石川県議会 1998-09-18 平成10年 9月第 4回定例会−09月18日-02号
県下にシルバー人材センターなどがありますが、年齢制限だけで決められない個人差がありますし、当然多様な生き方があってよいと思います。専門職による能力開発センターを兼ねた相談窓口をつくるべきだと思います。
県下にシルバー人材センターなどがありますが、年齢制限だけで決められない個人差がありますし、当然多様な生き方があってよいと思います。専門職による能力開発センターを兼ねた相談窓口をつくるべきだと思います。
そこで、高齢者の雇用についてでありますが、まず県下全市町村にシルバー人材センターが設けられているのかどうか。そして、企業側の求人状況、お年寄り側からすればお年寄りの求職希望状況など、その利用状況はいかがでしょうか。 そして、県としても委託業務などで積極的にお年寄りを雇用する考えがあるのかどうか。また、福祉面でベビーシッターなど、お年寄りを積極的に登用する考えはないか。
そのような人たちのためには、公の制度として既にシルバー人材センターがあって、それがかなり機能していることは事実です。しかし、そこでの仕事がシルバーセンターでしかできない職種であればよいのですが、そういうものは少なくて、民間の企業と競合するものがあります。例えば、ふすま張りや植木の手入れなど、シルバーがせっせと仕事をとると、それらを扱う民間の業者の仕事を奪うことになり、これも大変な問題であります。
例えば、ホームヘルパーや福祉施設の従事者に高齢者を積極的に採用することも一つの方法であり、また金沢市など県内四市町のシルバー人材センターでは老人介護サービスを行い、大変好評とのことであります。 さらに、他県では空き家などを活用したグループホームでお年寄りたちが助け合って生活を楽しんでいるとも聞きます。