岡山県議会 2015-02-27 02月27日-02号
治る見込みがなく,余命が短いときには延命治療を拒否することをあらかじめ書面にしておいて,本人の意思が直接確かめられないときはその書面に従って治療方針を決定することや,アドバンスケアプランニング,つまり将来の意思決定能力の低下に備えて治療等の方針について,よりよき療養生活のためにディスカッションすることなどが今後必要となっているわけであります。
治る見込みがなく,余命が短いときには延命治療を拒否することをあらかじめ書面にしておいて,本人の意思が直接確かめられないときはその書面に従って治療方針を決定することや,アドバンスケアプランニング,つまり将来の意思決定能力の低下に備えて治療等の方針について,よりよき療養生活のためにディスカッションすることなどが今後必要となっているわけであります。
現在,あれやこれやと手を打っていますが,延命治療をしているようなものです。」私は,これが実態だと思います。全ての中山間地域に当てはまるとは思いませんが,今後は多くの集落が該当していくのではないでしょうか。国や県の擁護のもとでの存続は可能でしょうが,物理的に限界があると思います。最後をどうみとるのかを現実的に捉まえていくことが重要と考えます。
本年2月の代表質問において、私は終末期医療について質問し、我が県の延命治療に関する意思表示カードの仕組みづくり促進のために、国に関係法令の整備を働きかけるべきと訴えました。ちなみに、意思表示カードの必要性を考える場合、平成24年に実施した県民ニーズ調査では77%の県民が、意思表示カードがあればよいと回答しており、明らかに県民の間でこの制度が望まれていることがわかります。
結局、今行われている諸施策は、医療で言えば、終末医療における延命治療の何物でもないと思います。昨年2月議会で申し上げた限界集落に対する対応策もしかりであります。 私は、私が生まれ育ったところを松くい虫が繁殖し、セイタカアワダチソウが生い茂り、イノシシやハクビシンが運動会をしているような、そんなところにしたくはありません。
人が命を絶えることについては,死の問題をきわめ,死に確信が持てる医師を最高の判断者となし,したがってみずからの死に関しては,医師の判断に従い,いささかの延命治療をしないことについて,国民の合意,コンセンサスが得られているわけであります。翻って,我が国の終末期医療はどうでしょうか。延命治療として装着した人工呼吸器など,命をつなぐパイプを医師が外せば,殺人罪を問われます。
次に、千葉大学に寄附をして設立された高齢社会医療政策研究部の最終報告書において、終末期における延命治療、在宅医療に関する県民意識変革のための啓発活動を進めることで、結果的に将来の医療需給のアンバランスを是正する可能性があることが指摘をされています。
例えば施設に入ったときに、最期、本当の終末になったときに延命治療を望むのか、そういった意思を確認する、同意書のようなものをとる施設も最近はふえてきてあるやに聞いています。ただ、現在、統計的にどれぐらいの施設がそれをとっているかというのを聞いておりませんし、また、医療機関あたりでも入院される際に、そういう意思を確認するという動きというのもございます。
リビングウィルとは、自分で意思を決定、表明できない状態になったときに受ける医療について、あらかじめ要望を明記しておく文書、例えば、持続的植物状態になった場合に延命治療を希望しないなどの意思を伝えるものです。 島根県島根大学病院では事前要望書をつくっております。
それから、これも信州保健医療総合計画の中のコラムみたいなところで二つほど書いてありまして、延命治療を希望する意思、リビングウィルの確認だとか、飯田医師会が取り組んでいます事前指示書などの本人の意思確認というのが非常に大事なわけでして、結果として、本人の意思確認がない中では在宅で看取るというのが、現在のところでいうと、まれなケースに結果としてはなってしまっているわけです。
ですので、人間の尊厳を重んじる延命治療のあり方についても少し議論すべきではないかと思うのですが、保健福祉部長にご答弁をお願いします。 ○花塚隆志 副議長 名越究保健福祉部長。 ◎名越究 保健福祉部長 ただいまの再質問にお答えいたします。終末期の治療方法に関しましては、さまざま議論があるところでございます。
現在、我が国においては、胃ろうや点滴栄養により延命治療をしている方が多数いらっしゃるという現実がありますが、こうした状況が長く続くということは、いわば不健康寿命が長いということになり、クオリティー・オブ・ライフの低下につながるものであります。
40歳以上の県民1万人を対象に行ったということで、少しその結果というものを皆様方にお示しをしたいと思いますけれども、延命治療を望むという人は、これ、100%のうち、自分の延命治療を望むという人が3.3%ですね。消費税が5%ですから、それより少ない。一方、自分の家族に対する延命治療、これは何となくわかりますよね。
高齢期になって、不治の病で終末期を宣告されたり、意識がなくなったとき、家族は当然助かってほしいと思いますし、医師は助けるのが使命でございますから、当然のように延命治療が始まると思います。一方、行い得る全ての適正な医療上の処置を施す状況を、「近代医学の延命技術などが、死に臨む人の人間性を無視しがちであることへの反省として、認識されるようになった。
1つ、延命治療の現状について。 1つ、高齢者等孤立・無縁化防止事業の取り組み状況について。 1つ、NPO法人を活用した高齢者の社会参加促進の必要性について。 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
もちろんそれは医療機関の協力がすごくあって、家で延命治療をやらずに、ペインコントロールをしながら、ソフトランディングされていったわけなんですね。実際、亡くなる直近まで意識がしっかりとされていて、寝ておられる枕元で孫が遊んでいるわけですね。その孫の声を聞きながら、安らかにいかれた。それを見たときに、一つのあり方だと思ったのですね。何が一番違ったかというと、家族が違ったんですね。
発言(質問)通告書 十二月十二日(木)議席番号 氏名 要旨 答弁者二十三番 枝久保喜八郎議員 1 外国資本による防衛施設周辺等の国土買収について 知事 2 職員の採用試験の在り方について 知事 人事委員会委員長 3 健康偉人を探せ -三浦雄一郎さんの生き方から学ぶ- 知事 4 延命治療
そうした中で延命治療につきましては、ここ数年の傾向としまして、延命治療を望まれる方が少なくなったとの回答が7割の機関から寄せられているところでありまして、がん患者のみとりのケースにおきましては、御指摘のありました身体的苦痛への緩和ケアが十分にできていないという回答が約1割寄せられたところであります。
現代のいわゆる延命治療・介護と言われるものに対して、私たちはもう一度その必要を根本的に議論すべきだと思います。なくなる命と救える命について、知事は適切な社会給付の範囲をどのようにお考えになりますか。 また、命が一番大切という一面もっともな理屈が過剰な社会給付を生み、無駄とも思える医療、介護の現状があるように思います。
麻生副総理の高齢者医療での発言や、市町村国保の赤字財政を救うために県単位に移すなど、医療にかかわる諸問題について注意深く新聞を見ていましたら、富士見高原病院、延命治療打ち切り要望書の作成支援や、私の地元須坂市、小布施町、高山村の3市町村と医師会、病院などでつくる須高地域医療福祉推進協議会では、終末期医療に対して、生前の意思表明(リビングウイル)を記す統一的書面と携帯カードを作成し、リビングウイルの文化
主な結果として、家族や自分の延命治療の意向について、70%以上の方が、「どちらかというと延命治療を望まない」、もしくは「延命治療を望まない」と回答する一方、60%以上の方が、「家族と全く話し合ったことがない」と回答がありました。医療機関アンケートの調査につきましては、1,186の県内の病院や診療所等に郵送で行い、513機関から回答を得ております。