長野県議会 2022-12-06 令和 4年11月定例会本会議-12月06日-02号
中山間地域は、地理的条件など不利な面を抱え、担い手不足などの課題に直面している一方、都会では得られない環境や資源があり、人々を引きつける魅力を有していることから、クリエーティブフロンティアとして発展可能性があると捉えております。そのため、地域が持つ価値や資源を最大限活用し、新しい生き方や暮らし方ができる最先端の地域へと転換させる視点が重要と考え、県として取り組んでいるところです。
中山間地域は、地理的条件など不利な面を抱え、担い手不足などの課題に直面している一方、都会では得られない環境や資源があり、人々を引きつける魅力を有していることから、クリエーティブフロンティアとして発展可能性があると捉えております。そのため、地域が持つ価値や資源を最大限活用し、新しい生き方や暮らし方ができる最先端の地域へと転換させる視点が重要と考え、県として取り組んでいるところです。
そうした中で、5か年計画においても、市町村への支援と中山間地域の維持、発展をしっかりと位置づけなければいけないと思っております。とりわけ昨日私からお話しした計画の中には、社会的共通資本のお話も書いているところでございますが、必ずしも自由主義経済の原則、市場原理主義に偏らないで、これを公的に支援していく体制も必要だと思っております。
委員会現地調査で伊那市役所を視察しましたが、そこでは、伊那市にあるドローンを使った中山間地域への宅配サービスや、通信インフラを搭載したバス車両によるモバイル市役所といった、デジタル技術を活用した数々の取組を拝見いたしました。
これまでは、例えば中山間地域は非常に条件不利で大変だということでありましたけれども、デジタルを使えば、時間的、空間的な距離を乗り越えることが可能となってまいります。 また、デジタル技術は、大企業だけではなく、例えば非常に安価なソフト等を使えば、実は中小企業も飛躍的に世界の中で存在感を上げることにつなげられ得るものだというふうに思っています。
地域公共交通対策につきましては、公共交通活性化協議会が立ち上げられ、検討が進んでいますが、長野県のような中山間地域を多く抱える土地柄においては、県下各地で運転免許返納後の交通手段のない高齢者などの交通手段としてタクシーの重要性が再認識されています。 高齢者の病院への通院の手段や観光地での鉄道やバスの停留所からの最後の足として、公共交通には欠かせないものがタクシーだと考えます。
教育の地域間格差も同時に解消していかなければなりませんが、今後、長野県として、都市部の論理を中山間地域の教育に当てはめることなく、教員の配置の偏在、また専科教員の課題等を解消していくことが重要と考えますが、教育長の見解をお伺いいたします。
議員御指摘のとおり、県道信濃信州新線は中山間地域の集落を結ぶ生活道路であり、また、国道19号、県道長野大町線、国道406号等の幹線道路を南北に貫き、長野自動車道の信濃町インターチェンジにアクセスする重要な路線であります。
デジタル化というのは、中山間地域の利便性の向上や、あるいは、人及び企業の移動、転入等に劇的な変化を与えるということは言うまでもございません。どこでも、誰でも、自然の恩恵を受けながら、自分の好きな場所で暮らして、かつ仕事をすることも可能とするという近未来がいよいよ実現してくるという流れになってくるかと思います。
国が強い農業づくりで言っている、いわゆる今までのスケールメリットを追求した要件ではなくて、先ほど言った家畜伝染病のリスクを避けるため、中山間地域に合った規模のものであっても国庫事業の対象にしてほしいということで、要件緩和をこの6月13日に要請しているところでございます。以上です。 ◆中川博司 委員 見通しはどうですか。
それから、中山間地域で親の面倒を見ないといけないというような話もありましたけれども、旧態依然とした制度が嫌だということで、都会に出ていって、長野県に戻っていらっしゃらない女性もいるかと思います。より自由な形で出会って、パートナーを見つけたいというのは恐らく時代の流れかと思います。
例えば、伊那市が取り組む空飛ぶデリバリー事業、ドローンによる買物支援サービスは、中山間地域の高齢者が慣れ親しんだテレビのリモコンで操作し、テレビで注文できるシステムを構築しております。テレビのリモコンでしたら毎日手にし、誰もが身近に操作できるので、高齢者にも分かりやすく、安心感がございます。 特に、人口の3分の1ともなる高齢者のデジタル化推進は重要課題と言えます。
水田活用の直接支払交付金の見直しについては、国は、現場の課題を検証するため、現在見直しを困難とする理由や交付対象水田の状況等を調査しているところであり、地域からは、ソバ等の品質低下や収量の減少、中山間地域での遊休農地化が懸念されるなどの意見が寄せられております。
そこで、本県農業を維持発展させるには企業的な経営を行う大規模農業経営体の育成を進める一方、中山間地域が多い本県では、農村地域を守っていく上で、家族経営などの比較的小さな規模で経営を行う農家の存在も重要な役割であると考えますが、コロナに限らず、農産物の流通や市場の状況などにより農家所得の低迷が懸念される状況において、これらの小規模農家が営農を継続していくための今後の取組について農政部長に伺います。
次に、カモシカについてなんですけれども、個体数は緩やかに減少していて、高齢化も進んでいるという話を聞いて、県の天然記念獣という扱いを受けているということですので、大変デリケートな問題だと思いますけれども、実は山に食べ物がないのか、森で暮らしにくいのか、里に下りてきているんではないかというような話が中山間地域から入ってきています。
スマート農業の推進についてお聞かせ願いたいんですが、最近は市場が縮小していたり、高齢化による人手不足、また、荒廃地の増加、中山間地域の農業の省力化とか効率化、また、気象変動等々、本当に課題が数多くあるわけであります。
次に、広域化後の住民等の意見反映についてでございますが、上田長野地域水道事業広域化研究会では、現在、事業統合による広域化をテーマとして検討を進めてございますが、事業統合による広域化が実現した場合には、一つの事業体が、中山間地域を含めて千曲川沿岸における3市1町の広い地域の水道を経営することとなります。
また、地域農業や中山間地域が抱える課題に迅速、的確に対応していくため、地域振興局の農政課と農業改良普及センターを統合させていただき、地域振興局に農業農村支援センターを設置させていただいております。このように状況の変化に応じてその充実に鋭意努めてきたところでございます。
この会議の後、中山間地域の方とお話しした際にこの話を少し持ち出させていただいたんですけれども、自殺ということではありませんが、小規模校から高校に行った後、なかなかお子さんがなじめなかったという経験がおありになる方ともお話をさせていただきましたので、こうした点について我々としても問題意識を持って考える必要があるのではないかと思っています。
また、県内においても人口の減少が見られており、中山間地域の一層の過疎化が進み、高齢化も相まって、地域コミュニティーの存立などの大きな課題となっています。 昨年の11月議会で少子化対策の一層の強化を求める決議が行われましたが、知事にはさらなる対応をお願いしたいと思います。少子化に対しては、皆さんの危機感は感じられるのですが、現実に解決できる問題として扱われていないように感じます。
◆大畑俊隆 委員 学校のベテランになると、例えばA校を2回、3回と経験してもいいということでしょうけれども、病院、医師もそうですが、やはり教員の意識とすれば、中山間地に赴くときに、例えばベテラン教員がお子さんを持たれていて進学もあり、中山間地域は単身で行くという状況があって、行く意識が湧かないのではないかと思うんです。