富山県議会 2024-06-26 令和6年県土整備農林水産委員会 開催日: 2024-06-26
6月21日の日本農業新聞の1面に輸入大豆の価格が国産大豆の価格を2000年以降で初めて上回ったと報じられておりました。 富山県において、大豆生産を拡大し、各農家の収益向上に資するという可能性について、どのように認識しておられるのか、津田農林水産部長に伺いたいと思います。
6月21日の日本農業新聞の1面に輸入大豆の価格が国産大豆の価格を2000年以降で初めて上回ったと報じられておりました。 富山県において、大豆生産を拡大し、各農家の収益向上に資するという可能性について、どのように認識しておられるのか、津田農林水産部長に伺いたいと思います。
三つ目に、畑作物について、大豆は、国内消費の九三%を輸入に依存しており、実需者ニーズに対応した国産大豆の生産拡大が課題となっております。本県における令和四年度の大豆の作付面積は四千九百十ヘクタール、うち水田での作付は九四%の四千六百二十一ヘクタールであり、主要な転換作物として作付されております。
そのような農家の努力の結果、生産された国産大豆の需要や評価はどのような状況であるのか、お伺いをいたします。 ◎農政水産部長(宇野良彦) お答えをいたします。 国産の大豆につきましては、加工事業者から味のよさなどの品質面が評価をされておりまして、ほぼ全量が豆腐、煮豆等に用いられております。近年、全国的な需要は堅調でございまして、本県も大豆の産地として高い評価を受けております。
8 津田農産食品課長 国内の食品用の大豆需要量105万トンに対しまして国内全体の大豆の収穫量は21万トンと、需要の2割にとどまっており、国産大豆の供給力の強化は喫緊の課題となっております。 一方、本県の大豆生産につきましては、令和3年産では作付面積4,250ヘクタール、全国では12位でございます。
生産量が少ない国産大豆も、前年より価格が9%上昇していますし、国際取引では、3年前に比べると1.5倍ほど上昇しております。シカゴの先物取引も、去年の夏より60%ほど値上がりしているそうです。 価格の上昇に加え、コロナによる影響からコンテナが不足し、海上運賃が以前に比べ4~5倍高くなっているそうですので、価格の上昇はまだ続くのではないかと心配されます。
反当たり100キロほどだと聞いているけれども、国産大豆全般でも需要は相当あると聞いておりますが、この単収では、JAなどが勧めても、生産者はなかなか意欲が湧かないという話を聞いているわけであります。
7 ◯斉藤委員 消費者教育ということであるが、例えば今日、食料品には国産大豆、あるいは遺伝子組み換えとか、いろいろなものの表示義務があるけれども、そういったものというのは、大ざっぱに言うと、あってもなくてもいいようなものになっている。
368: ◯成相安信議員 この間ちょっと私歩きましたら、豆腐屋さんで、国産大豆は高くて使えませんと。パン屋さんへ行って、国産小麦使いますかと言ったら、パンはつくれませんと言われましたよ。つまり、幾ら圃場整備をやって麦や大豆をつくっても、穀物生産で米並みの生産性を上げるためには、今の国土の3倍4倍要るちゅうことですよ。
その反面、円安も進み、国産大豆の価格は上がってきておるところでありますし、近年の天候不順による不作により、供給不足の懸念が強くあるところであり、価格が上がれば農家さんの生産意欲は高まるはずでありますが、しかし大豆生産は稲作よりも手間がかかり、水害にも弱いところがあります。
今、スーパーに行っても、国産大豆の納豆を探すのは大変とのことです。 農業県長野です。県内農家の振興のため、県独自の価格保証や中山間地域の支援策を講ずるべきと考えますが、いかがでしょうか。知事に伺います。 〔知事阿部守一君登壇〕 ◎知事(阿部守一 君)まず、福祉医療についての御質問でございます。
19 鶴山農産食品課長 委員御指摘のとおり、平成16年に国産大豆が全国的に不作となったときには、価格が1万5,800円まではね上がっております。そうしたことからメーカーから国産離れといったことも進んだのかなと思っておりますが、ちなみに輸入大豆と国産の割合で言いますと、食用に回る分については輸入が75%、国産が25%と言われております。
国は、経営所得安定対策の見直しにおいて、飼料用米など非主食用米生産のインセンティブを高めたが、これにより、主食用米だけでなく、大豆等の転作作物も非主食用米へ生産誘導され、結果、非主食用米が供給過剰になる一方、大豆の作付が減少すれば、国産大豆を求める食品メーカーや消費者の需要に応えられなくなることも懸念されます。
6月2日の日本農業新聞の1面に、2011年産国産大豆の落札価格が5カ月続いて上昇しており、中でも富山県産エンレイなど東海北陸以西の普通大豆は全量落札され、価格も高騰しているが、東北、関東の銘柄は未落札が目立ち、落札価格も低迷しているとありました。この記事によりますと、大きな要因として、東京電力福島第一原発事故の影響で、周辺地域の銘柄が敬遠され、厳しい風評被害にさらされているとのことでした。
日本型食生活と言われている日本型食生活には、大豆の国内生産自給率、これが大変低いということで、現在、国内総需要で6%、このうち食用における国産大豆の自給率は21%にすぎず、8割は海外輸入に依存する状況にあり、輸入への依存率が高いだけに、遺伝子組み換えによる課題が消費者の不安材料ともなっている。
そうすると、現実的には国産大豆も、その期限ぎりぎりぐらいまで売れ残っている。そしていきなり期限直前になってばっと安い値段で各共乾あたりから販売の、国産大豆の買い付けの値下げというのは、あの時点でかなり起きたんですね。 だから、極端な話をしたら、販売会社がもうけるためにできるだけ安く米を買おうと、農家には関係ないんだからと。
国産大豆を使用した製品の製造。入学支援金制度の 創設。
例えば、競争力のない国産大豆や小麦のかわりに、日本が世界に誇れる品質の果物や野菜、牛肉を増産したとします。輸出もふえ、農家ももうかり、関連産業も伸び、村も栄えた。しかし、自給率は下がる。果物や野菜は穀物に比べてカロリーが低く、牛肉はカロリーは高くても飼料自給率に乗じてカロリー計算されるからであります。 例えば、米国に次ぐ世界第二位の食料輸出国のオランダのケースがそれに当たります。
そういう流れの中からいいますと、国産大豆への期待も高まってきている状況があるのではないかと思っているところでございます。
国の食物の未来を描く戦略会議の場では、輸入への依存度が高い大豆等の備蓄水準の引き上げを検討していますが、国産大豆の安定供給と需要拡大が一層重要になっています。 こうした中、県産大豆は転作作物の中心として作付されていますが、近年は地力の低下を要因とする品質、収量の低迷が続いています。
昨年の冷夏の影響で国産大豆の備蓄を国が進めているということをきのうのNHKのラジオのニュースで言ってたんですが、この内容はどういうことなのかということと、県内の大豆の需給状況は今どうなっているのか、今後どういうことが予想されるのかということをまず最初に質問いたします。