広島県議会 2018-02-03 平成30年2月定例会(第3日) 本文
核兵器禁止条約の採択、核兵器廃絶国際キャンペーン──ICANのノーベル平和賞授賞など、核兵器の使用を正当化しようとする論理に明確に反対する世界の動きがあることです。今、このような状況下だからこそ、核軍縮の世論を喚起するためにも、被爆県広島の果たす役割は大きいと思います。
核兵器禁止条約の採択、核兵器廃絶国際キャンペーン──ICANのノーベル平和賞授賞など、核兵器の使用を正当化しようとする論理に明確に反対する世界の動きがあることです。今、このような状況下だからこそ、核軍縮の世論を喚起するためにも、被爆県広島の果たす役割は大きいと思います。
平成二十三年十月の国際平和拠点ひろしま構想の提言以降、一昨年、当時のオバマ大統領の広島訪問、昨年の国連における核兵器禁止条約の採択、その実現に貢献したNGO核兵器廃絶国際キャンペーン──ICANのノーベル平和賞受賞など、核兵器廃絶に向けた大きなうねりが起こってきました。
オバマ大統領はそれらを評価され、ノーベル平和賞も授与されました。 通常兵器の戦力でアメリカに大きく劣るロシアも小型戦術核を多数配備し、核兵器の使用条件の緩和に着手しています。戦術核をめぐって米ロの間で核軍拡競争になりかねない状況です。
今回のICANのノーベル平和賞の受賞ということもそうだったと思います。そういうふうに人々が連帯をして、そして、平和というものを目指そう、そういうことについては、国際的な普遍的価値として国連憲章にも盛り込まれた大きな価値観、人類の恒久的な大義というものがあるだろうと思います。 これについては、そういうようなことでの署名運動でございまして、自発的な意思で参加するのが最もよいことだと思います。
昨年十二月十日、オスロで行われた核兵器廃絶国際キャンペーンICANへのノーベル平和賞授賞式で被爆者のサーロー節子さんが行った演説に、次のようなくだりがあります。 責任ある指導者であれば、必ずやこの条約に署名するに違いありません。署名を拒否すれば歴史の厳しい審判を受けることになるでしょう。彼らの振る舞いは大量虐殺につながるのだという現実を抽象的な理論が覆い隠すことはもはやありません。
昨年十二月、国際NGO、ICANがノーベル平和賞を受賞。NHKは、 メンバーたちは、二十代から三十代の世界の若者たち が中心。四年前、核兵器の非人道性について話し合う国 際会議に参加したメンバーは、核兵器を法的に禁止する ために、インターネットやSNSを駆使して、世界中の NGOと連携し、条約に賛同する国を少しずつふやして いった。
昨年十月、核兵器禁止条約の採択に尽力した広島、長崎の被爆者が参加するNGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に対し、ノーベル平和賞が授与されました。この受賞の意義は唯一の戦争被爆国である日本を初め世界の国々とその市民社会に、核兵器廃絶に向けた市民の努力を、更に採択された核兵器禁止条約を応援していこう、前に進めようと行動を促すメッセージだと受けとめたいと思います。
私は、予算決算特別委員会でも、ノーベル平和賞受賞式での被爆者サーロー節子さんのスピーチの一部を紹介しました。さらに紹介をいたしますと、ことし7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感きわまりました。かつて人類最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり核兵器の禁止を待ち望んできました。
先日、ノーベル平和賞、ノーベル文学賞が授与された。平和賞のほうは、核兵器禁止条約の採択への貢献が評価された国際的なNGOの連合体、核兵器廃絶国際キャンペーン──通称ICAN(アイキャン)と呼ばれているが、ノーベル平和賞の授賞式が行われた。文学賞は長崎生まれのイシグロカズオさんが受賞された。 広島で被爆したサーロー節子さんが「人類と核兵器は共存できない。
