宮城県議会 1966-10-01 10月03日-02号
次に農業改善事業が進むにつれて、基幹作目はもちろん米は本県の代表作物でありますので、米作は最も多いと思いますが、それぞれ適地、適産選択的拡大生産をはかるための果樹、そ菜、柿、たばこ、養蚕、畜産等、地方地方の立地条件を生かして事業を進めることと存じます。
次に農業改善事業が進むにつれて、基幹作目はもちろん米は本県の代表作物でありますので、米作は最も多いと思いますが、それぞれ適地、適産選択的拡大生産をはかるための果樹、そ菜、柿、たばこ、養蚕、畜産等、地方地方の立地条件を生かして事業を進めることと存じます。
こうした情勢から、県は農業構造改善事業、主産地形成等、基幹作目として園芸特用作物が導入されており、その生産額も百三十四億余万円と聞いており、これら作物の健全なる発展をはかるには、生産から流通まで、一貫した総合的な施策が重要であり、現在の機構においては、十分な施策の遂行は困難ではないかと思われるのであります。
計画いたしました経済長期計画において、米作は二五%程度の伸びにとどめて、農家所得の拡大を他の作目の成長に期待するよう計画しておりますることは一応肯定いたしますけれども、本県下農業の立地条件を慎重に考慮いたしまして、はたして稲作は既定の計画でよいかどうかということは、先ほどの御質問にもあつたようでございますが、再検討をする要もあるのではないか、また県下各市町村の立案をいたしました農業構造改善のための基幹作目
特に農業構造改善事業の地域指定の計画をみます場合において、その基幹作目の選定が思い思いであり、指定が進むに従いまして、非常に複雑になり、雑多な基幹作目の地域が出てくるのではないかとおそれるものであります。
私が申し上げるまでもなく、農業構造改善事業は適地適産を建前としておる、いわゆる主産地形成を推進することになつておりますが、構造改善計画の柱となる基幹作目の選定並びにその計画については、さきに樹立いたしました経済長期計画によるよう指導しておるのでありますが、かつ国の指導力針である農産物の需要及び生産の長期見通しに即応するよう指導しておりまして、国の計画審査もこの観点から行なわれるなど、十分流通問題については