福岡県議会 2024-06-07 令和6年6月定例会(第7日) 本文
さて、世界的な半導体関連産業への投資の流れを受け、半導体関連人材の確保及び関連企業の技術力向上は喫緊の課題であります。本県は、これらの課題に対して重要なミッションを担う福岡半導体リスキリングセンターと三次元半導体研究センターという二つのセンターがありますが、これらについて知事の取組姿勢について質問いたします。 県では昨年八月にリスキリングセンターを開設いたしました。
さて、世界的な半導体関連産業への投資の流れを受け、半導体関連人材の確保及び関連企業の技術力向上は喫緊の課題であります。本県は、これらの課題に対して重要なミッションを担う福岡半導体リスキリングセンターと三次元半導体研究センターという二つのセンターがありますが、これらについて知事の取組姿勢について質問いたします。 県では昨年八月にリスキリングセンターを開設いたしました。
このうち、新規事業「半導体関連人材育成事業」についてであります。 これは、国内で半導体関連企業の設備投資が進み、半導体関連の人材確保が課題となる中、県内企業が必要とする人材の育成・確保を図るものであります。
本県が、今後の基幹産業の一つとして掲げる半導体関連人材の育成・確保という観点から考えた場合、県立諫早東高校の工業高校への変更、あるいは工業系学科の設置を検討することが必要であると考えますが、見解を伺います。 ○議長(徳永達也君) 教育委員会教育長。 ◎教育委員会教育長(前川謙介君) 高校の改編や新たな学科の開設につきましては、全県的な視点から総合的に検討する必要がございます。
水俣地域でも、地元企業アスカインデックスと水俣高校が連携し、昨年4月から半導体関連教育が導入され、半導体関連人材の育成拠点としての取組が始まっています。 令和3年3月26日に閣議決定された第6期科学技術・イノベーション基本計画では、Society5.0の実現が示されています。
半導体企業の進出により、県内における半導体関連人材の需要が高まることが想定されていることから、こうした産業を支える人材を育成することは喫緊の課題であると認識しております。現在、工業系高校十二校において、生産技術や電子技術、電気機器などの授業を通じて、半導体の性質や種類、活用に関する基礎的な知識の習得を図っているところです。
次に、委員から、県立高等学校半導体関連人材育成事業業務委託に係る債務負担行為の追加に関連して、工業高校等においては、今後、半導体関連人材の育成等も見据えて、最新の機械設備が必要となると思うが、その整備状況はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、県内高校全ての機械設備を一度に最新のものに更新することは難しいが、今後も予算の範囲内で必要に応じて順次更新していくとともに、民間企業等と連携し、企業が
半導体関連人材の育成については、先月21日に、水俣市、株式会社アスカインデックス、水俣高校の3者で連携協定が締結されました。 相互に連携、協力しながら教育活動を行うことで、水俣高校の魅力向上を図るとともに、水俣市及び本県における半導体関連人材の育成に取り組んでまいります。
TSMCの進出に伴い、半導体関連人材の不足が懸念される中、同社の取組は、課題の解決に大きく貢献し得るものであり、本県における半導体関連人材育成の拠点となり得る可能性を秘めていると認識しています。 さらに、水俣市には、工業系学科を有する水俣高校が立地しています。近年、志願者数の減少が続く同校にとっても、TSMCの進出は大きい追い風になるものと認識しています。
昨今、半導体関連企業の投資が、日本国内のみならず世界各国で行われており、日本でも世界でも半導体関連人材が不足しています。これから奪い合いが生じようとしていますので、半導体関連企業からは、半導体関連の人材育成を強化してもらいたいという要望が上がっています。それを受けて、広島大学、ローツェ、マイクロメモリジャパンに広島県や東広島市が加わって、今回、コンソーシアムを立ち上げようとしています。
また、こうした取組のほか、本県も参加している中国地域半導体関連産業振興協議会において、高等専門学校や大学の学生を対象とした半導体の魅力発信、半導体関連企業が求める人材のニーズ調査、それに応じた高専や大学における人材育成カリキュラムへの反映など幅広い職種の半導体関連人材の育成強化に取り組んでまいります。