高知県議会 2022-10-05 10月05日-06号
本県は、幕末から明治維新前後にかけて全国的にも名立たる偉人、例えば坂本龍馬や武市半平太、岩崎弥太郎だけでなく、多くの偉人を輩出しています。そうであるにもかかわらず、本県の場合、本県出身の偉人や史跡をもっと身近に感じられる紹介の場面が山口県に比べ少ないように感じました。
本県は、幕末から明治維新前後にかけて全国的にも名立たる偉人、例えば坂本龍馬や武市半平太、岩崎弥太郎だけでなく、多くの偉人を輩出しています。そうであるにもかかわらず、本県の場合、本県出身の偉人や史跡をもっと身近に感じられる紹介の場面が山口県に比べ少ないように感じました。
この土佐商会を仕切っておったのが岩崎弥太郎で、三菱になったと。何を言いたいかというと、開成館というのが財政難ではありながら土佐藩でつくったことによって、いろいろな意味で幅広い、土佐藩にとっても日本にとっても成果が出たということであります。
大阪経済界の近代化に尽力した五代友厚氏が主人公で、坂本龍馬、岩崎弥太郎の両雄も登場いたします。 この映画のプロモーションを大阪観光局も担っておりましたので、感染拡大により急遽中止となりましたものの、大阪中心部での関連のPRイベントに、協定を結んだ御縁で本県観光のPRブース出展を準備しておりました。
明治維新、日本の夜明けを創造した岩崎弥太郎になった気分でした。セレモニーでは、強風の中、平井知事が髪をなびかせながら、亜麻色の髪とは言いませんけれども、鳥取港の将来について熱く語っていただきました。その言葉も聞きまして感動の一言以外には表せませんでした。
代表的土佐人を、性質は温順、忠実、純真だが、いざ戦いになると決然として攻撃し、死ぬまで敢然と戦う、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、浜口雄幸、吉田茂、金子直吉などの闘犬型と、忍耐強く、努力を惜しまず、こつこつと粘り強く研究に取り組む、牧野富太郎、寺田寅彦、森田正馬、西谷退三などの長尾鶏型、そして藩の声がかりで研究された尾長鶏に対し反発した民間有志が、逆に丸く尻尾の短い鳥をつくり上げたエピソードから、反骨、草の
坂本龍馬先生率いる亀山社中に続き、三菱商会を興した岩崎弥太郎先生、仁淀川町出身で鈴木商店の大番頭、社内起業家とも言える金子直吉翁など、私たち土佐の先人がまさに日本のベンチャー企業、起業家の草分けであったことに深い感慨を覚えます。その意味で、自由は土佐の山間よりの精神が起業家精神としても根づいていたことを思い知らされます。
人物でいいますと、例えば最高の変革リーダーである岩崎弥太郎、あるいはそのライバルであり、ルーズベルトに面と向かって苦言を呈したことで有名な渋沢栄一等を取り上げ、前者は富の独占と自らの市場支配を目指し、後者は公共、公益のために最適な資本や人材を使う経済システム、いわゆる合本主義を目指したといった、こういうような視点が外国では取り上げられております。
ハンドブックの62ページ以降には、坂本龍馬を初め、中岡慎太郎、ジョン万次郎、岩崎弥太郎など、幕末維新期に活躍した郷土の偉人の生きざまが物語で紹介されています。郷土の偉人がどのように苦悩し、不屈の精神を持って偉業をなし遂げたかなどを学ぶことで、規範意識を高め、自立心を育成することに加え、郷土を愛し郷土を誇りに思い、郷土に貢献する人材が育っていくことが期待されます。
昭和61年10月に現在の香南市香我美町に立地した三菱電機株式会社高知工場は、三菱グループの創業者である岩崎弥太郎や当時の三菱電機の役員による地縁・血縁を初め、当時の県の職員や地元行政など、多くの関係者による熱心な誘致活動により、当時日本の産業の米と言われていた半導体の製造拠点の立地に結びついたものであります。
また、万次郎は、藩校、教授館の教授に登用され、後藤象二郎、岩崎弥太郎などを教えています。この下地があったからこそ、土佐が、民主主義政治を生み出すための自由民権運動発祥の地になったのだと思います。 そして、ついに大日本帝国憲法が自由民権運動の後押しを受け、アジア初の近代憲法として成立します。さかのぼること薩土盟約以来の念願であった、庶民も政治参加できる政治体制です。
