島根県議会 2023-09-03 令和5年9月定例会(第3日目) 本文
このうち、平均の宿泊数が約17泊と最も滞在期間が長いフランス人観光客の状況を見ますと、東京、大阪、京都など大都市での滞在が長い反面、島根や広島など地方での滞在は2日程度までにとどまっており、実態としては、長期滞在であっても、大都市を拠点に、地方各地を巡る旅行スタイルが主流となっていると推察されます。
このうち、平均の宿泊数が約17泊と最も滞在期間が長いフランス人観光客の状況を見ますと、東京、大阪、京都など大都市での滞在が長い反面、島根や広島など地方での滞在は2日程度までにとどまっており、実態としては、長期滞在であっても、大都市を拠点に、地方各地を巡る旅行スタイルが主流となっていると推察されます。
また、近年、頻発化・激甚化する自然災害の発生が続いていることから、リスク回避のため、地方各地に拠点を分散する取組を推し進める動きが民間企業に始まっています。 したがって、東京一極集中を是正し、地方への流れを確かなものにするためには、地方にとっては絶好のタイミングが到来していると言っても過言ではありません。 政府もこの流れに沿って政策展開をしています。
さて、ここ県立南宇和病院だけでなく、日本の地方各地において、医師不足や経営難に陥っている公立病院は数多くあります。その中にあって、閉院の危機に瀕していた三重県の志摩市民病院が奇跡の復活劇を遂げたとの記事を目にしました。同病院では、2015年に年間約7億円の赤字を計上するとともに、3人もの医師が一斉退職し、唯一残った1人の医師は大卒7年目、34歳の若手医師のみだったそうです。
東日本大震災では、東北地方各地の河川堤防の液状化により大規模な沈下や変位が発生したことが分かっています。この写真は、国土交通省の資料から引用したものですが、一級河川の堤防が液状化でこのように大きく崩れてしまいました。この写真は、木曽川の堤防を撮影したものです。大変恐ろしいことですが、川の水面の方が一般の住宅の屋根より高いところにあることが分かります。日光川の堤防では更に深刻です。
日本全体で人口減少が進む中にあっても、若い世代がふえてきている地域が県内各地や中国地方各地で見られます。人口の社会動態はいろいろな要素に左右されておりますが、県が早くから定住対策に取り組んできたことによる効果が近年になって出てきている面もあると考えております。いずれにせよ、どのような要因があるのかしっかり調査をする考えであります。
日本国と中国の国家間は、中国による尖閣諸島における領海侵犯問題において大変厳しい状況にありますが、この厳しい状況の中こそ、両国間の経済と医療、文化における民間と地方による相互交流を続けることが大切であり、本県としても、中国東北地方各地との連携を深め、両地域の経済交流を進めていく必要があると考えます。
ここ数年、観測史上最大の雨量を観測する大雨が本年も含め関東地方各地で観測されているところであり、水害対策の重要性を改めて認識しているところです。県における河川の洪水、高潮に対する施設の整備については、河川ごとに定めた計画規模に応じた施設整備を行っております。
そうした中にあって、多くの農山漁村から都市へと人の流れはとどまることなく続き、三ちゃん農業とも言われ、特に若者の流出による人口減少は山村に限界集落をつくり、その延長は地方各地に及び、現在の消滅自治体論まで進んでいるのであります。
同時に,これに関連してなんですけれども,今,中山間地域各地で若者の移住者がふえて人口増に転じているという地域も岡山県でもそうですし,中国地方各地でもいろんな事例が出ています。そういういい事例にはしっかり学んでいくということも大事だと思うんですけれども,その点についてもあわせて知事にお伺いしたいと思います。
先月14日から15日にかけて、関東甲信地方各地で観測史上最も多い積雪を記録するなど、私たちは歴史的な豪雪に見舞われました。本県においては、農業被害の422億円をはじめ、商工業、観光業など各産業において深刻な被害が発生しております。県では、農畜産業及び中小企業を支援するため、補正予算を追加提案いたしました。
