高知県議会 2022-12-14 12月14日-04号
しかしながら、この成果は中山間地域ではほとんど見られません。温暖な高知県ではありますが、沿岸部と違い中山間地域は冬場の寒さは厳しく、耕地も狭い棚田が多くを占めております。いわゆる農業不利地には導入がしにくいものとなっております。その結果、中山間地域の所得は都市部、沿岸部より低いものとなっております。
しかしながら、この成果は中山間地域ではほとんど見られません。温暖な高知県ではありますが、沿岸部と違い中山間地域は冬場の寒さは厳しく、耕地も狭い棚田が多くを占めております。いわゆる農業不利地には導入がしにくいものとなっております。その結果、中山間地域の所得は都市部、沿岸部より低いものとなっております。
知事は就任以来、県議会定例会の中で毎回、若者が住み続けられる中山間地域の実現なくして高知県の発展はないという強い思いを述べられ、県政の各分野において中山間振興を念頭に置いた取組を進めています。 県土の約9割、人口の約4割を占めます中山間地域の抜本強化をさらに進めていくために、令和3年度には10年ぶりに集落実態調査を行いました。
知事も提案説明で、中山間地域の再興に向けたビジョンづくりを進めると述べられましたが、本県を支える中山間地域の方々が諦めや不安に陥ることなく、今後も誇りと希望を持って地域に住み続けていくことができるよう、県がどういう中山間地域の姿を目指し、いつまでに何を行うのかといった将来像や方向性を明確に示していくことが重要だと考えますが、知事の思いをお伺いいたします。
生活に欠かせない医療機関や介護サービス事業所が限られる中山間地域を数多く抱える本県においてこそ、県民の皆さんの負担軽減と利便性の向上を図るため、医療・福祉分野のデジタル化を積極的に進める必要があります。
委員から、中山間地域で自殺者が多い傾向は続いているのかとの質疑がありました。執行部からは、令和3年の地域別のデータはないが、高齢者層の自殺が多いのでそうした傾向はあるのではないかとの答弁がありました。 さらに、委員から、高齢者に対する普及啓発はどのように強化するのかとの質疑がありました。
関西圏は、高知県からでも比較的距離も近く、商品を輸送するに当たってもコストが抑えられると感じていましたし、私も、県議会議員になる前は中山間地域で家業のパン屋を営んでおりましたことから、外貨を稼がないと経営が成り行かないと思い、県外に出す商品を生み出すことに必死になって開発に取り組んできました。
そして、この酒造メーカーの多くは中山間地域にございます。土佐酒の輸出拡大を図りますことは、こうした地域におけます酒米の増産あるいは雇用の拡大といった産業振興面での効果が見込まれますし、これのみならず中山間地域の活性化ということを考えましても、これに大きく寄与するというふうに考えております。 本県の酒蔵は18蔵ございます。
特に中山間地域については、地元市町村などと連携した探究型学習や部活動の充実強化、ICTの活用による学習環境の整備も進んできています。 中山間地域の高等学校魅力化の取組の成果と今後の再編計画について教育長にお伺いいたします。 次に、PTA活動の活性化について質問いたします。共働きの家庭が増加しており、PTA役員や委員の成り手がないといった課題は以前から聞かれておりました。
次に、中山間地域の活性化についてお伺いをいたします。 まず、中山間地域の活性化に向けて実施された集落実態調査についてです。2月議会において、集落実態調査の結果を教育機関などにおいて説明する機会を積極的につくってほしいという質問をしました。
加えて、中山間地域に共通する課題の解決を目指し、デジタル技術を活用した実証事業などに取り組んでいます。 このうち、小さな集落の維持・活性化では、小規模集落の活性化の仕組みづくりに対して助言をいただく専門家会議を5月に立ち上げました。
別の委員から、事業者が行うチャレンジへの支援を中山間地域を含む県全体に広げていってもらいたい。グリーン化の取組としても期待しているとの意見がありました。 次に、農業振興部についてであります。
次に、中山間地域の活性化に向け、国からは中山間地域等直接支払交付金や多面的機能支払交付金あるいは農山漁村振興交付金などによる支援が示されておりますし、また農山漁村の活性化に向けて農山漁村発イノベーション対策事業の推進も打ち出されております。
室戸市は、これから中山間地域が直面する健康社会を維持する上での課題が既に集積しています。室戸市立室戸診療所で得られるデータを活用した高知大学と室戸市の取組は、これからの中山間地域の医療を構築する上で大変有効なものになると考えます。知事が提案説明された情報通信技術を使った中山間地域の暮らしや医療のレベルアップが、実現に向けスタートすることになります。
あわせて、関西圏との経済連携の強化や中山間地域における集落の活性化に向けた取組をこれまで以上に力強く推進します。 こうした一連の施策を着実に前進させ、県民の皆様の目に見える具体的な成果を早期に数多く生み出すことができるよう、私自身が先頭に立って全力で取り組んでまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症への対応について御説明申し上げます。
第1号「令和4年度高知県一般会計予算」のうち、中山間地域対策費による中山間対策の推進の取組について、執行部から説明を受けました。本年度、10年ぶりに実施した集落実態調査の結果を踏まえ、引き続き集落活動センターの取組を推進するとともに、小さな集落の維持・活性化に対する支援などに取り組むとの説明がありました。
2点目は、特に中山間地域というのが地域としてポイントになるということだと考えております。集落実態調査でも明らかになりましたけれども、地域の担い手不足、集落維持機能の低下という状況がございますので、このデジタル技術の実装によりまして、中山間地域の生活環境を変えていく、整えていくという必要があると考えます。
今議会の開会日に知事は提案説明の中で、令和4年度の県政運営の3つのポイントの一つに中山間対策の抜本強化を掲げ、中山間地域の振興は本県の発展に不可欠であり、全庁挙げて中山間対策をさらに充実強化し、活力ある中山間地域になるよう全力で取り組むと述べられました。
様々な課題を抱える本県の中山間地域にとっても、こうした専門的な知識やノウハウを持つ人材を確保することで、地域の課題解決や活性化が期待できる有効な制度であると考えております。県内では、本年1月から室戸市がこの制度を導入し、来年度には現時点で2つの市町村が導入する予定となっております。
香美市も中山間地域を抱えております。以前は中山間地域の振興が課題でしたが、現在は中山間地域をどうやって維持するかが話題になっております。 香美市でも、中山間地域では一段と過疎・高齢化が進み、若者は仕事を求め山里を離れ人口減少が年々進み、地域の行事や祭り事など今後どうすればよいのだろうと嘆きの声を多く聞いております。
さらに、来年度は、中山間地域の課題解決に向けまして、デジタル技術を活用いたします実証事業に着手し、中山間地域が大部分を占めます本県ならではの取組を行ってまいります。 こうした取組を通じて、いわゆるミニ東京ではない個性あふれる地域というコンセプトを掲げる構想の優良事例といたしまして、全国に発信できるようなモデルを創出し、地域の成長につなげてまいりたいと考えております。