こうしたことから、プロモーションに当たりましては、大河ドラマも追い風としながら、坂本龍馬先生を引き続き幕末から明治維新期へのストーリーの中心に据えるとともに、当時の世界情勢や民主主義の情報などをアメリカから持ち帰り、藩を越えて多くの人々に影響を与えたジョン万次郎先生、殖産興業の発展に貢献した岩崎弥太郎先生や、自由民権運動で知られる板垣退助先生といった、明治維新期に活躍した人物たちにスポットを当てるなど
世界に打って出る方向性は、ジョン万次郎や坂本龍馬を初め、三菱の創始者である岩崎弥太郎など、高知の歴史とも大きく連動するもので、まさにその血、精神を受け継いでいるものだというふうに思います。
ここから2年間にわたって坂本龍馬や岩崎弥太郎など土佐の偉人たちの功績が日本全国でクローズアップされることと思います。先日のオープニングイベントでは、多くの関係者御出席の中、力強い知事の御挨拶がございました。そして、特別ゲストの高橋英樹さん、広末涼子さんらにもイベントを盛り上げていただき、すばらしいスタートとなりました。
世界遺産の韮山反射炉を建造したことで有名になった江川英龍、通称江川太郎左衛門、大政奉還を建白する後藤象二郎、三菱財閥の岩崎弥太郎、咸臨丸でジョン万次郎とアメリカに渡った勝海舟や福沢諭吉、同志社英学校、後の同志社大学を設立した新島襄、ジョン万次郎を手厚く保護した薩摩藩主の島津斉彬、このほかにも当時の多くの関係者がこの万次郎から英学を直接、間接を含め習うことになります。
私の地元安芸市にも、幕末に坂本龍馬らとともに活躍をし、その後、一代で三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎という偉大な人物がいることは御承知のとおりであります。
三菱電機高知工場は、本県出身である岩崎弥太郎が創設した三菱グループにゆかりのある工場として、また本県では初めての全国的規模を誇る半導体工場の進出であったことから、雇用の面、産業、経済への貢献面など大変大きな期待を持って迎えられました。また県においては、誘致を成功させるために工業用水道の取水対策等における地元住民の方々との調整など、当時の職員の方々の多くの努力があったと聞いております。
特に、長崎県は「龍馬伝」でも出ました岩崎弥太郎創始者の功績を考える時に、長崎県としてできるだけのことはしていかなければならないし、よくご相談しながら、そして、長崎県が果たし得る部分については積極的にやってもらいたいと私は思います。三菱重工が合弁会社を立ち上げたことによって、特に日立あたり等を含めていくと県外に仕事が流れはしないかという心配をするのは私だけではないようであります。
例えば、本県が独自に作成した道徳教育用郷土資料集「ふるさとの志」では、坂本龍馬や岩崎弥太郎などの話を取り上げております。国が作成した「私たちの道徳」においては、ヘレン・ケラーや二宮金次郎、野口英世などが掲載されております。道徳教育においては、このような偉人の伝記を通して、主人公の生き方に共感したり、自分自身の体験と重ねて自分を見詰め直し、生き方を考える授業を行っております。
東部地域では、大河ドラマ龍馬伝の放映に合わせまして、岩崎弥太郎や中岡慎太郎の生家などゆかりの地を売り込むことや、室戸ジオパークの世界認定を契機として誘客に向けた取り組みを進めてきておりまして、最近では室戸ジオパークやモネの庭、魚梁瀬森林鉄道などを素材として、徳島県から東部地域を周遊する旅行商品が、徐々にではありますがふえてきております。
既に県教育委員会ではこの取り組みを始めておりまして、昨年、独自に作成・配布した道徳教育用郷土資料集「ふるさとの志」の中においても、岩崎弥太郎や坂本龍馬の生き方を学べるようにしていると聞いております。 このような学びの中で、児童生徒は社会にあってどうあるべきかをみずから問い、理想の社会人像を求めていくことで、社会そのものを知り、郷土を愛することを学んでいくものと考えます。