滋賀県議会 2014-12-19 平成26年12月19日厚生・産業常任委員会-12月19日-01号
◆小寺裕雄 委員 総合的な提供の推進に関する法律と書いてある中に、これができると総合的に提供が推進されるということはわかるのですが、子供が減っていって結構幼稚園同士の合併だとか、それから幼稚園と保育園を一緒にしていこうということを市町でやっておられるのですけれども、ではこの条例ができることによって具体的に何がどうよくなって、よりよくなりますか、わかりやすく言うと。
◆小寺裕雄 委員 総合的な提供の推進に関する法律と書いてある中に、これができると総合的に提供が推進されるということはわかるのですが、子供が減っていって結構幼稚園同士の合併だとか、それから幼稚園と保育園を一緒にしていこうということを市町でやっておられるのですけれども、ではこの条例ができることによって具体的に何がどうよくなって、よりよくなりますか、わかりやすく言うと。
だから、逆にいえば、幼稚園同士が競争して、私学に三年保育で入れる前に、うちが三年保育に入れてしまえば二年の方も継続できるという、そんな発想を持ってやっている公立の幼稚園があるわけです。そういう無理なことをやっても、私学から見ると非常にむだがある。一人百八十万かかっているとか、二百万かかっているという話を、よく耳にするわけです。
このように、本県の幼児教育の大部分を担う私立幼稚園も、出生率の低下による幼児散の急激な減少のため深刻な経営危機を打開するため、わずかでも、入園料、保育料等の値上げを計画いたしてまいりましても、幼稚園同士の競争激化による幼児の確保の問題もございまして、それも思うようにならず、この五年間の納付金の平均額の推移を見ましても、五十五年当時は、全国平均を三千四百円程度上回っていたものが、六十年度には逆に四千五百円程度