今回の医療センターの整備では、中国地方の障害者医療の中枢拠点を目指されているとのことでありますが、中国地方各地から幅広く患者が集まっていることになれば、患者の家族等に対する宿泊機能の充実も重要になってくると思います。以前私の家族がお世話になった北九州市の総合療育センターには、母親と子供が一緒に何週間か暮らしながら治療やリハビリを受けることができる施設がありました。
医療崩壊に対する地方各地からの大きな不安の声が国に届く背景にあって、最近になって文部科学省が、医学部の学生定員の増員を計画するなどの具体的措置案が出てきていることについては大変期待をするところではありますが、残念ながら効果があらわれるまでにはまだまだ時間が必要であります。 ぎりぎりのところであっても、今の仕組みの中で現状の救急医療体制を関係するみんなの協力により守っていかなければなりません。
秋田港は北東アジアや沿海州との地理的優位性を有し、本県のみならず東北地方各地からの利用も見込まれることから、県内経済の活性化の起爆剤として考えており、その整備については県の最優先課題として官民一体となって国に強く要望しております。 大浜上新城線につきましては、都市計画決定後、交通を取り巻く環境が変化したことから、今後、利用者ニーズを的確に把握した上で整備方針を検討してまいりたいと思います。
現に、地方各地の道の駅や産直販売所などで成功をおさめているところがたくさんありますが、そういったところに足を運んで買い物をしていく消費者は、非常に食に対する意識が高く、リピート率も高いようです。それは、顧客のニーズをタイムリーにつかみ、それにこたえようとしている生産者の努力が成果となってあらわれたものでしょう。
去る十月二十三日夕刻に発生した新潟県中越地方を震源とする新潟県中越地震は、死者四十名、負傷者二千九百名余りを数え、中越地方各地に甚大な被害をもたらす大地震となりました。 地震発生当時、私は、錦江湾沿いの国道を南大隅方面に走行中の車のラジオで知りました。そのときは、まさかこのような甚大な被害をもたらす大地震になろうとは思ってもみないことでありました。
十月二十三日に発生した新潟県中越地震では、川口町で震度七、長岡市等の中越地方各地で震度六を記録し、その後数日にわたり大きな余震に襲われ、さらに、震度六を四回記録するなど未曽有の災害に襲われ、死者四十人、負傷者二千八百人余り、家屋全壊約二千五百戸、半壊五千二百戸、一部損壊五万七千戸余り、その他有形、無形の人的被害や財産の損失など、その被害は膨大なものとなりました。
幾らアメリカに敗戦したからといって、その後を羊の群れのようについていくという情けない姿は、そろそろ中央がそれを打ちどめにしないのならば、地方各地から、いささかなりともピリオドを打つ企てが始まってもよろしいのではなかろうかと私は思っております。 さて、第2点は、それと連動しておりますけれども、グローバリズムという考え方のゆがみであります。
伊勢湾台風後も、昭和四十九年、五十一年、平成三年の風水害等繰り返し大きな災害に見舞われておりますが、本年六月三十日にも、活発化した梅雨前線により東海地方各地で大きな被害があり、愛知県でも床上、床下合わせて六百二十二戸の浸水被害となりました。このほかにも、被害の大小はあれ、ほとんど毎年のように災害が起こっているのが現状であり、私の住む尾張北部地域でも毎年のように浸水の被害が起きております。
なお、本委員会におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと第一に、昨年のNHK大河ドラマ「毛利元就」の放映を契機として、中国地方各地で県境を越えたイベントが展開され、全国に向けた、またとない観光PRの機会を得た。この事例を踏まえ、今後の観光振興については広域的な視点で積極的に取り組むこと。
しかし、本四三橋時代、さらには太平洋新国土軸時代という徳島の未来を考えたとき、近畿、京阪神直結という東向きの視点だけではなく、私が今申し上げましたような、岡山、広島、さらには山陰の地域、もっと西に延びて、アジア地域の追い風を受けて発展を続けている、福岡を中心とした九州地方各地からの活力に注目し、利用していくという西からの視点というものが大変重要な意味を持ってくると確信するものであります。