福岡県議会 2021-12-08 令和3年12月定例会(第8日) 本文
このたび、米国のウィスコンシン州立大学は、北九州市、そしてアジア環境技術推進機構と協力して、先月十六日に、日本キャンパスの開設の可能性を調査するため、ウィスコンシン大学の学長ら一行が北九州市を訪れました。当大学は、ホテル、レストラン、旅行業界等への人材輩出に実績があり、このほど日本初進出の有力候補地である北九州市門司区を視察しました。
このたび、米国のウィスコンシン州立大学は、北九州市、そしてアジア環境技術推進機構と協力して、先月十六日に、日本キャンパスの開設の可能性を調査するため、ウィスコンシン大学の学長ら一行が北九州市を訪れました。当大学は、ホテル、レストラン、旅行業界等への人材輩出に実績があり、このほど日本初進出の有力候補地である北九州市門司区を視察しました。
氏は、畜産・酪農の学位を米国ウィスコンシン大学で取得し、農場を開設。農場でつくったラクレットは、1998年ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで最高賞を、スイスで開催された2004年第3回山のチーズオリンピックで「さくら」と命名するカマンベールチーズが金賞、グランプリを受賞しているのです。
ウィスコンシン大学の教授は、農家の子弟への講義の中で、「食料は武器だ。日本が標的である。直接食べる食料だけでなく、畜産物のえさが重要だ。日本で畜産が行われているように見えても、えさ、穀物をすべて米国から供給すれば、日本を完全にコントロールできる。これを世界に広げていくのが米国の戦略だ」と話されました。これが米国の食料戦略であり、日本の位置づけであります。
それからもう一つは、国際的に実際に連携と申しますか、今回のような―今度は共同研究ですけれども、私が大変誇らしく思いましたことは、前の年にウィスコンシン州のウィスコンシン大学へ行ったときに、大学の方のインキュベーションでバイオの研究をしていますが、ウィスコンシン州大学は、大学自体がアメリカの中で三つの指に入るほどのバイオ研究センターを持っています。