富山県議会 2022-09-05 令和4年経営企画委員会 開催日: 2022-09-05
65 前山地域防災班長 今回の大雨により、検証が必要なハザードマップにつきましては、土砂災害ハザードマップ、洪水ハザードマップ、内水ハザードマップというものが想定されております。
65 前山地域防災班長 今回の大雨により、検証が必要なハザードマップにつきましては、土砂災害ハザードマップ、洪水ハザードマップ、内水ハザードマップというものが想定されております。
さらに、市町村では非常時における水防活動に加え、市街地等における洪水や内水のハザードマップを作成するなど、浸水被害に対する啓発にも努めております。 県では、委員御指摘のとおり、今後も排水施設の処理能力を上回る降雨による浸水被害が発生する可能性があるものと考えております。
また、流域のあらゆる関係者が協働して共に取り組む流域治水の考え方の下、市街地における浸水対策として、県においては、住宅等への被害があった富山市の冷川や高岡市の地久子川などの河川の改修や放水路の整備等を進めるとともに、市町村においても雨水貯留施設などの整備や内水ハザードマップ作成などを進め、引き続きハード、ソフトの両面から市町村と連携して取り組んでまいります。
今回の水害は都市型水害の典型である内水氾濫が起こったものと考えられますが、県として、今回の水害の原因をどのように分析し、今後どのような対策を考えていらっしゃるのか、県内市町村への支援も含め、市井土木部長にお伺いいたします。 また、富山市内には、国管理の一級河川、県管理の一級河川水系の河川及び二級河川、市管理の準用河川があります。
また、下水道による雨水対策を実施する富山市など4市におきましては、今後、内水浸水想定区域図が作成されることとなっております。 市街地における浸水対策としましては、県では近年、住宅等への被害があった河川の改修や放水路の整備を進めるとともに、河川の流下能力を高めるため、河床掘削等にも積極的に取り組んでおります。
その内容につきましては、上庄川では、山里及び市街地の浸水被害解消の対策として、河川改修や砂防施設の整備のほか桑の院ため池の事前放流などを盛り込んでおり、鴨川では、魚津市市街地の内水対策と一体となった浸水被害の解消として、下水道雨水幹線や雨水貯留施設、鴨川放水路の整備などを盛り込んでおります。
古川の下流域においては集中豪雨の際など、内水により床下浸水も発生している場所もあります。 この間、ずっと土木のほうでしゅんせつ工事なども行われてきたわけでありますけれども、なかなか抜本的な解決には至らないということであります。
国交省では、昨年の台風19号などの豪雨災害を踏まえて、ダムによる洪水調節が下流域にわたり水位低下と堤防決壊リスクを低減し、内水被害や支川へのバックウオーターの影響を軽減し、有効な治水対策であると位置づけました。そして、全ての既存ダムを対象に検証し、国管理の一級水系については、令和2年度の出水期から新たな運用を開始し、都道府県管理の二級水系についても順次実行していくとされています。
河道掘削や堤防強化、洪水浸水想定区域図やハザードマップの作成、公表、調節池の整備、既設ダムの機能強化、活用、市街地での内水氾濫対策など、総合的な治水対策をどのように進めていくのか。
この豪雨により、黒石川左岸の高岡市福岡町本領地内、及び右岸の小矢部市岡地内で河川から溢水し、内水氾濫も発生しましたため、御紹介ありましたように農地約3ヘクタール、そして、福岡金属工業団地内の道路約60メートルが冠水をしております。 また、8月30日の豪雨でも黒石川の水位が急激に上昇いたしました。堤防上に土のうを設置したことにより、河川からの溢水は免れましたが、内水氾濫が生じました。
今、水橋のほうの白岩川に注ぐ下条川、小出川、石割川が、白岩川の水位が高いために内水排除ができない状態がもう何十年も続いているわけであります。 私は、平成12年の6月に当時の部長に対して何とかしなければいけないんじゃないかということをお話ししたときに、放水路か調整池で対応するということでありました。その結果を受けて、放水路として整備計画が策定されたのは平成19年7月。
浸水対策での事業主体につきましては、河川の水があふれる場合は河川管理者が、また、雨水などが河川に排水できない場合は市町村が基本となりますが、議員御提案の水門を設置した箇所における排水ポンプの整備につきましては、事業の採択要件が厳しいということ、具体的には、国の交付金のメニューで総合内水対策緊急事業というものがございますが、この事業の場合、床上浸水被害防止家屋が50戸以上というような要件がございます。
この浸水を防止するには、井田川との合流点に設置された井田川からの逆流防止の樋門を閉鎖してから、いかに早く内水を排水するかにかかっております。
久郷排水機場は、神通川と井田川の合流地点から井田川の約1キロ上流に、田島川排水樋管、いわゆる水門に隣接して設置されておりまして、富山市婦中町地内からの農業用排水及び雨水の排水路となっている田島川及び祖母川の排水を、井田川の本流が増水した場合、こういうときであってもしっかりと内水氾濫を防ぐために、強制排水専用施設として、昭和58年3月に県営かんがい事業として、排水事業として設置された施設であります。
神通川水系井田川支川の田島川流域などでは、これまでも豪雨によりまして井田川の水位が上昇し、内水氾濫による大きな浸水被害が発生しており、県、国、市が連携をいたしまして河川の拡幅やしゅんせつなど流下能力の向上や調整池整備など流出抑制策を進めてきたところであります。
55 加藤土木部長 神通川水系井田川支川の田島川流域などにおきましては、これまでも豪雨によりまして井田川の水位が上昇しまして、内水氾濫による大きな浸水被害が発生しております。
直近の富山県は台風や豪雨による内水氾濫がしばしば見受けられます。しかし、大規模な堤防の崩壊、このようなことが原因での外水氾濫はほとんど発生していない。
議会質問も3回目となりますが、国による補助事業である豪雨による総合内水対策緊急事業においては、国、県、当該市、自治振興会で総合内水対策協議会を設置し、総合内水対策計画を策定して、これを公表するとあります。
129 浅岡委員 神通川左岸における浸水被害対策として、国土強靱化の考えに沿って、国の総合内水対策緊急事業を利用した早急な対応が必要と考えますが、林土木部長に御所見を伺います。
平成25年9月16日の豪雨が降ったときに、富山市からポンプ車延べ3台が出動して水の排出に努力したにもかかわらず、富山市内の下野地内、久郷地内に浸水被害が発生した田島川において、内水による浸水被害を予防するために、平成21年度から実施されている国の総合内水対策緊急事業を活用してはどうでしょうか。