また,そのために貢献された核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞されました。まさに,世界は,核兵器禁止・廃絶に向けて大きく動いています。この動きをさらに前進させるため,ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々が,昨年4月,生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと,国際署名を呼びかけました。
さきに行われたノーベル平和賞の授賞式で、被爆者のサーロー節子さんは、核兵器は必要悪でなく絶対悪、私たちにとって、核兵器禁止条約は光ですと演説しました。この願いに応えるべく締結された条約に日本政府が背を向けていることは、唯一の戦争被爆国として大変悲しく、恥ずかしいことです。速やかな調印、批准に向けた手続きに入るよう強く求めます。よって、本請願の採択を主張します。 以上で私の反対討論を終わります。
10月6日、ことしのノーベル平和賞に、核兵器禁止条約成立に貢献したICAN--核兵器廃絶国際キャンペーンが選ばれました。ノーベル委員会は、核兵器がもたらす破滅的な結果を人々に気づかせ、条約で禁止しようと草分け的な努力をしてきたことを受賞理由としています。
一方、核兵器廃絶国際キャンペーン、ICANにノーベル平和賞が授与されたことは、唯一の被爆国日本にとって本当に喜ばしいことであります。 このような中、過去最多となる21万筆もの署名を携え、核兵器廃絶や世界平和の実現を国内外に訴える第20代の高校生平和大使の一人として国連等を訪れた本県代表の高校生が知事を訪問し、これまでの活動の報告をしたと聞きます。
昨年のオバマ大統領の歴史的な訪問後、核兵器禁止条約の採択やICANのノーベル平和賞受賞で核兵器廃絶の国際的な機運が高まる一方、核兵器国の一部は条約への反発を強め、核兵器国と非核兵器国との間の溝が深まっており、さらには北朝鮮の核兵器開発により朝鮮半島の緊張が高まっているところであります。
まず、昨日、核兵器禁止条約の制定に尽力されましたICAN──非政府組織核兵器廃絶国際キャンペーンがノーベル平和賞を受賞されました。被爆地広島で活動する議員として心よりお祝いを申し上げます。 それでは、質問に戻りまして、先月、私が所属している平和推進・地域魅力向上対策特別委員会でベトナムの平和推進について調査を行いました。
──────────────────── 意見書案第5号 核兵器禁止条約への参加、批准を求める意見書 今年のノーベル平和賞授賞式では、広島で被爆したサーロー節子さんが、自らの 被爆の体験を語り、「広島と長崎で亡くなったすべての人々の存在を感じてほしい。 彼らの死を無駄にしてはなりません」「人類と核兵器は共存できません」「核兵器は 必要悪ではなく、絶対悪です」と訴えられた。
核兵器禁止条約の採択や国際NGO・ICANのノーベル平和賞受賞により核軍縮への国際的な機運が高まると同時に、核兵器国と非核兵器国との間の溝が深まる中、世界で最初の被爆地であるここ広島に、世界中から政府高官や軍縮問題の専門家、次代を担う若者が集い議論が行われたことは、大変意義深いことと考えております。
「不都合な真実」に出演され、世界各地で地球温暖化対策の必要性を訴えられているアル・ゴア元アメリカ副大統領、ノーベル平和賞も受賞され、立場に関係なく政治活動をされる真の政治家かと存じます。そのゴア氏が、「嵐は巨大化し、大量の水が街を襲う。これが地球温暖化だ。」と。そして、「人類の運命は人類によって定められる。未来の人類を救うんだ。」と訴え続けられております。
学校の必要性、これを強く世界に訴えて、ノーベル平和賞をとられた少女の言葉であります。そういう思いというものは世界中に通じるものであろうかと思います。別に学校の教科書だけで学ぶことが全てではないわけであります。 アインシュタインも言っていました。「学校で学んだことを全て忘れてしまったとしても、残っているもの、それこそが本当の教育である」と。
同条約の採択に尽力した核兵器廃絶国際キャンペーンICANは、その功績が評価され、ことしのノーベル平和賞に選ばれました。 ICANのノーベル平和賞受賞について、知事は十月十三日の会見で、核兵器の廃絶を目指していくということでは、願いとしては同じとコメントされました。それならば、なぜ、被爆者や多くの県民が賛同している核兵器廃絶を求めるヒバクシャ国際署名は拒否されるのでしょうか。