鹿児島県議会 2018-06-11 2018-06-11 平成30年第2回定例会(第3日目) 本文
本県では、昭和六十二年に宮之城線、大隅線、志布志線、昭和六十三年には山野線が相次いで廃止になってしまったことは、苦い記憶として、皆様の記憶にも刻まれていることかと思います。 県民生活の利便性を維持するために、将来にわたった路線維持に向けて、JR九州に継続的に要望を行っていくことは非常に重要です。
本県では、昭和六十二年に宮之城線、大隅線、志布志線、昭和六十三年には山野線が相次いで廃止になってしまったことは、苦い記憶として、皆様の記憶にも刻まれていることかと思います。 県民生活の利便性を維持するために、将来にわたった路線維持に向けて、JR九州に継続的に要望を行っていくことは非常に重要です。
当時、国鉄山野線を利用して魚介類を山間部に運んでいた行商人は17人いたと、先日、当時の状況を現地水俣で伺いました。 特措法の問題点は当初から指摘されていましたが、救済されなかった人に対しては、今後どのような対応をしていくのか。残された道は裁判しかないとすれば、水俣病問題は解決への方向ではなく、さらに紛糾することが予想されます。
この間、県にも直接この布計地区の皆さんが来られて、当時、水俣から旧国鉄の山野線が通っていて、水俣から魚売りの行商の人が山野線に乗って魚を売りに来ていたと、そして、自分のお店でそれを扱って買ってもらったんだと、実際に売るお手伝いをしていた人も来て、自分は水俣病の被害を広げたと、布計地区の皆さんに広げてしまって本当に申しわけないと、涙ながらに話をされたということも、県の担当の皆さんの前でそういうふうな状況
そして、原田正純先生の姿に見られるように、鹿児島県もこの水俣からは近い地域でありますし、そして水俣病の発生の原因企業となった日本窒素というのは、我が地域からも、大口の曽木発電所あるいは鶴田の禿野発電所などもそうでありますが、電気を送り続けていたということもあり、あるいはまた、水俣から国鉄山野線を通じて北薩方面にも、魚の行商に来られた方々がいたということも知られております。
また、国道二百六十八号は九州縦貫自動車道全線開通に伴い交通量が増加しているため、現在旧山野線国鉄敷地を利用して広域的な迂回道路として市町村道事業を計画しておりますが、これの見通しと二百六十八号と関連する県道菱刈横川線と、出水菱刈線についても今後の計画と見通しについてお伺いをいたします。
また、水俣市の協力が必要となりますが、水俣には、廃止されたJR山野線の線路跡地をジョギングロードにも使える日本一長~い運動場がありますが、この起点から埋立地までは二キロメートルぐらいしか離れておりません。これをつなぐとまたおもしろい展開が期待されます。 水俣、この言葉を聞くと水俣病を連想される方が多いでしょう。そして暗くて公害の町であるといった誤ったイメージを持つ人もまだまだ少なくないはずです。
私は昭和六十一年十二月議会におきまして、まさに赤字ローカル線として本地区の宮之城、山野両線が廃止やむなきの運命に至りましたとき、地域の活性化と青少年の健全育成体力づくりを目的として、この山野線の軌道跡地に栗野・大口・山野間二十三・四キロを活用して、大規模自転車道の建設を提言いたしたのでありますが、当時南薩吹上浜砂丘自転車道の建設中でありましたので、一県に二ヵ所の採択は難しいということで涙を飲んだ経緯
第四点は、国鉄宮之城町線などの廃止に伴ってバス輸送に転換された四線のうち、宮之城線、大隅線、志布志線の三線は今年度中に、山野線は平成四年度中に特定地方交通線転換バス事業運営費補助制度の五ヵ年間の補助期限が到来することから、以後は通常の地方バス路線維持費補助制度へ移行することになるわけでありますが、バスの運行に伴う欠損を少なくするために運行ダイヤやコースの見直しが行われるのではないかと地域住民は不安を
