福岡県議会 2024-06-28 令和6年 ワンヘルス・地方分権等調査特別委員会 本文 開催日: 2024-06-28
行動計画において、一、人獣共通感染症対策から、七のワンヘルス実践の基盤整備までの七つの柱を設定いたしまして、施策に取り組むこととしております。 令和五年度実施状況(主な取組)でございます。行動計画に記載しております十三の重点施策の事業概要と実施状況を記載しておりますが、説明は実施状況のみとさせていただきます。 それでは、柱一の人獣共通感染症対策から御説明させていただきます。
行動計画において、一、人獣共通感染症対策から、七のワンヘルス実践の基盤整備までの七つの柱を設定いたしまして、施策に取り組むこととしております。 令和五年度実施状況(主な取組)でございます。行動計画に記載しております十三の重点施策の事業概要と実施状況を記載しておりますが、説明は実施状況のみとさせていただきます。 それでは、柱一の人獣共通感染症対策から御説明させていただきます。
ワンヘルスとは、近年、新型コロナウイルス感染症をはじめ新興感染症の多くは、人と動物の双方に感染する人獣共通感染症であり、人の感染症の約六割を占め、時に爆発的に伝播し、大流行となって人に甚大な危害を及ぼしてきました。
県はアジアの玄関口に位置しており、アジア地域由来の新興感染症や人獣共通感染症が流行するリスクが高く、今後も海外から流入してくる可能性がございます。今回の新型コロナへの対応は、今後十年、二十年が経過した後に新たな感染症が発生した場合、新型コロナを経験していない関係者にとって次の局面を予測し、対応策のヒントを得るための重要な道しるべとなります。
その新型コロナ発生の前からワンヘルス、人獣共通感染症の問題を早くから提唱されていた、アジア獣医師会連合会長で日本獣医師会会長の藏内勇夫会長には本当に頭が下がる思いであります。また、今後は世界のリーダーとして、福岡県からワンヘルスを推進していただけるものと確信しております。 その新型コロナも最近ではニュースで目にする機会も随分と減りました。
人獣共通感染症を抑えるには、動物の生息環境の破壊を防ぐため、背景となる社会経済状況、気候変動といった環境問題など、保健衛生のほか関係する様々な分野の専門家が連携して取り組まなければなりません。この多様な専門家が分野の壁を越え課題解決に取り組む手法がワンヘルスアプローチです。
アジア新興・人獣共通感染症センター──仮称でございますが──の九州への早期設置に向け、九州大学と共同で人獣共通感染症等の研究を実施するとともに、九州各県に共同プロジェクトへの参画を促してまいります。ワンヘルスの専門的な国際会議であるワールドワンヘルスコングレスの二〇二八年福岡開催を目指し、本年九月に開催される南アフリカ大会において誘致活動を実施いたします。
農作物被害や生活環境被害は、年を追うごとに増加傾向にあり、人獣共通感染症の媒介も懸念されるところです。生態系への被害や人獣共通感染症の問題を抱える特定外来生物アライグマの防除は、ワンヘルス推進の上で重要であると認識いたしております。 (二)計画の目標でございます。本計画の目的は、本県におけるアライグマによる生態系や農作物及び生活環境に係る被害の軽減と分布域の拡大防止でございます。
24 ◯秋田章二委員 今言われたけどね、あれは農林水産部の所管だからと言われるような感じではなかなか、ここには人獣共通感染症とこの参考資料の中にも出てくるけれども、その辺りもう少し連携しなきゃいけないんじゃないですかね。
これは御承知のとおり、人獣共通感染症である新型コロナウイルス感染症の拡大の影響であり、大規模スポーツイベントを開催するに当たり、アスリートやそれを支える人々の努力のみならず、人と動物の健康、そして環境の健全性を一体として捉えるワンヘルスの理念も大会開催の大きな成立要因となることを示した意義深い大会となりました。
次に、アジア新興・人獣共通感染症センター(仮称)の九州への誘致について、知事に伺います。COVID─19は、最悪期は脱しましたが、いまだ変異株が流行の波を繰り返し、新たな人獣共通感染症についても、いつ発生してもおかしくないと危惧されています。 こうした中、本年、我が国における感染症危機管理の司令塔となる内閣感染症危機管理統括庁が、この九月一日に設置されました。
