福岡県議会 2023-03-09 令和5年度 予算特別委員会 本文 開催日: 2023-03-09
一人っ子同士の結婚が珍しくなくなった今、夫と妻の親が同時に要介護となり、育児と介護、そして夫婦の両親の同時介護となるトリプルケアもあり得る時代に入っているわけであります。ダブルケアのさらなる問題点は、親の晩婚、晩産が増えて、世代を超えて子供に影響を及ぼしているという状況であります。 そこで質問であります。
一人っ子同士の結婚が珍しくなくなった今、夫と妻の親が同時に要介護となり、育児と介護、そして夫婦の両親の同時介護となるトリプルケアもあり得る時代に入っているわけであります。ダブルケアのさらなる問題点は、親の晩婚、晩産が増えて、世代を超えて子供に影響を及ぼしているという状況であります。 そこで質問であります。
しかし、そのほかに、子育てをしながら介護をするとか、いわゆるダブルケア、もしくはトリプルケアの問題もあります。もう一つ、今問題になっているのがヤングケアラーの問題ですね。なかなか難しい問題だということは認識しておりますが、ヤングケアラーの定義というのは、家庭の中に介護を要する人がおるときに、その生活支援といいましょうか、様々な支援をやる十八歳未満となっています。
おおむね30歳代までの若者ケアラー、障害や病気の兄弟姉妹のいる子、外国につながる子、子育てと介護を同時に行うダブルケア、トリプルケア、老老介護、遠方介護、夫婦ともに働きながら介護しているワーキングケアラーなど、家族介護者は多岐にわたります。その背景や抱える問題も複雑ですので、ケアラーが孤立したり精神的疲弊や生活困窮に陥るなど、それぞれに大きな負担を抱えています。
介護と子育てを同時に担うダブルケアやトリプルケア、子供たちが誰にも相談できないまま、介護や病気、障害がある家族を介護するヤングケアラー、虐待、孤独死などの課題の解決にしっかり取り組んでいかなくてはいけないと考えます。 コロナウイルス感染拡大により、ますます地域の中で孤立化している人が増えたのではないかと危惧をしています。
トリプルケアが必要な女性のように思います。ダブルケアに直面した場合に、離職したり、労働時間を減らすなど、就業への影響は男性よりも女性で大きいことが明らかになっております。 ダブルケアを担っている人に対しては、短時間勤務の選択や育児・介護休業を取得しやくするなど、職場における仕事と家庭の両立支援だけでなく、市町村等の地域における支援も重要であると思います。