長野県議会 2022-12-09 令和 4年11月定例会本会議-12月09日-05号
公共工事により発生する建設残土は、リサイクル原則化ルールに基づき可能な範囲で積極的に利用することになっており、議員御指摘の処理と活用が一体となった工事は、コストの縮減の意味からも有効な手段と考えております。このため、県のしゅんせつ工事の一部においても、しゅんせつ土砂を活用し、築堤工事を実施しております。
公共工事により発生する建設残土は、リサイクル原則化ルールに基づき可能な範囲で積極的に利用することになっており、議員御指摘の処理と活用が一体となった工事は、コストの縮減の意味からも有効な手段と考えております。このため、県のしゅんせつ工事の一部においても、しゅんせつ土砂を活用し、築堤工事を実施しております。
リニア中央新幹線の建設残土の処分場に関し、とりわけ急峻な谷や沢を埋め立てる盛土の崩落や土石流災害の不安が各地で上がっています。その一つに、豊丘村本山の残土処分場があります。ここは、トンネル工事の残土130万立方メートルを埋め立てる計画で、保安林解除が行われ、現在工事が進行しています。ところが、この工事がずさんではないかと問題を指摘する声が住民の間で上がっています。
盛土の主なものは建設残土だと思いますが、長野県では、やはりリニアに関わっての残土処分が当面の大きな課題だと思います。クララ沢の件でも、阿智村では、独自に盛土の安全性に詳しい専門家を招いて現地を視察。
今後どのように建設残土の有効活用を進めていくか、建設部長の見解を伺います。 最後に、長野県立歴史館について質問します。 先日、自民党県議団政調会にて千曲市にある県立歴史館の視察を行い、所蔵されている幾つもの歴史的価値の高い古文書、行政文書を拝見させていただきました。一例を紹介しますと、天文24年(1555年)、武田晴信、後の信玄ですが、第2回川中島合戦で武功のあった蘆川氏を褒めた感謝状。
盛土については、課題になっている建設残土も含め、内容物の確実な把握、不適切な物質を絶対に持ち込ませない、排水の管理、将来にわたっての安全確保など、生命と財産、そして自然を守ることができるようお願いしたいと思います。 ハザードマップですけれども、内水に関しましては4市のみという話でした。今回の災害を受けて作成を考えている町村が地元にもありましたので、ぜひ声かけ等をお願いしたいと思います。
例えば佐久市では、市で土置場を確保いたしまして、一時的に置いて次に使うといった取組もありますので、私どもとしても流用するための仮置場等を設けることで、さらなる建設残土の有効利用に向けて取り組みたいと思っております。新年度はさらに建設土の再利用についての取組を強化してまいりたいと考えております。 ◆荒井武志 委員 分かりました。
予算でも指摘をしたリニア中央新幹線工事は、平成28年11月の大鹿村のトンネル工事着工から1年になりますが、いまだに建設残土の受け入れ先が決まらず、仮置き場が処分地になるのではないかという地元住民の不安をよそに工事が進められており、県の支出額の多寡では測れない将来の禍根が心配されます。
〔知事田中康夫君登壇〕 ◎知事(田中康夫 君)ただいまの御質問に関しましては、近隣で実施または計画をしておりますダム以外の公共事業で発生する建設残土の有効活用を図るとともに、新たな土取り場の設定も含めて、関係者と協議をしてまいりたく思っております。