古気候学、地質学、生物学などを広く学べる体制を構築し、世界的な学術拠点になることを目指すということです。つまり、古生物学を中心に広く学ぶとしながらも、新学部における教育研究の中核は恐竜だと言えます。
ところで、これも理事者の答弁と中期計画によりますが、古生物学関係の新学部では、既に設置されている恐竜学研究所の学術成果と大学院での教育研究実績を生かしつつ、恐竜などの古生物学を中心にしながら古気候学、地質学、生物学などを広く学べる体制を構築し、世界的な学術拠点になることを目指すということです。つまり、古生物学を中心に広く学ぶとしながらも、新学部における教育研究の中核は恐竜だと言えます。
6月定例会の一般質問で、県立大学の第3期中期計画における古生物学関係の新学部設置構想を取り上げましたが、今回はより詳しく取り上げ、改めて勝山市への新学部設置と恐竜学研究所及びその大学院の移転を提言させていただきます。
恐竜学研究所や大学院の教育研究実績を拡充する面からも、恐竜王国福井のさらなる充実発展のためにも歓迎すべきことで、恐竜人気を考えれば、全国から学生が集まり福井における恐竜研究がさらに発展、充実することも期待されます。 しかし、問題点が一つ。それは、県内出身の研究者が育っていないことです。
委員のおっしゃっていることは十分よくわかっているので、県立大学の恐竜学研究所としっかり連携をとりながら、前向きに考えさせていただきたいと思う。
28 ◯ブランド課長 現在、県立大学の中に恐竜学研究所を設けており、以前、恐竜博物館の館長をしていた東洋一氏などが教授として教鞭をとっている。確か、昨年入学した3名、ことし入学した3名で計6名の大学院生がいらっしゃったと思う。いずれも県外の方だったと思う。
福井県は平成元年に恐竜化石の発掘調査をスタートして以来、平成12年に開館しました恐竜博物館の充実、また、県立大学恐竜学研究所の開設──平成25年など、県内外における恐竜研究の最先端を目指しています。今回の古生物学関係の新学部については、これらの研究成果に加え、年縞などに関する古気候学を取り入れた学術拠点とすることにより、他の公立大学との区別を図ることを目指しています。
福井県立大学は来年度、同大学大学院の生物資源学研究科に恐竜などを学ぶ古生物学コースを新設しますが、これにより2013年4月より開設されている附属機関としての恐竜学研究所と相まって、さらに県立恐竜博物館も含めて、恐竜王国福井で県立大を恐竜研究の拠点とし、国内外に博士号を持つ研究者を輩出していく体制ができ上がったところであります。
また、この9月5日からは県立大学の恐竜学研究所が、国内の大学としては初めて中国ゴビ砂漠での化石発掘調査に着手をしております。また、来年度は、新たに大学院に古生物学の分野、また、看護マネジメント学の分野を加えることにしております。
また、恐竜学研究所もできたのであるが、そういった教養学部を拡大し、充実すれば、ある程度教員も確保できるし、福井県の恐竜等の特色ある学部もできるのではないかと思う。
まず1つ目に記載してあるのは、「新たに第2恐竜博物館を整備し、福井県立大学恐竜学研究所とも連携して世界トップレベルの学術研究をさらに高め、恐竜学研究、人格育成の中核となる」である。ここにも連携があり、恐竜博物館だけではなく、恐竜学研究所ともしっかりと連携していくということである。この恐竜学研究所は少し場所が離れている。
県立大学の恐竜学研究所については、これまでの教育、研究活動の成果を生かしながら、国や民間の資金を確保して、アジアの恐竜研究の中心的役割を担っています。本年6月、福井県で開きました日本古生物学会の総会において、県立大学の教員が化石標本をICTを活用して3次元化した成果発表を行ったところ、古生物とデジタルを融合させるものとして評価を得るなど、恐竜学研究所の高い研究水準が明らかになっています。
県は、2013年4月に県立大学に恐竜学研究所を開設しました。ここの目的は、恐竜学研究のレベル向上と国際的な研究活動を進め、また、恐竜ブランドを生かした特色ある教育を展開し、研究と教育の両面で機能を発揮させるとしております。 しかし、実態はどうでしょう。県立大学では、恐竜学、地球生命史学など数科目がありますが、これは一般教養科目であって、学位を取得して卒業するものではありません。
また、恐竜学研究所を設置しており、恐竜ブランドを高めるため、恐竜学や地球科学などの恐竜関連の科目を開講したほか、国内外の大学からの学生また教員の受け入れを行うなど、恐竜学研究所の発展を進めているところである。
その中で、恐竜学研究所については、昨年度開講した恐竜学に関する4科目に加えて、本年度から哺乳類進化学や海洋地質学など4科目の講義を新たに開講することとし、今年度は計443人が受講しているところである。 県立大学の地域経済研究所については、経済学部と連携しながら、本県の人口減少を引き起こす要因の分析や先進事例の研究を行うための予算を今定例会に上程しているところである。
恐竜学研究所では、哺乳類進化学、また海洋地質学など4科目の講義を新たにふやして開講するほか、昨年協定を締結したタイの国立大学附属研究機関との共同研究を進めるなど、研究活動のレベルアップに努める。 次に、県内大学の活動状況であるが、ことし3月に卒業した県内大学生等の就職状況であるが、5月1日時点で98.0%となり、昨年の水準を1.4%上回ったところである。
また、昨年末、福井県立大学恐竜学研究所と学術交流協定を締結したタイ国立大学附属コラート化石博物館や中国の研究機関などと連携し、恐竜化石の発掘調査、研究者の招聘や共同研究を進めていく。 一乗谷朝倉氏遺跡については、中世城下町の雰囲気を感じていただけるよう、本年度から遺跡内の無電柱化に取り組んでおり、来年度は復元町並みから上城戸跡までの約400メートルの区間で進めていく。
また、4月に開設した恐竜学研究所では、タイのコラート化石博物館と年内にも学術交流協定を締結する。コラート化石博物館は、タイの国立大学の附属研究機関であり、協定締結によりタイ側の研究員を客員研究員として招聘し、共同研究や学生に対する特別講義、県民向け公開講座の開催などが可能となることから、恐竜学研究所の研究・教育活動をさらに充実させていく。
また、4月に開設した恐竜学研究所では、「恐竜学」「地球科学」などの一般教養科目を開講したところで、延べ433人の学生に対し、本県の恐竜化石の発掘成果を交えながら恐竜の魅力等を教えている。8月以降、広島大学や富山大学でも恐竜を研究している学生の研究指導を受け入れており、今後もモンタナ州立大学の著名な恐竜研究者や学生の受け入れにより、恐竜研究のさらなるレベルアップに努めていく。
4月に設立した恐竜学研究所では、全学部の学生が受講できる「恐竜学」を一般教養科目として開講するとともに、この夏から他大学で恐竜を研究している学生を受け入れ、恐竜研究のレベルアップに努める。 次に、県内大学の活動状況について申し上げる。 厳しい雇用情勢の中、今年3月に卒業した県内大学生等の就職率は95%となり、昨年と同程度の水準を維持した。
恐竜研究の世界水準を目指して、4月には県立大学に恐竜学研究所を設けたところであります。この夏からは他の大学等で恐竜研究をしている学生を受け入れ、研究水準のレベルアップに努めてまいります。また、7月からは第4次の恐竜化石発掘調査に着手し、また日本、中国、ロシア、タイ、韓国、モンゴルのアジア6カ国が参加するアジア恐竜協会を設け、アジアを代表する恐竜研究の拠点を目指したいと考えます。