宮城県議会 2022-09-26 09月28日-03号
次に、内水対策について。 堤防決壊による被害がクローズアップされる中、内水による家屋等の浸水被害は未解決のままです。特に大崎市鹿島台姥ヶ沢地区では、幾度となく冠水被害に遭い、大崎市では現在の貯水池のほか、新たに増設する計画があるものの、大雨のたびに床上・床下浸水に悩まされております。住み始めて九回も床上浸水した住宅や新築して早々に浸水被害に遭った住宅など、住民の不安と不満は増すばかりです。
次に、内水対策について。 堤防決壊による被害がクローズアップされる中、内水による家屋等の浸水被害は未解決のままです。特に大崎市鹿島台姥ヶ沢地区では、幾度となく冠水被害に遭い、大崎市では現在の貯水池のほか、新たに増設する計画があるものの、大雨のたびに床上・床下浸水に悩まされております。住み始めて九回も床上浸水した住宅や新築して早々に浸水被害に遭った住宅など、住民の不安と不満は増すばかりです。
更に、被災箇所上流の志津川インターチェンジ付近において、河川が氾濫するとともに、国道の背後地では町が管理する排水路が内水などによりあふれ、浸水被害が発生しており、令和元年東日本台風の際にも、同様の被害が確認されていることから、早期の対策が必要であると改めて認識したところです。
二点目ですが、内水排除のための排水機場の新設及び機能強化についてです。 角田市の坪石幹線用水路は、丸森町内の阿武隈川から取水し角田市まで通じていますが、大雨時には、丸森町内から大量の雨水が角田市の野田地区に流入することで、以前から問題視されており、近年の豪雨災害でも、野田地区内において住宅や農地等に、甚大な浸水被害をもたらしました。早急に排水機場の新設及び機能強化が求められています。
今、度重なる豪雨災害で各地に土砂災害や河川の氾濫、内水被害が発生し、メガソーラーや大規模風力発電の建設計画に対し、県内各地で住民の反対運動が起きています。二酸化炭素排出量の抑制や土砂災害防止等の重要な役割を担う森林の保全を進める国土利用計画への転換と、そのための施策こそ重要であり、森林面積を削減する計画の実行は認められません。
現地は、増田川と川内沢川に挟まれており、津波だけでなく、内水氾濫のリスクもあります。国土交通省が運営する「重ねるハザードマップ」によれば、当該箇所は後背低地・湿地とされ、この地形の自然災害リスクとして、「河川の氾濫によって周囲よりも長期間浸水し、水はけが悪い。地盤が極めて軟弱で、地震の際は揺れが大きくなりやすい。液状化のリスクが大きい。」
そのため、近年多発している台風やゲリラ豪雨時には中心市街地で度重なる内水被害を受け、水害対策が大きな課題となっております。そうした中で、県では中心市街地の治水安全度向上を目指して、河川の拡幅や調整池の設置・排水機場設置等の放水路整備を進めておりますが、工事の進捗が若干遅れ気味とお聞きします。河川工事の状況と今後の事業推進体制をお伺いし、壇上からの質問といたします。 御清聴ありがとうございました。
内水氾濫による被害も数多く発生している昨今、地元の吉田川流域においては、家屋の浸水被害の回避は誰もが強く願っております。流域治水のための総合的な対策について、県の主体的な取組に期待しながら次の質問に移ります。 大綱二点目、不登校児童生徒への支援についてであります。
本路線のうち令和元年東日本台風において内水氾濫により道路が冠水した平貫地区については、現在、排水機場の復旧工事が行われており完成後の稼働状況を確認するとともに、沿道周辺の土地利用も考慮した上で道路のかさ上げ等について検討してまいります。島田地区については、これまで道路利用者の安全を確保するため交差点の改良などを実施してきたほか、今年度は視線誘導標や路面標示等の安全対策を実施したところです。
令和三年度からの新計画においては、令和元年東日本台風の経験も踏まえ、堤防機能の強化や内水対策、排水機場の復旧及び再度の被害防止対策、下水道施設の耐震化・浸水対策等のほか、河川流域情報システム(MIRAI)の機能強化・拡充や、災害派遣福祉チーム、防災指導員等の人材育成など、様々な事前防災・減災対策を推進し、県土の更なる強靱化に取り組むこととしている。
