宮城県議会 2022-09-01 09月29日-04号
グループの調査からCO2を固定できた日数の割合は、天然の藻場のほうが養殖より高く、たとえば、長崎県大村湾などの天然藻場で六〇%、宮城県松島湾のワカメ養殖場では五〇%強と高く、岩手県広田湾のワカメ養殖場では三四%、沖縄県のモズク養殖場では約二七%と低い割合となり、場所や品種によっても違いがあることが分かったとのことでした。
グループの調査からCO2を固定できた日数の割合は、天然の藻場のほうが養殖より高く、たとえば、長崎県大村湾などの天然藻場で六〇%、宮城県松島湾のワカメ養殖場では五〇%強と高く、岩手県広田湾のワカメ養殖場では三四%、沖縄県のモズク養殖場では約二七%と低い割合となり、場所や品種によっても違いがあることが分かったとのことでした。
このことについて委員より、「海藻等の成長に必要な海の栄養塩類が不足しているということであるが、原因としてどのようなことが考えられるのか」との質疑があり、当局より、「窒素やリンといった栄養塩が減少していることが全国的に知られており、瀬戸内海や有明海では、下水処理施設等からの窒素排出量を増やすことでノリやワカメ養殖場に栄養塩を供給している事例もあることから、河川流域の下水処理施設等の発達等により海域への
また、桜島では、ワカメ養殖場の周辺の溶岩に、養殖場から流れ出た胞子によりワカメが自生しております。第二点として、これらは海域環境の浄化にも役立っていることと思われますが、漁協などのワカメを利用した海域浄化の取り組みについてどう考えているかお尋ねいたします。 次に、幼保連携についてお尋ねいたします。