しかしながら、自分の懐が痛まなければなかなかそういう気持ちにならないわけでございまして、宮之城線が廃止になるときに、営業係数百円の利益を上げるためにどのくらいの経費がかかるかということで調べてみますと、宮之城線で千五百七十三円、そして大隅線で千五十一円、志布志線で百円の利益を上げるのに五百八十六円、山野線で千百八十四円、自分のおうちに例えればとっくの昔に奥さんと相談をして、やめてくれというような話がまとまるはずでございます
昭和六十一年宮之城線、昭和六十三年に山野線の両国鉄線が赤字ローカル線のゆえを持って廃止の憂き目を見ております。当地域は海を持ちませんので、当地域の人、物の交流は、なんとしても道路交通に頼らなければならないわけでございます。
東郷のバイパス、そして湯田温泉のそこの橋、それから大口の再生は小川さんが後でおっしゃるだろうと思いますけれども、大口を再生させるなら、やはり山野線もなくなり宮之城線もなくなり、そして陸の弧島ならば、この二百六十七号線の早期完成であります。国道でありますから、ただで人吉まで行くわけであります。それから先は有料道路で行く。それしかない。
次に、質問通告の中では挙げておりませんでしたが、県内の廃止路線である宮之城線、大隅線、山野線等が代替バスに切りかえられたわけでありますが、最近このような事例に遭遇をいたしたのであります。 川内駅におり立ちました県外客と思われる老齢の一人の紳士から「大口市に行こうと下車をしましたが宮之城線はないんですね。直通のバスがあるんでしょうか」と尋ねられたのであります。
私どもの地域では、去る一月三十一日午後十時八分薩摩大口駅発西鹿児島行き最終列車が、螢の光の音楽の流れる中で悲しく、悲鳴にも似た号笛一声をもって、六十六年間当地域の足として貢献してくれた山野線が、ついに鉄道の歴史に終止符を打ったのであります。
特定地方交通線のうち山野線につきましては、去る十一月二十四日、同線対策協議会会議において、明年二月一日からバス輸送に転換することで協議が整ったところであります。
「山野線一月限り」「人材不足に悩む地場企業」「活気帯びる県産品売り込み」など、いろんな情報がこの二カ月近い間に飛び交っておるわけでございます。
まず、山野線につきましては、去る十一月二十四日の地方交通線対策協議会において、昭和六十三年一月三十一日限りで同線を廃止し、二月一日からバス輸送に転換することに決定されたところであります。代替バス路線は、水俣市関係の二路線を含めて六路線であり、今後は、代替輸送道路の整備等バス転換促進のための関連事業を積極的に進めていく旨の説明がなされました。
ところで、民営移管後曲折を経て、いまだ廃線になっていない山野線につきましては、跡地利用等を含めて協議会で協議中と承りますが、私は山野線が宮之城線のような無残な姿に放置されないためにも、さきの議会でも提言しましたとおり、地域住民の声として道路など直接有効利用の必要のない国道並行区間の栗野―大口間、二十三キロメートル部分を県または協議会で一括払い下げを受け、時代の要請するサイクリングロードとして衣がえされることを
特定地方交通線のうち山野線につきましては、去る七月二十八日、山野線特定地方交通線対策協議会におきまして、代替バス輪送計画についての協議が整ったところであります。 県といたしましては、山野線が地域住民の足として果たしてまいりました役割を十分踏まえ、地域に密着したバス輸送体糸が確保されるよう、引き続き関係県、市町との密接な連携の下に適切に対処してまいる所存であります。
いずれにいたしましても、県としては、これまで高森線、宮原線及び山野線と同様、湯前線につきましても厳しい状況の中で、地域にとって最善の方法の選択を地元市町村が行っていくために、地元と連携を密にして取り組んでまいる考えでございますので、県議会におかれましても御理解と御協力をお願いいたしたいと考えております。