142件の議事録が該当しました。
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該当会議一覧

福岡県議会 1997-09-09 平成9年9月定例会(第9日) 本文

差別部落出身児童は一です、農村地区二、非農村地区三、新興住宅地四、その他五、となっています。この調査は九月十日に実施されましたが、さらに驚くべきことに、この採点は学校では行わず、部落解放同盟幹部が町の嘱託職員として常駐している解放センターに持ち込まれそこで行われることになっているということであります。  県教育長にお尋ねします。この事実をあなたは事前に知っていましたか。

奈良県議会 1997-09-01 09月26日-04号

さらに第四点目といたしまして、かつて被差別部落子どもたちや貧しい家庭の子どもたちは、学級費育友会費PTA会費を持ってこなかったといっては、教室や廊下で立たされたり、さまざまな辱めを受けました。この問題は、越境通学の問題とあわせて同和教育の大きな課題となりました。必要なお金ならまだしも、学校建設、体育館、プール建設に寄附はつきものでした。

奈良県議会 1997-09-01 09月24日-02号

しかし、食肉流通センターができるまで、県内のと場の大方は被差別部落の中にありました。そこには差別的行政があり、そこに働く人への差別がありました。そして、県の食肉流通センター建設に対して、あえて県営と場建設反対という動きもありました。日本伝統的文化・芸術である歌舞伎などは、代々その芸を伝えてきました。そして、そこで使われる三味線や太鼓なども、そのわざを今日まで伝えてきました。

高知県議会 1997-07-02 07月02日-02号

このような考えが女のお産を汚れとして扱われたり、そして今も多くの被差別部落が氏神様の氏子にさえされておりません。いわば、神様も私たち汚れ多い者として忌み嫌ってきたのです。 私の生まれ育った朝倉には木の丸様という神社がございます。今からたしか四十年ぐらい前でしたが、大改修を行ったとき、各部落からの花台で祝いもちが贈られ、盛大な落成式をいたしました。

福岡県議会 1997-02-13 平成9年2月定例会(第13日) 本文

先日開催された国際シンポジウムの際、知事御自身が述べられていた途上国都市化大都市化の問題など、都市問題を解決するために技術協力人材育成を行い、福岡知的集積クロスロードとすることも極めて大事なことでありますが、同時に本県の防災都市づくり高齢社会に対応するまちづくり、あるいはアジアを初めとした外国人福岡での居住環境の問題、とりわけ留学生や外国人労働者在日韓国朝鮮人たちの問題、さらには被差別部落

奈良県議会 1997-02-01 03月24日-06号

よって、政府におかれては、「教育啓発については、二年程度を目途として」とする人権擁護施策推進法に対する国会付帯決議を尊重され、人権擁護推進審議会が公正で民主的な運営のもとで調査審議の促進が図られ、かつ、女性子ども高齢者障害者、病者、被差別部落民衆、アイヌ民族外国人及び刑を終えて出所した人等の人権問題に今日まで取り組んできた人々の意見が、調査審議に十分反映されるよう強く要望する。 

高知県議会 1996-12-16 12月16日-02号

差別意識解消に向けた国の対応の強化充実を求めて、これは被差別部落の我々はもちろんのこと多くの宗教団体、企業、行政、議会の皆様方を初め国民的な盛り上がりのたまものだと、これも大変うれしく思っております。 このような中央の情勢の中で、人権擁護並びに人権教育取り組みについて私たちが叫び続けた部落問題解決の大きな前進につながると信じておりますが、県としては具体的にどのような見解をお持ちなのか。

長野県議会 1996-12-10 平成 8年12月定例会本会議-12月10日-02号

また、我々の社会には、障害者健常者、国籍や人種民族差別、部落差別子供高齢者への差別なども根強く存在しております。こうした問題を解決していくためには、差別徹底解消男女共同参画社会の実現をしっかりと県政の柱に据えて、生まれながらに平等である個人を基礎に置く社会システムへ着実に変えていくための施策の展開が必要であることを痛感いたしております。  