しかし、令和元年東日本台風では候補地周辺が広範囲に内水氾濫を引き起こし、候補地への経路に想定されている町道で水没した乗用車に救援ボートが出動する光景を目の当たりにしました。自然災害によるリアルタイムの被害状況や、災害と対峙し不安と向き合う住民感情をしんしゃくする姿勢や対応が欠かせないと思っていますが、これらのことについて、改めて県の認識を伺っておきます。
旧北上川はこれだけの水量を受け止められないため、毎秒四百二十五立方メートルを一時的に遊水地にため、旧北上川へ内水排除を含め毎秒三百立方メートルを流下させるとなっております。この地域での台風十九号の降水量はまさにアイオン台風並み、もしかするとそれを上回る豪雨だったのかもしれません。この台風で最大遊水地である野谷地遊水地のラバーゲートが機能しなかったと地元住民から指摘がありました。
吉田川の河川堤防の越水及び決壊被害に象徴されるように、その支流である西川周辺における常襲的な内水氾濫の惨状、更にその支流、小西川等の度重なる越水、氾濫、河川破壊の現状に対する県の認識及び同河川の改修整備計画を可能な限り具体にお示しください。 このような水害に伴う道路網の寸断で、候補地周辺の県道、町道が長期間使用不能となるケースが増加していることの実態をどのように把握しているのかも伺います。
この計画は、令和元年東日本台風により甚大な被害を受けた河川等において、迅速な災害復旧と併せ堤防機能の強化や内水対策、ソフト対策など、令和七年度までの五か年で緊急的、重点的に推進し、再度災害防止や浸水被害の軽減を図ることを目的に作成したものです。
大郷町では、令和元年東日本台風により被災した中粕川地区において、現在、国が進めている吉田川の堤防整備に合わせ、その堤防上に内水氾濫などにおいても避難路として機能する新たな町道を設置する計画としており、今年度から国の都市防災総合推進事業を活用し整備に着手したと伺っております。
検討会では、河川の氾濫対策として勿来川遊水地や遊水地上流河道の整備手順を検討するとともに、南宮、山王地区の内水氾濫対策として下水道やポンプ場の整備効果の検証を行っており、今月末には各機関の役割分担を含め取りまとめる予定としております。
平貫地区については、昨年の東日本台風により排水機場が被災したこともあり、内水氾濫によって道路が冠水したことから、被災した排水機場の復旧後の稼働状況や沿道の土地利用への影響等を考慮しながら、角田市や地域住民の御意見も伺い、道路のかさ上げも含めた冠水対策について検討してまいります。
また、大郷町においても中粕川地区の復興計画の中で、内水・氾濫時においても避難路として機能するよう国が整備する堤防上に新たな道路を設置する計画としており、大郷町からは完成後のその道路の管理を県で行ってほしいとの要望をいただいております。
その上で内水面における漁業生産力の向上と環境の保全を図る観点から、内水面漁業協同組合や河川管理者等の意見を伺いながら内水漁業振興計画の策定について検討してまいります。 私からは、以上でございます。 ○副議長(齋藤正美君) 教育委員会教育長伊東昭代君。
内水氾濫に対する総合的な治水対策について伺います。東日本大震災以降も、県内はもとより全国各地でさまざまな災害が頻発しています。昨年の台風十九号被害では、堤防決壊などによる甚大な外水被害や土砂災害だけでなく、堤防は無事なのに、排水・貯水機能が不十分なために起きる内水被害の問題も、丸森町や大郷町、大崎市はもとより仙台市など全県各地で顕在化しました。
また、下水道施設の計画を上回る降雨により、排水が追いつかず内水氾濫が各地で発生したことを踏まえて、排水ポンプの設置や防災調整池のない小規模開発地域の対策、水田など農業のため池機能の有効活用など、総合的な治水対策の検討などが必要となります。更に過去に何度も浸水に見舞われている地域には、人命にかかわるリスクを抑えるためのソフト対策も重要と考えられます。