行動計画では、一、人獣共通感染症対策から、七、ワンヘルス実践の基盤整備までの七つの柱を設定し、施策に取り組むこととしております。 次に、令和四年度実施状況でございます。七つの柱ごとに行動計画でお示ししております重点施策の実施状況を記載しております。まず、柱一、人獣共通感染症対策でございます。
今後、新興感染症を踏まると、人獣共通感染症は無視できません。先ほど顔を突き合わせた関係という話がありましたが、縦割りで別の業務に関わりにくい中で、物理的に距離が近いと相乗効果を生みやすいと言われております。新興感染症を経験した後においての考え方として、滋賀県獣医師会も検討されたほうがいいと思います。
そして、熊本県においても、県獣医師会と県医師会の間で、人獣共通感染症に関し、学術協力の推進に関する協定が2016年3月4日に結ばれています。 今も流行が継続している新型コロナウイルス感染症も人獣共通感染症でありますし、今後も、森林開発、生態系の劣化、気候変動などにより、未知のウイルス感染症が頻発する可能性もあります。
当初二〇二一年に開催を予定されていたものの、人獣共通感染症である新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、二度にわたる延期を経て、ようやく開催を迎える大会であります。 そこで知事にお尋ねいたします。世界が注目する本大会を契機として、ワンヘルスの理念及び本県の取組について国内外に発信することは大変に意義深いと考えますが、このことについて知事はどうお考えなのかお尋ねいたします。
動物管理センターのあり方検討会ということではありますが、今回はやはり動物愛護の拠点としてのセンターの在り方という検討ですので、このワンヘルス・アプローチについて一体的に、大々的に議論を進める場というには、なかなか所掌範囲が広すぎて難しいなと思っていますけれども、ただ、先に申し上げましたように、ワンヘルス・アプローチの中でも、鳥インフルエンザや新型コロナウイルスなどの人獣共通感染症の病原体から県民を守
35 ◯牟田口がん感染症疾病対策課長 人獣共通感染症につきましては、その代表的な病気や動物と触れ合う場合に気をつけるべき点などをホームページに掲載しておりますほか、厚生労働省が発行しているリーフレットやチラシを各市町村に配布し、配架等をお願いするなどして周知を図っているところでございます。
県はワンヘルスを推進していますが、人獣共通感染症を防ぐ観点からも、最前線の保健所の増設を検討すべきではありませんか。知事の見解を伺います。 第四に、県民の命を守るためには、感染症法上の位置づけの変更にかかわらず、医療・介護提供体制の確保、保健所の入院調整機能の継続、高齢者施設等での定期抗原検査の継続、公費医療の継続などが求められると考えます。知事の見解を伺います。
新型コロナのような人獣共通感染症に対処していくためにも、引き続きワンヘルスの推進に取り組み、世界的先進地を目指してまいります。また、喫緊の課題でございます、子供を安心して産み育てることができる地域社会づくりを積極的に推進します。そして、ジェンダー平等の推進、障がいのある方の自立と社会参加を支援する取組を進め、年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、誰もがその能力を発揮できる社会を目指します。
また、近年、世界で発生した新型コロナウイルス感染症やMERSなどのパンデミックは、野生動物から人に伝播する人獣共通感染症であり、今後は動物愛護の推進に加えて、野生動物を念頭に置いた公衆衛生の強化も重要になると考えます。 福岡県では、人と動物の健康と環境の健全性は強く影響し合うとして、一体的に守っていくというワンヘルスの考え方の下、福岡県ワンヘルス推進基本条例を制定しています。
この動物保健衛生所は、人獣共通感染症や薬剤耐性菌等のワンヘルスの課題に対応するための実践拠点であるワンヘルスセンターの一部として、人の健康や環境保全に関する調査・研究を行う保健環境研究所と同じ敷地に整備することとなります。 次に、施設の名称でございます。