大阪府議会 1996-02-01 03月11日-06号

府は、従来から企画調整部人権平和室を設置し、幅広い啓発活動などを実施してきましたが、在日韓国人朝鮮人を初めとする在日外国人や被差別部落の問題、障害者女性子供人権状況はまだまだ深刻なものがあります。それだけに、この取り組みは極めて意義深いものと考えているのでございます。 また、この取り組みは、ひとり企画調整部だけでできるものでもありません。

奈良県議会 1996-02-01 03月08日-05号

四番目の質問は、被差別部落に対する偏見と差別意識についてであります。 昨年八月二十八日、県市町村会館で実施されました市町村中堅幹部職員向け法学研修三日目の講義で、講師に招かれた近畿大学助教授差別発言をいたしました。その内容は、「実は、私のゼミの学生(二部生)に土木事務所に勤務している生徒がおり……土木事務所も結構大変だといっていました。……「三つの先生」が居てかなわないといっています。

高知県議会 1995-12-18 12月18日-02号

女性差別、部落差別障害者差別在日韓国朝鮮人に対する差別アイヌ差別貧困差別等差別は数々あっても、それぞれの歴史性が違うのです。その違いをはっきり踏まえなければ、ややもすると人権一般化する傾向があるのです。一部にはもう差別はなくなったと一般化しようとしている人たちがいるので、十分部落差別現実を把握することが大切であります。 

石川県議会 1995-12-06 平成 7年12月第 5回定例会−12月06日-02号

県はこれまで、「歴史的に被差別部落はあったが、現在はその存在を特定することは困難」との見解を示しておられます。その根拠として当事者から声が上がらないことを最大の理由としているように感じます。確かに差別を受けている人が声を上げないと解決しない問題であります。しかし、なぜ声が上げられないのか。

鳥取県議会 1995-12-01 平成7年12月定例会(第5号) 本文

部落差別我が国社会の恥ずべき社会悪であり、被差別部落存在我が国社会構造の欠陥であるというような把握はなし得ないのである。それのみか、時計の針を何十年も昔に逆進させるような、差別解消できないのは被差別部落民の行いが悪いからという奇妙な論理を押し立てて、責任転嫁を行っているのである。

鳥取県議会 1995-09-01 平成7年9月定例会(第5号) 本文

国際人権規約完全批准人種差別撤廃条約などの早期批准、世界のマイノリティーとの連帯、交流、国内におけるあらゆる差別撤廃運動は、被差別部落民、アイヌ民族在日韓国朝鮮人女性障害者などがどのように扱われているか、その状況日本の文明の度合いにもなるのであります。いわゆる人権赤字国の汚名を返上すべく、その声を自治体から大きくしなければなりません。  中でも、部落差別は目に余るものがあります。

福岡県議会 1995-06-10 平成7年6月定例会(第10日) 本文

差別部落、在日外国人炭鉱労働先住民アイヌ、ハンセン病、山窩等々、福岡県の歴史的史実に基づく現実を直視したものに内容充実を図られますよう、知事部局教育委員会におかれましては御努力いただくことを強く要望いたします。  次に、先住民族年にかかわって私は春日市に建設中の人権歴史資料館の完成を期待している一人であります。

熊本県議会 1995-02-01 03月15日-07号

日本共産党は、一九二二年の党創立の当初から、主権在民の旗を高く掲げ、部落問題でも全国水平社と連帯し、被差別部落住民に対するいわれなき差別撤廃のためともに闘ってきました。その闘いは、戦後日本国憲法基本的人権の保障や「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」として結実しました。 

奈良県議会 1994-12-01 12月06日-03号

奈良県においても、被差別部落状況は大きく変わりました。しかし、いまだに手つかずのまま放置されている部落があります。事業がなかなか前に進まないところもあります。地区改良が進んだところであっても、いかに見ばえがよくなろうとも、皮肉なことに、部落の人にとっては肝心かなめのところで、人生の節目節目差別が顔を出すのであります。結婚に際して、部落であることを理由に周りから反対されるケースは絶えません。