石川県議会 1999-10-01 平成11年 9月第 4回定例会−10月01日-04号
県の説明によりますと、「大型ポンプによる強制排水では一千億円の経費がかかるが、強制排水をしなくても堤防のかさ上げやポンプによる内水の排除によって二百億円ぐらいで浸水を食いとめることができる。費用対効果を考えると慎重にならざるを得ない」とのことでありましたが、しかしながらこの場合、河北潟ヘ押し寄せる雨水を完全に日本海ヘ流し出せるのか。
県の説明によりますと、「大型ポンプによる強制排水では一千億円の経費がかかるが、強制排水をしなくても堤防のかさ上げやポンプによる内水の排除によって二百億円ぐらいで浸水を食いとめることができる。費用対効果を考えると慎重にならざるを得ない」とのことでありましたが、しかしながらこの場合、河北潟ヘ押し寄せる雨水を完全に日本海ヘ流し出せるのか。
特に内水排除を促進するため、排水機場の整備に重点を置き、工事の進捗を図っているところであり、平成十年度までに計画の十機場のうち五機場が完成し稼働しております。さらに、十一年度末には津幡町潟端の一機場が完成し、計六機場が稼動することとなっております。 今後とも残る四機場の予算確保に努めまして、早期関係に向け努力してまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。
また、内水対策として前川との合流点に前川排水機場が暫定ではありますが完成し、さらに小松天満宮についても文化財保全に配慮した分水路方式による改修方法として進められることになっております。
そのときは、内水を排除するため、ポンプ施設が必要となります。また、堤防外で遊水池を確保すること、あるいは土地のかさ上げなどの対策が必要になります。 堤防外にたまった水を自然排水で犀川に排出するためには、犀川の水位を相当下げなければなりません。それだけの水位低下は辰巳ダムではできないのではないでしょうか。 そこで、明らかに願いたいと思います。まず一つ、平常時の犀川水面と地面の差はどれだけですか。
また、木場潟より市街地を貫流して梯川へ合流する延長五・三キロの一級河川前川は、近年の流域の開発や土地利用の変化に伴う内水被害、また堤防の老朽化に対応して梯川合流付近で建設省直轄事業で排水機が設置され、平成八年より供用開始、また県でも市街地下流の河川護岸左岸の補強工事を施行し、平成九年度に完成、地元住民ともども喜んでいるところであります。
次に、台風七号についての御質問でございますが、台風七号は本格的な雨台風でございまして、相当大量の集中豪雨をもたらしたわけでありまして、これによりまして議員御指摘のように浅野川、森下川、金腐川などで警戒水位をはるかに越えたということでありまして、上流域では堤防の決壊などの被害が生じたということでございますし、また下流域では金沢市の湊地区を中心に地盤沈下ということもございましたけれども、内水排除の不良等
そういう意味では、内水排除不良というのが今回の災害では大変特徴的なことでございました。
確かに側溝や内水排除の問題がありますが、内灘放水路及び金沢港の防潮水門の開閉と河川、水路からのはんらんには私は県にも責任があるのであります。なぜかならば、この工業団地は河北潟の埋め立てによって造成されたものであるからです。排水ポンプ等の取りつけなども含めてその防止策と抜本的な対策について県の対応をお聞きしたい。
一方、前川排水機場も一部ではありますが完成し、内水被害が軽減されておるようですが、まだまだ大きな雨が降るときに必ず梯川、前川周辺において田地での冠水は言うに及ばす、家屋の床下浸水となり、ぜひ建設、農水両者相互の調整が必要と思われます。
また、現行の協議基準の見直しを図ることによって、急激な内水はんらん対策が講じられないのでしょうか。また、基本的には当該市町村の管理にゆだねられております小河川の改修について、県の積極的な指導、助成が行えないのでありましょうか、お尋ねをいたしたいと思います。