徳島県議会 2015-02-12 02月05日-01号
そこで、新たに、認定捕獲事業者とくしま捕獲隊(仮称)を設置いたしまして、ニホンジカの生息密度が高い地域を中心に管理捕獲を強化するとともに、ニホンザルにつきましては、加害群れの集中捕獲や、大学や研究機関との連携によりまして、規模を縮小させた群れの繁殖抑制の実証を進め、加害群、個体数の半減を目指してまいります。
そこで、新たに、認定捕獲事業者とくしま捕獲隊(仮称)を設置いたしまして、ニホンジカの生息密度が高い地域を中心に管理捕獲を強化するとともに、ニホンザルにつきましては、加害群れの集中捕獲や、大学や研究機関との連携によりまして、規模を縮小させた群れの繁殖抑制の実証を進め、加害群、個体数の半減を目指してまいります。
この計画におきましては、管理の対象となる加害群れを百六十群、六千頭と定め、農耕地や集落を生息拠点とする群れ、季節的に集落に出没し被害を及ぼす群れなどに分類し、その加害度合いに応じまして大型捕獲おりを用いた群れの除去や縮小を図ってまいります。また、モンキードッグによる山への追い上げや放任果樹の除去なども進め、人との生活圏の分離を図ってまいりたいと考えております。
これほどまでに猿の生息域が拡大した背景には、中山間地域などで過疎や高齢化が進んだ人里に出現した猿の群れが農耕地等に侵入し、栄養価の高い食物を食べることにより高出産、低死亡率へとつながり、さらなる個体数の増加を加速し、さらに加害群れが増加する悪循環が起こっておると言われております。