宮城県議会 1976-02-01 03月10日-06号
知事の五十一年度予算説明によりますと、県民の生命を守る交通安全対策事業として、第二次交通安全五カ年計画を進めるため十億七千八百五十万円が計上されております。まことにけつこうであると思うのであります。漁船海難防止対策費としては六百八十一万円が計上されております。しかしこれが前年度より百四十七万余円が当初予算で減少しておるのであります。
知事の五十一年度予算説明によりますと、県民の生命を守る交通安全対策事業として、第二次交通安全五カ年計画を進めるため十億七千八百五十万円が計上されております。まことにけつこうであると思うのであります。漁船海難防止対策費としては六百八十一万円が計上されております。しかしこれが前年度より百四十七万余円が当初予算で減少しておるのであります。
このほど東北地建では道路交通安全対策事業五カ年計画の一環として、幼稚園、小学校から半径五百メートル以内にある国道と、一日の一般歩行者が百五十人以上ある個所を歩道必要区間と定め、来年度末にはそれの四〇%に相当する歩道の整備を行なう構想を明らかにいたしました。
まず交通安全対策費ですが、知事原案では、交通安全対策事業を総合的、計画的に推し進める見地から、企画調整費として計上するという、きわめて適切な措置をしています。ところが修正案では、これに逆行して、各局ばらばらの交通安全行政を認めるかのごとき予算分割を行ない、交通安全対策における総合調整機能を弱める危険が指摘されるのであります。