鹿児島県議会 2020-12-07 2020-12-07 令和2年第4回定例会(第4日目) 本文
しかしながら、今年の状況を見てみますと、圃場の排水対策をしっかり取るとか、収穫後の残渣を圃場に残さない、バイオ苗などの病原菌に汚染されていない種苗を使う、連作障害を避けるため栽培実績のない圃場を活用するなどのリスク軽減策を講じたにもかかわらず、発生が拡大している状況があります。 そこでお伺いしますが、本年度のサツマイモの基腐病の被害状況はどうなっているのか、お示しください。
しかしながら、今年の状況を見てみますと、圃場の排水対策をしっかり取るとか、収穫後の残渣を圃場に残さない、バイオ苗などの病原菌に汚染されていない種苗を使う、連作障害を避けるため栽培実績のない圃場を活用するなどのリスク軽減策を講じたにもかかわらず、発生が拡大している状況があります。 そこでお伺いしますが、本年度のサツマイモの基腐病の被害状況はどうなっているのか、お示しください。
圃場も含めていろいろ見て回ったんですけれども、その中の意見で、土壌の消毒やバイオ苗等の活用、排水対策あるいは連作障害を防ぐ換地等なども行っており、非常にきちんとやっているにもかかわらず出たというようなことなんですね。
あと、バイオ苗も推進していると思うんですけど、今年度、バイオ苗がどのぐらい出る、多く出るのか、その辺が分かっていたら教えてください。 51 ◯厚ヶ瀬経営技術課長 まず、薬剤の関係でございます。
さつまいもの病害対策につきましては、一の、令和二年産に向けた対応として、地域において生産者全体を対象とした研修会の実施や、被害の大きい生産者に対する個別巡回指導、他品目との輪作や圃場の交換を推進するとともに、国の予算による土壌消毒の実施やバイオ苗の利用等の支援策が十分に活用されるよう、生産者等へ周知を図ったところでございます。
今回の国の対策は、バイオ苗、土壌消毒剤、防除機械等の購入・リースなどの助成、他作物の作付への支援などが中心となっております。 そこで伺います。 本来の農地が持つ地力回復に向け、良質堆肥の施用や緑肥すき込み、連作回避など、土壌改良や土づくりの観点が今回の国の施策では希薄と考えるものですが、地力回復に向けた県の土づくりの取組の現状と対応策について示してください。
さらに、原料用サツマイモのバイオ苗につきましては、緊急的な対応といたしまして、令和三年産の種芋用といたしまして、でん粉原料用サツマイモのバイオ苗を産地に提供したところでございます。 四の、国における緊急的な対応についてでございます。 国におきましては、平成三十年度補正予算の未執行分を活用しました緊急的な支援策を直接採択事業として、公募を行ったところでございます。
しかしながら、圃場の排水対策をしっかりとることとか、収穫後の残渣を圃場に残さない、バイオ苗などの病原菌に汚染されていない種苗を使うなどのリスク軽減策が講じられてきました。そして、ことしの作柄がどのようになるのか懸念されておりましたが、圃場によっては昨年より病害が拡大している地域も見られます。
また、農業開発総合センターにおいては、国との共同研究により基腐病の発生メカニズムの解明、農薬登録の拡大に向けた試験に引き続き取り組むとともに、緊急的に、原料用サツマイモのバイオ苗の増殖などを行っております。
本県には、農業高校が十校ありますが、それぞれの学校で、バイオ苗の提供や地域の特産品を活用した加工品の開発、農産物の販売など特色のある取り組みが行われており、本県の基幹産業である農業の振興に寄与しております。一方で、後継者の育成が喫緊の課題となっており、農業高校の果たす役割は今後ますます大きくなっていくと考えますが、充足率は低い状況にあります。
これまでも、サツマイモバイオ苗の供給やJR山川駅の清掃、地元徳光小学校とのスイカの植えつけ、収穫など、さまざまな魅力ある学校づくりに取り組んできました。
山川高校につきましては、長年サツマイモのバイオ苗を地元の農家に提供するなど、これまで地元の活性化に寄与し、地元からも一定の評価を得てまいりましたが、近年、生徒の充足率が低迷しており、特に今年度の入学者数は、八十人の募集定員に対して四十一人、来年度の入学希望者数は二十四人と少なくなっております。
2)高校生によるバイオ苗の供給では、山川高校、種子島高校が、サツマイモのバイオ苗を地元のJA等へ供給しているところでございます。 工業科におきましては、3)ジュニアマイスター顕彰制度への取組といたしまして、鹿児島工業高校では、生徒たちの資格取得において、全国でもトップクラスの実績をおさめております。
専門高校と地域・企業との連携につきましては、これまでもサツマイモのバイオ苗の供給や自動車部品の共同開発などに取り組んできておりますが、本年度はさらに鹿屋農業高校におきまして、県トラック協会や鹿屋市等と連携をいたしまして、学校で栽培した菜種から油を製造し、食用として利用した後の廃油をバイオディーゼル燃料として、学校の公用車に再利用するなど環境共生型農業の実現に関する研究に取り組んでおります。
また、農業高校ではサツマイモのバイオ苗や完熟堆肥の製品化、商業高校では地元の特産品を使ったオリジナル商品の開発、空き店舗を活用した地元特産品の販売などによる地域おこし、水産高校ではヒラメの稚魚生産など産業界で通用する生きた知識・技術を習得させる取り組みを進めているところでございます。
また、高等学校におきましても、パソコンや書道・絵画教室などの生涯学習講座、イチゴやさつまいものバイオ苗の供給、地場産品を活用した特産品の開発など地域の活性化に貢献しようと努めております。 このように学校は、学校教育の場としての役割はもとより、地域におけるコミュニティー活動や生涯学習、スポーツ・文化活動の面でも大きな役割を期待をされております。
さらに、沖永良部島におきましてバイオ苗の現地実証に取り組むことといたしております。
それから、頴娃のサツマイモのブランド産地指定の期間の拡大ですけど、頴娃のサツマイモにつきましては、平成五年の四月に産地指定をしておりまして、そのときの条件としまして、五月から八月に出荷された分ということでしてあるわけですけど、これまで産地指定後には育苗施設の整備を進めて、地元におきましては、バイオ苗一〇〇%の利用を実現した、あるいは貯蔵施設の点検あるいは改造、こういうものを着実に進めております。
さらに、サトウキビのバイオ苗の増殖と実用化の実証を沖永良部を中心に進めていこうという新たな対策を盛り込んでおります。 それから、ずっと下りまして、食品加工のところでございますが、幾つか新規がございます。
バイオ種苗供給実証事業は、現在徳之島の南西糖業が農業試験場徳之島支場の協力を得まして、バイオ技術を用いました大量種苗増殖技術を確立しつつありますが、この技術で生産されますバイオ苗は健全で増殖率が高く、種苗用面積が従来の三分の一程度に節約できるという特徴がございます。
協議会では、学校との連携のもとに農業担当教員、普及員、市町村、農協の職員が一丸となって、地域農業者の協力も得ながら農業高校生に対する在宅指導、先進農家研修、バイオ苗の増殖等のプロジェクト研究への協力、農家実習の受け入れなど諸活動を実施をいたしております。