宮城県議会 2023-09-01 09月13日-03号
なお、排水機場等の整備計画については、今後、地域の声を聞きながら、国、県、市町等で構成される名取川・阿武隈川下流等流域治水協議会において検討してまいります。 次に、大綱三点目、持続可能な農業振興についての御質問のうち、多様な担い手確保対策についてのお尋ねにお答えいたします。
なお、排水機場等の整備計画については、今後、地域の声を聞きながら、国、県、市町等で構成される名取川・阿武隈川下流等流域治水協議会において検討してまいります。 次に、大綱三点目、持続可能な農業振興についての御質問のうち、多様な担い手確保対策についてのお尋ねにお答えいたします。
藤塚地区の東部には、貞山運河が流れておりますが、貞山運河水門から南側の名取川にかけておよそ三キロメートルは国の直轄管理区間となっています。仙台市は、十一月十五日に藤塚地区にぎわいづくり検討会の第四回最終会合を開き、ゾーニングやパース、スケジュール案を示したとのことであります。
駅の東側からは、もう間もなく国道四号に直線でつながっており、南仙台駅を高架化することで駅を東西に貫通できれば、国道二八六号と国道四号を名取川以南で結節する東西の一大交通軸が出現し、中田地区の東西分断は解消され、積年の課題であった国道四号の交通渋滞の解消にも資するのであります。
工事については、昨年度までに、名取川合流部付近までの護岸整備が完了しており、本年度は引き続き、その上流において、護岸整備のための仮設土留矢板工を施工する。今後は、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の予算を積極的に活用し、早期の整備完了を目指していく。
大綱五点目、名取川水系広瀬川の洪水対策と流域治水の考え方についてお伺いいたします。 六月に、新聞やテレビなどで、JR仙台駅西口の大雨による浸水被害を防ごうと駅周辺と広瀬川とをつなぐ雨水幹線の整備工事が始まったとの報道がなされました。大雨により仙台駅西口はしばしば冠水することで知られており、近年の度重なる豪雨により、その被害についても大きく報道されていたところです。
附属機関の設置及び構成員の選任等の状況、北上川流域水循環計画(第二期)及び名取川流域水循環計画(第二期)の策定、ものづくり産業の振興施策に関する令和二年度事業の実施状況及び令和三年度の主な取組、第四期みやぎ観光戦略プランの令和二年度の実施状況、令和二年度多文化共生社会の形成の推進に関して講じた施策について、それぞれ提出がありました。
平成三十年度の解析状況としては、名取川水系で捕獲されたカワウ五十三羽のうち四十二羽から八科十三種の魚二百五十九尾四千百七十六グラムが確認された。アユは、六・七月には十五尾二百四十五・一グラム(重量比七〇・八%)、九・十月には六十四尾千五百二・四グラム(重量比四一・三%)が確認され、九月には抱卵したものも確認された。サケ稚魚も、一月に二十尾六・四グラム(重量比三・三%)が確認された。
また、令和元年東日本台風による浸水被害を踏まえた地区内の更なる排水機能強化については、現在名取川・阿武隈川下流等流域治水協議会が設置され、流域全体で総合的な防災・減災対策の取組が始まっており、これと一体となって取り組んでいくことが重要であると考えております。
旧笊川については、名取川の水位が上昇した際、旧笊川への逆流を防止するため、名取川との合流点に国が笊川樋門を設置しており、県は河道の整備のほか、調整池を整備してまいりました。
四年前の災害の際も名取川の水位が旧笊川より高くなり、逆流を防ぐために水門が閉じられました。水門を閉じると旧笊川の水は隣の遊水地に流れる仕組みになっていますが、遊水地で受けとめられずに氾濫、約五十世帯が浸水をしてしまいました。四年前の経験から国土交通省仙台河川国道事務所では、遊水地の水位が上がった場合にはポンプ車を出動させて排水をする対策を住民の皆様に説明していたそうです。
旧笊川流域については、名取川の水位が上昇した場合の逆流防止のため名取川との合流点に国が笊川樋門を設置するとともに、樋門を閉扉した際の対応として仙台市の下水道整備とあわせ平成十一年度には県が遊水地の整備を行い、一定の治水安全度が確保されたものであります。
一級河川とはとても思えないような小さな河川でありますが、河道が狭隘なため古くよりたびたび洪水被害を受けており、昭和四十二年より国営名取川水利事業として治水安全度の向上が図られてきました。しかし、昭和六十一年八月の台風十号や平成六年九月の集中豪雨では仙台空港や臨空工業団地、住宅等に甚大な被害をもたらしました。
重吉は石巻の北上川のつけかえや阿武隈川と名取川を結ぶ貞山堀の一部である木曳堀を開いたことで知られている方です。仙台市中心部から西へ約四キロの郷六で広瀬川に堰を設けて取水し、大崎八幡宮の西から東照宮の近くで梅田川につなぎました。これが四ツ谷用水の始まりであります。その後も歴代藩主が事業を引き継ぎ城下の拡張とともに新たな水路を開いて、四代藩主綱村公の時代にようやく全体像ができ上がりました。
我が県においても、名取市熊野堂において約七千二百平米規模の残土置き場に積み上げられた約三万三千立米の土砂の一部が崩落し、名取川の県管理区域に流出する事案が発生しております。県では平成二十五年から業者に対して口頭や文書による指導や河川法に基づく監督処分を行い、土砂の撤去や原状回復命令を出しましたが、改善が見られないどころか監督処分後も引き続き新たな土砂が搬入されている状況です。
まずは私の地元仙台市若林区にも流れている名取川水系広瀬川も含めた県内河川の整備についてお伺いします。 最近広瀬川周辺にお住まいの多くの方から河川の整備について多くの要望、御意見をいただくようになってきております。
また、名取川から仙台港までを沿川に持つ仙台市の積極的な取り組みも欠かせません。仙台港建設を契機に御舟入堀の一部は埋め立てられました。今回の震災復旧では、仙台市が北蒲生の区画整理事業計画を変更すれば、蒲生御蔵を中心とした運河が復元される絶好のチャンスでしたがそれがかなわず大変残念です。
また県単独事業として水害常襲河川の解消に向け、名取川等十一河川の河道整備と堆積土砂撤去や支障木伐採による流下能力確保を図り、今年度に引き続き精力的に整備を進めてまいります。
さて、県内沿岸部の各地では震災復興まちづくりを推進しておりますが、名取市閖上地区においては、現在国の直轄河川事業として名取川かわまちづくり事業が進んでおり、名取川の右岸堤防沿いを親水性の高い空間として整備することになっています。
しかしいまだにかさ上げ道路も名取川北側の防潮堤も未完成です。県道東側は災害危険区域になり集落が分断されただけでなく、安全だから戻れと言われてもその安全策が完成されていない中で西側の現地再建は進まず、百世帯の集落は十世帯程度になっています。津波被害は地形などで大きく異なり、その地域や集落によっても安全対策は画一的でなく、それぞれに合わせた命を守る対策が求められていました。