広島県議会 2022-12-04 令和4年12月定例会(第4日) 本文
本県においても、起業や新事業の開拓を目指す、イノベーション・ハブ・ひろしまCamps、カーボンリサイクル分野の推進、ひろしまサンドボックス事業など、産業振興の取組は他県にも引けを取らないと思いますので、成長産業創出に向け、引き続き頑張っていただきたいと思います。
本県においても、起業や新事業の開拓を目指す、イノベーション・ハブ・ひろしまCamps、カーボンリサイクル分野の推進、ひろしまサンドボックス事業など、産業振興の取組は他県にも引けを取らないと思いますので、成長産業創出に向け、引き続き頑張っていただきたいと思います。
そこで、デジタル技術で様々な課題解決や新たな価値を創出するオープンな実証実験を提供する取組として「ひろしまサンドボックス」事業を開始した。 「サンドボックス」とは、砂場で作ってはならし、作ってはならして、創作を繰り返すことにより新しいソリューションが生まれてくるとの考えから名付けたものである。
これらの取組により、ひろしまサンドボックス事業などを通じた県内外からの一千八百を超える企業、人材の集積のほか、四十社の企業が参画する、ものづくり産業のデジタル化を推進する産学官連携プロジェクトの創出、本格的な誘致活動を始めた平成二十八年度以降、五十社を超えるデジタル企業の誘致、取組を開始した約十年前から、医療関連分野においては、医療機器等の生産額が約四倍、環境分野においては、環境関連産業の売上高が約二倍
また、ひろしまサンドボックス事業と本社、研究開発機能等のオフィス誘致事業が相まって、平成三十年度以降、IT系企業を含め、移転、拡充した企業は四十社になるなど、地域雇用の拡大につながっているところであり、また、こうした企業がものづくりをはじめとした県内企業と連携を深めることにより、さらに地域経済の発展につながることが期待されます。
ひろしまサンドボックス事業についてですが、本事業は県内外の人材を広く活用し、様々な技術やアイデアが諸問題の解決に活用されているというものづくり県である広島県らしい事業と考えております。
新たな経済成長の分野では、イノベーションの創出に向けて、ひろしまサンドボックス事業に取り組み、現在九件の実証実験が進行するとともに、ひろしまサンドボックス協議会に県内外から九百者を超える方々に参加いただくなど、デジタル技術を活用したイノベーションの創出の土壌が育ちつつあります。
このうち、産業面におきましては、ひろしまサンドボックス事業で創出されたプラットホームを活用して、デジタルトランスフォーメーションの啓発を行ってまいります。 三つ目の柱は、地域社会におけるデジタル化の促進です。データ活用などにより分野を横断して効率的に生活の向上を目指すスマートシティーに代表される地域社会のデジタル化は、意義深いことと考えております。
いずれにしても、このAI、IoTを活用した地域の課題解決を目指すひろしまサンドボックス事業については、多額の予算が投じられているわけであります。引き続き、事業の適切な進行管理、評価を通じて、広島県のイノベーションがどんどん創出されるよう取り組んでいただきたいと思います。頑張ってください。
第四に、ひろしまサンドボックス事業については、目標を明確に提示するとともに、本県の行政課題の解決につながる取り組みとする必要があること。 また、企業や専門家でなくても参加しやすい事業の実施も検討すること。 このほか、広島南警察署の整備手法、広島港江波地区における土壌改良の必要性などについて問いただされたところであります。 以上、審査の概要を申し述べ、警察・商工労働委員会の報告といたします。