山口県議会 2020-06-01 07月01日-04号
ダムの堆砂量が増加すると、結果として利水可能量は当然減ることになる中で、加えて、事前放流が実施されることになった場合には、さらに利水可能量が減ってしまうおそれが生じることとなり、本来ダムが持つ利水機能が十分に発揮されないことも懸念されます。
ダムの堆砂量が増加すると、結果として利水可能量は当然減ることになる中で、加えて、事前放流が実施されることになった場合には、さらに利水可能量が減ってしまうおそれが生じることとなり、本来ダムが持つ利水機能が十分に発揮されないことも懸念されます。
この調査は、首都機能のための水の確保を目的としておりましたので、中通りの水利用がどうかという点で詳しく調べられておりますが、2010年の水利用率は渇水年の賦存量比で全県平均53%に対し、中通りは68%、河川の利水可能量比では全県平均60%に対して中通りは70%と、どちらで推計しても限度いっぱい利用することになり、中通りの将来の水供給は迫しているという評価であります。