言うまでもなく、日本は火山列島であり、また、地震列島、台風列島であります。いわゆる災害列島であります。本県においても、防災・減災対策は喫緊の課題といえます。 ここで改めて、県民の防災意識を一層高めるための具体的な取組について、熊本防災・危機管理課課長に伺います。
日本列島は台風列島とも呼ばれ、毎年のように各地で台風による災害に見舞われております。ことしは、まず七月の新潟・福井両県における記録的な豪雨に始まり、その後も次々と台風が発生し、十月に入っても台風二十二号、二十三号の追い打ちがあり、観測史上最多の十個の台風が上陸しました。 特に台風二十三号では、亡くなった方や行方がわからない方が八十九名を数え、平成に入って最大の被害となっております。
しかし、国・政府というのは、どっちかというと、いわゆる住専とか、あれこそわからぬような不動産とか何かにはぽんと何十兆円も出しますけれど、肝心の国土防衛、この台風列島とか災害列島という日本を守っている森林・林業、これに対しては余りお金をかけない。残念なことだと思います。