山梨県議会 2023-09-01 令和5年9月定例会(第5号) 本文
富士山吉田口五合目にライフラインを整備するに当たっては、地元市町村や受益者が工事費などを負担することとなります。ライフラインの整備を登山鉄道の整備とあわせて行い、その整備費用のおおむねを鉄道利用の受益者負担とすれば、地元負担が軽減されるため合理的と考えます。
富士山吉田口五合目にライフラインを整備するに当たっては、地元市町村や受益者が工事費などを負担することとなります。ライフラインの整備を登山鉄道の整備とあわせて行い、その整備費用のおおむねを鉄道利用の受益者負担とすれば、地元負担が軽減されるため合理的と考えます。
富士山は今年、世界文化遺産登録十周年であり、コロナも感染症法上第五類に移行されたこともあって、富士山吉田口の登山者数は、環境省によると十三万七千二百三十六人となりました。これは、昨シーズンと比べ一・五倍の増、コロナ禍前の二〇一九年と比べても九割という数字であります。
こうした状況において、山小屋などで構成される富士山吉田口旅館組合からは、弾丸登山の抑制を含めた登山者数全体の適正化に向けた対策などについて、関係者が協力して検討することを県に要望したと聞いております。 世界文化遺産登録十周年という記念すべき年の登山シーズンにおいて、事故発生の防止や医療体制の強化など、登山者の安全確保に一層努めることは極めて重要であります。
富士山吉田口にある十六軒の山小屋は、非常時に避難所の役割を果たすなど、安全登山に必要不可欠な施設でありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、去る四月三十日、登山者の安全を第一に考えた末の結論として、その全てが休業することとなりました。
先般、環境省が公表した富士山吉田口における登山者数は、山頂付近の石積み崩落や、週末の天候不順が影響したためか、前年度より約九百人減少しました。 一方、富士山保全協力金の協力者数及び協力金額は、いずれも前年度に比べて、約一四%増加し、協力率についても六七・二%となり、本格導入した平成二十六年度に次ぐ高い数字となりました。
その一方、夏山期間については、富士山吉田口は一日当たり最大六千名を超す登山者が訪れるため、全登山者から登山届を事前に、あるいは現地で受理する体制を整えることは難しい状況にあります。 このため、来夏に向けて、万が一の場合に備え、登山日程等を家族などへ必ず告知することについて、富士登山オフィシャルサイトや登山雑誌などさまざまな媒体を通じて、周知、啓発を強化してまいります。
あわせて、富士山吉田口旅館組合と県が協力して、登山道周辺に使用済みトイレが放置されていないかどうかについて確認し、回収する」との答弁がありました。 以上で、総務委員長の報告といたします。
議員御提案の富士山吉田口登山道は、世界遺産富士山の構成資産であり、その沿線は、文化財保護法や自然公園法などにより、樹木伐採の許可の条件が厳しい地域となっております。 このため、眺望ポイントとして整備するに当たりましては、地元富士吉田市の意向を踏まえ、文化庁、環境省などの関係機関と協議を行ってまいりたいと考えております。
│ │ │ │ │ │【請願の理由】 │ │ │ │ │ │ 富士山吉田口登山道の山小屋においては、国、山梨県及び富士吉田市の
この期間に開催するイベントといたしましては、富士のすそ野を六日間かけて踏破する「富士山一周ビッグウォーク」、富士山を一望する温泉や名水・コスモスなどをめぐる「富士の里すてき旅」、富士講の歴史や文化をたどる「富士山吉田口登山」など、富士山麓の多彩で魅力あふれる秋を体感してもらえる数多くのイベントを準備いたしております。
県道富士上吉田線、いわゆる富士山吉田口登山道は、富士講によって長い歴史を刻んできた信仰の道であります。 富士スバルラインの開通とともに、古来から親しまれてきた富士登山のメインストリートである浅間神社から頂上を目指す道の利用者は、減少の一途をたどり、五合目までの登山道はさびれ、往時のにぎわいは影を潜めております。