現場はまた、作った作物が病気にかかったり、あるいは冷害に遭ったり、あるいは高温障害に遭ったりすれば収入がゼロなんです。こういう最前線にいる方々と我々は話をして、そしてこういう場で代弁しているということもぜひ御理解いただいたらなと思っているところです。 時には厳しいことも申し上げましたけれども、今、寺田委員がいみじくもおっしゃいました。鹿児島のそれこそ産出額が北海道に次ぐ二位です。
そんな賢治が、当時、スウェーデンの科学者アレニウスの論文に書いてある「二酸化炭素による地球温暖化の理論」を知るや、「これで、東北地方から冷害がなくなる」と手を打って心から喜んだ話を私が目にしたとき、私は、賢治の詩や童話がこのようにふるさとの村と人との、地に足のついた運動や対話から生まれてくる熱い思いそのもので、だからこそ作品の表現に迫真性があると感じました。
1月24日、25日にかけての寒波による冷害が再び発生いたしました。 被害状況は、露地びわ76%、金額にして5億3,000万円程度と報告がなされています。一夜にしてのこの被害は、まさに非情そのものであります。 私も、1月25日に、現地を視察するとともに、「もう、農家にびわを続けろと言いきらんばい」などの声を行政に伝えています。
ひとめぼれは、冷害にとても強く、味と香りが良く、粘りの強い大変おいしいお米です。文字どおり、そのおいしさにひとめぼれしてしまうことが、その名の由来とされ、我が県だけでなく、お米の中でコシヒカリの次に作付量及び流通量が多い品種で、市場においても人気があります。
◆久保田順一郎 議員 昨年は、冷害でぐんま名月が駄目でしたが、今年はいけるかなと思っておるんですが、そうしますと、リンゴ泥棒が始まるのかなということでちょっと心配しております。シャインマスカットも名前が先行しちゃって、そういうことが発生しておるんだということで、生産者が頭を痛めていたと。それの対策をどう打っていこうかということで、いろいろ各県、苦労されておるわけでございます。
富山県の麦は、平成5年の冷害による米不足で、一度作付が減少しました。その後、水田転作の基幹作物として、作付地の集約、米と組み合わせた輪作体系の構築、新品種導入などにより、20年ほど前から徐々に生産が拡大しております。令和4年産では、水田の40%、約2万ヘクタールが転作になっておりますけれども、そのうち大麦が3,500ヘクタール程度、そして小麦が50ヘクタール程度となっています。
そうした観点から、古川農業試験場において、ひとめぼれと比べ高温条件下での玄米品質が優れ、障害型冷害に強く、収量・食味が同等の品種・系統を育成することを研究テーマに掲げていることは時宜を得ているものと考えますが、収量・食味が同等を目標にするということは、本県の主食用米戦略が将来においても変わらないことを意味してしまうのではないでしょうか。
現在は、米消費減退で生産を調整しなければならない時期と認識しておりますが、私は29年前の1993年、平成5年の冷害による米の大凶作による混乱が忘れられない者の一人であります。 この冷害による減収は東北地方の被害が大きく、全国では1,100万トンから780万トン、300万トン以上の減産となり、政府が280万トンの緊急輸入を行いました。
干拓地で露地栽培を続ける限り、冷害、気温が低く農作物が受ける被害は避けられません。現在、干拓地でレタスを作っている農家は、ほとんどがハウス栽培でレタスを生産しています。本来、九州では、わざわざ高い費用をかけてレタスをハウス栽培することはありません。しかし、干拓地でレタスを露地栽培しようとしても、冷害や、カモに食べられるなどして収穫することができないので、ハウス栽培をするほかないのです。
一方で、みやぎ米は冷害や水害、更には東日本大震災など度重なる災害の影響を受け、結果として定時・定量出荷が求められる小売店等の販路が減少することとなりました。このため、中食・外食向けの需要の開拓に取り組み全国でも業務用米比率の高い産地となりましたが、今回の新型コロナウイルス感染症拡大によってこの業務用米の消費が低迷し現在の状況になったものと考えております。
さらに遡ると、日本でいえば天明の飢饉があったとき、1780年代ですけれど、天明の飢饉のときは東北で極端ないわゆる冷害が発生して多くの方が亡くなったのです。いろいろな原因がある中で、一つ浅間山が噴火して青森の岩木山も噴火してという、そういう原因もありますけれど、大きく見るとアイスランドで大きい火山が爆発しているのです。
昭和28年に、水稲の冷害による種もみ不足は深刻な状態となり、この確保には連日陳情攻め、さらに県会においても対応策が取り上げられ苦慮したことが思い出されます。県は、食糧事務所、農協中央会とともに、東北各県に種もみ分譲の懇請に回りましたが、いずれの県も不作で希望する品種の分譲が不可能となり、やむなく一般もみを種子に転用しなければならない苦しい措置を取りました。
25: ◯質疑(小林委員) 雪害、凍害、冷害については、あまり被害がなかったと報告を受けておりますが、当局におかれましては、まだレモン等の注視をしていかなくてはいけないということも聞いており、大変感謝を申し上げたいと思っています。 自然災害ではないですが、栃木県足利市で起きた林野火災についてお聞きしておきたいと思います。
それと、今、備蓄という話があったんですが、異常気象の中で、日本も以前にありましたよね、冷害になって、備蓄も足りないというので、タイからいわゆる長米というのを買ってきて、緊急でやりましたよね。部長がおっしゃるように、あそこから日本が金に物を言わせて買ってきちゃったんですが、タイから、当時、アフリカの諸国とか、本当に、その名前も分からないようなところに安く出していたんですよね。
なお、作況につきましては、特に冷害、あるいは非常に高温になったりしたときには、米が細身になってしまうというような現象が起きる場合がございます。
議員御指摘のとおり、干拓農地の営農者の一部の方が、調整池に飛来する野鳥による食害や淡水化による冷害、熱害、暗渠排水の不備による農地の排水不良などを理由に、開門や損害賠償を求める訴えを提起していることも承知しています。
粒すけにつきましては、来年、生産を見込んでいた200ヘクタールの作付に不足が生じないよう、また、気象災害や病害の発生による減収分を見込んで種子の生産に取り組んだ結果、冷害や台風などの被害をほとんど受けなかったということもありまして、計画量を大きく上回る500ヘクタール分の生産が可能な種子を確保することができました。
4年前の2月には、冷害で打撃的な被害を受けました。また、その前には台風による塩害等で、自然環境の変化の中で、大変厳しい状況でも生産をしっかりつないでいただいております。 本年は、生産、出荷が順調に伸びたと聞いておりますけれども、農業関係者の方からは、あまり喜びの声が聞かれませんでした。
大崎市によれば江合川、鳴瀬川の流域に広がる大崎地域が冷害や地形的要因による洪水、渇水が頻発する厳しい自然環境のもとで、取水堰や隧道、潜穴、水路、ため池などの水利施設を流域全体に築くとともに、相互扶助的組織である契約講を基盤とした水管理体制を整えることで、巧みな水管理を柱とした水田農業が展開され、大崎耕土と称される豊穣の大地が形成され、また農業が育んできた農文化や水田水路、水田の中に浮かぶような屋敷林